性格いい人が優勝

superior / inferior / senior / junior / prefer

これらの英単語は、「 〜より… 」という意味を表すのですが、なぜ than ではなく to を使うのでしょうか?

A 回答 (2件)

「senior」と「junior」はラテン語を由来とする比較級でそれぞれ「年上の」、「年下の」という意味です。


そして比較をする場合は「than」を使わずに「to」を使います。次はラテン語由来の比較級の例です。
 major(大きい方の) minor(小さい方の) superior(すぐれた)
 inferior(劣った) prior(前の)  posterior(後ろの)

 He is five years senior to me.
 (彼は私よりも5歳年上です。)
 She is junior to me.(彼女は私よりも年下です。)
 You are superior to me.(あなたは私よりも優れています。)
 I am inferior to him.(私は彼よりも劣っています。)
 The constitution is prior to all other laws.
 (憲法は他の全ての法律に優先します。)

「prefer」も「~のほうを好む」という比較の意味を持つラテン語由来の語です。
けれども、これは形容詞でも副詞でもなく「動詞」です。
 また、比較の意味を含んでいるので同じ「好む」という意味の「like」とは感じが違います。そして比較をする場合は「1」と同じで「to」を使います。

 I prefer tea to coffee.(私はコーヒーよりもお茶のほうが好きです。)
 I prefer a fountain pen to a ball-point pen.
 (ボールペンよりも万年筆が好きです。)

ところで、上の文は比較の対象に「名詞」をおいていますが「動詞」をおくこともできます。
その場合は「to不定詞」を「prefer」に続けますが、その後の2つ目の「to」にはそのまま動詞を続けることができません。そこで後の「to」にも動詞を続けるためにはかわりに「rather than」を「to」の前におきます。
 I prefer to stay here rather than to go there.
 (そこに行くよりもここにいたい。)
 I prefer to watch TV rather than to study.
 (勉強をするよりもテレビを見たい。)

http://www.englishcafe.jp/english2nd/day31.html
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この回答へのお礼

わかりました!ありがとうございます!

お礼日時:2017/06/16 21:02

ラテン語系比較級としておなじみの単語ですが、


本来のラテン語では比較級でも、英語としては比較級ではないのです。

ただし、意味的には比較級的な「勝って、劣って、年下で」などであり、
to ~「~に対して」という表現で、
結果的に better than とか、younger than という比較級と同じような意味になります。

英語で比較級というのなら、原級があるはず、
実際にはなく、比較級だけ英語になって、
英語としてはこの単語で原級としかいいようがありません。

ただ、意味的には比較級のような意味。

比較級じゃないから than ~とはなりません。

こういう前置詞 to は compare などとも相性がいいですし、
イギリス英語では different to(アメリカ英語では different than、
一般的には different from)にも表れています。
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この回答へのお礼

なるほど!納得です!ありがとうございます!

お礼日時:2017/06/16 21:01

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