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 熱帯雨林の破壊が進行して、そのことが地球温暖化に影響を与えていますが、その、影響について水収支的観点から教えてください。また、このことについて詳しく載っている本などがございましたら、教えてください。
 

A 回答 (2件)

地球温暖化の原因は、石油などの化石燃料の消費です。



量から言えば、熱帯雨林が減った量より石油の消費の方が桁違いに多い。

熱帯雨林が二酸化炭素を吸収する、ということはありますが、生長する樹木はそれだけ二酸化炭素を有機物に変えているのですが、森全体でみれば、一方で成長する樹木も有れば、一方で動物や微生物に分解されるものもあるので、安定した森林では効果を期待できません。

水も、赤道直下の熱帯地方では上昇気流で雨が多く、その続きの中緯度では乾燥地帯になるという構図は変わらないと思います。

同じ量の雨が降っても、洪水になったりするかどうかという人間の側の問題はあります。
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自分は水収支関連の仕事をしています。

この質問が目に留まって、面白そうなのでちょっと考えてみました。

僕は温暖化についてきっちり理解しているわけではないので自信はないんですが、基本的に地球温暖化というのは化石燃料の使用過多による温室効果ガスの増大が原因ですよね。熱帯雨林の破壊も、例えば焼畑とか、樹木として固定されていた炭素が大気中に放出してしまうので温暖化に影響を与えているということですね。

それで水収支的観点からということだけど、地球全体を通年で見ると、温暖化と水収支は関係ない気がします。地球全体の年間降水量や蒸発量なんかはそれほど温暖化の影響は受けないんじゃないかと思います。

地球温暖化がもたらす水収支問題といえばやっぱり局地的な問題でしょう。

地域の水収支を考える上では、水資源需要と供給の両方の面で、3つのことが大事です。

(1)場所:どこで水需要があるか。どこで水供給があるか。
(2)量:どれだけの水が必要とされているか、また供給されているか
(3)タイミング:いつ、水需要/供給があるか。

何故だかはしらないけど、温暖化は地球規模での気候の変化をもたらすので、降雨パターンも不安定になって、地域によって雨が降りすぎたり、降らなさすぎたり、異常気象を引き起こすようです。

降水は水資源供給量の大きな部分を担っているので、降りすぎても、降らなすぎても、また違う時期に降っても、上にあげた水需要-供給バランスに関わる大事な要素が狂います。
農業をとっても、いつも夏に雨が降るはずが、全然降らずに冬にドバッと降られても困りますね。

詳しく載ってる本なんかは残念ながら知りません。
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