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CDプレーヤーから光ケーブルでMDに録音した場合と、PCからUSBケーブルでMDに録音した場合で音質は変わるのでしょうか。いくらデジタルといっても、PCから録音する方がわずかに落ちるような気がします。それはCDドライブの品質がかかわってくるからだと思うのです。CDプレーヤーは数万のスタンダードから、高級オーディオにいたっては数十万のものまであり、音質に明らかに差ができますよね。ひょっとしたら、音質を変える部分はアナログコンバーターの部分で、デジタル信号自体は変わらないから、PCの場合、音質に影響ないのでしょうか。

A 回答 (2件)

CD-デジタルケーブル-MDだと、MD本体がデータを圧縮して記録します。


PC-MDの場合、使用しているソフトがデータを圧縮して、MDにデータを転送します。

このデータ圧縮方法の違いが音に影響する可能性はありますが、なんともいえません。

いずれにしても、不可逆圧縮されるので、再生しても元のデータとは違った音(波形)になっています。
LP4モードで圧縮すると、圧縮率が高くなるのでさらに劣化します。

完全な音で聞きたいのであれば、WAVファイルが記録再生できて、高音質なオーディオ回路が内蔵された装置を使用し、同じく高音質なイヤホンなりを使う事です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/23 07:35

おもしろいテーマですね。



はっきり言ってしまえばこれは、物によりけりでしょうね。安物のCDプレーヤーより、パソコンの方が音質が良いかもしれませんからね。まあ、netMDのUSBならパソコンのCodecの性能にも依存しますから何とも言い難い。

ただ、音質が必ず一定になるという法則はデジタルでもないのですよ。何故かというと、信号の欠落はデジタルでも通信している以上は生じる可能性があり、干渉もあり得ます。

さらに、CDの場合はCDドライブそのものにアナログ系の回路があり決してオールデジタルの回路ではないということもある。

また、非接触光メディアの特性として、跳ね返った光の情報を読み取る精度も大事になる。接触しないということは、CD側のデータを読み取るピックアップの性能がデータの信頼性を決めたり、エラー訂正の利用率も決めることになります。

まだありますよ。

MDに転送する経路で、USB→SPDIF変換の場合なら、USBのデジタルデータがS/PDIFのデータを同じかというとそうではなくUSB内と光ケーブルやコアキシャルのS/PDIFケーブルに変換する変調部の性能が音質を左右することにもなる。

netMDのUSB転送なら既に回答したように、パソコンのCodec(圧縮/伸張プログラム)の性能の善し悪しで音質は変わります。

また、MDに記録するときも非接触型磁界変調方式です。
接触しないと言うことはMD記録装置の性能がどれだけ高いかで音質は変わります。

これは大まかな観点で人があまり考えない部分ですが、まだいっぱいありますよ。パソコンとCDプレーヤーでは通る経路もデータの扱い方も違い。特にPCは汎用性が高いため一概にどちらがとは言えませんが、どちらかが勝るとは言い難い。まあ高級オーディオは別としてですよ。

高級オーディオが考える観点は、大きな要素ではなく小さな要素の集まりです。
例えば、CDの偏心を踏まえたピックアップの設計やサーボの設計といったディスク読み取り部の設計を検討したり、振動や電流の流れにまで気を遣っているのが高級オーディオです。これは、アナログ的なデジタル機器の要素です。何故なら読み取るデータはデジタルですが、物理的に読み取る時のミスをどれだけ減らすかというアナログ的な発想に基づきます。

アナログの部分でも確かに違いますがデジタルの部分での差も絶対にないとは言えません。MDの場合は、圧縮がATRAC/ATRAC3/ATRAC3Plusのいずれかであるため圧縮、伸張するチップやソフトの性能によっても違いが出てきます。(ちなみに、ATRACシリーズは非可逆圧縮です)
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この回答へのお礼

大変詳しくありがとうございました。専門的な説明、とても参考になりました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/23 07:34

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