大学で放射線(X線)を取り扱う時があるのですが、以前から不思議に思っていたことがあるので、どうか教えてください。よく、X線をラットに照射してガンを作り出すという話を聞くのですが、もしも誤って人間がX線を触ってしまったらどうなるのだでしょう?・・・やけどのようになると聞いたこともあるのですが・・・。私の考えでは、ラットには長時間同じ場所に照射して、細胞が回復する間を与えないだけであって、瞬間的にX線をあびせるだけではなにも起こらないのではないか・・・と思っています。以前X線装置を取り付けにきてくれた業者さんの方は、X線に触れるとやけどのようになってしまうけど放射能物質と違って、X線は通過したら終わりだから、その細胞は死んでしまっても周りの細胞がある限り回復してくれるよ、というような話を聞いたような覚えがあります。実際にX線に触れてしまった場合はどのようになってしまうのでしょうか?瞬間的に触れるのと、そうでない場合、自覚症状などが出てくるのか・・・?よろしくお願いします。

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A 回答 (6件)

人間もラットと同じことになります。



放射線の影響は、浴びた量に応じたDNAの変性が起こることによります。
ですから、一瞬でも、浴びたら浴びただけのDNA変性を起こします。

その変性を受けた部分が細胞の自己修復機能を上回ったとき、細胞が癌化したり死んだりするわけです。

放射性物質と放射線の違いは、放射性物質は、長く放射線を出し続けるので、浴びた場合は、早くその物質を取り除かなければずっと放射線を浴び続けることになるという違いがあります。ですから被爆総量は放射性物質を浴びた方がはるかに多くなります。

瞬間でも強いX線を浴びれば同じです。ですから放射線被爆には被爆総量が重要です。

また、X線、ガンマ線は電磁波ですが、放射性物質から出る、アルファ線、ベータ線は、粒子線なので、照射物質の表面に大きな打撃を与えるという作用の違いがあります。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。自分はX線を主に使用しているのですが、もしも触れてしまったらという不安といつも隣り合わせです。触れてしまった場合は、細胞が癌化したり死んだりするということですが、その場合は自覚症状・外傷としては確認できないものだと考えるべきですか?もしそうならば自分が触れたかどうかを知りたい場合の手がかりというものは無いのでしょうか?定期検診をしていますが、手などに被曝した場合は見つけようがないと思うのですが・・・・・変な質問ですみません・・・

お礼日時:2001/07/04 18:47

>やけどのような状態になることがあるということですか?


そうです。火傷のようですか.場合によると赤い班点が出る場合もあります。今は使われているかどうか知りませんが.昔は癌患者に対して皮膚炎が発生する程度の強い放射線照射をしていた頃があります。1970年代以前の癌放射線治療の報告を探すと.出ているかもしれません。
>自覚症状のないまま癌になっていたなんて嫌ですからね・・・
x線の場合に皮膚癌が多い(軟X線使用の為に皮膚吸収が多い)時は.皮膚にそれなりの様子が見られますけど.多くの場合には白血病ですから.気がついたらば血球数が減っていた.気がついたら癌だった.という調子で.特に自覚症状はないようです。
又.放射性廃棄物の分析をしていた人の場合(昔のことですから.髪の毛が抜ける程度の強い放射性物質を手袋程度の防護装置で.普通の実験室で分析していたようです。)には.疲労感と白血球の低下だけだったとか聞いています。疲労感は.自覚症状になりますか?。
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こんにちは。

お礼を見てまた来ました。

私は実は病院で検査をする臨床検査技師という人です。
放射性物質を扱う検査なんかもあるので、そういう方面のお話をします。

おっしゃるような手の被爆を検出、計量する時には、私たちは、フィルムバッジを指輪状にしたもの、フィルムリングといいますが、これを使用することを義務づけられています。フィルムバッジと同じルートで入手できるはずですから、気になるのでしたら、これをお勧めします。

ちなみに、私は普段でも白血球が3000しかないので、放射性物質を使った検査はさせてもらえません。(ToT)

参考URL:http://kaihoken.tokai.jaeri.go.jp/radiation/Chap …
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます!やはり専門家の方の御意見は説得力がありますね。早速教えていただいたページを見てみました。フィルムバッジだけではなく、とても勉強になるページでした。本当にありがとうございました。テキストやホームページには「何ミリシーベルトあびると○○だ」というような書き方をしてあるだけで、部分的な被曝についてはあまり書かれていないので、余計不安がつのってしまっていました。被曝すると癌や白血病になる可能性がでてくると書いてあるテキストを見たことがありますが、癌は主に臓器に、白血病は骨髄に被曝をした場合と考えて良いのでしょうか?色々質問が拡がってしまいすみません。ぜひ御助言よろしくお願いします!

お礼日時:2001/07/07 02:27

波長によって多少異なりますが.強いビーム状のX線に触った場合には.該当部位の皮膚が溶けてきます。

特に.フィルムバッチが検出限界以下で.皮膚が溶けてきたなんて経験者もいます。

現在の放射線の制限は色々な改正を経ています。最初の制限は.皮膚が溶けなければ良い程度です。その後.発癌性を押さえるように低くして.更に年月が経ってから発癌性が現れるので.1960年代に今の制限になりました。ただ.1970年代以降の放射線関連の制限を知りません。
今は.昔のように皮膚が溶けるような条件で作業することもありませんので.発癌性や奇形性だけが問題になっています。
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この回答へのお礼

 普通では聞けない貴重なお話ありがとうございました。皮膚が溶けるなんて聞いただけでもゾッとします。でもそういう経験から現在の私たちの放射線についての知識が得られると思うと何だか複雑な気持ちになります。皮膚が溶けなければ良い程度・・・というのはピンとこないのですが、やけどのような状態になることがあるということですか?X線を使用しているので、(もちろん大丈夫だとは思いますが・・・)癌ということも不安で仕方ありません。もしも事故で触ってしまったとしたらそこがやけどのようになってくれれば分かりやすいのに・・・と考えたこともあります。自覚症状のないまま癌になっていたなんて嫌ですからね・・・

お礼日時:2001/07/07 02:33

 X線は電離放射線。

細胞内でフリーラジカルを発生させ、これがDNAを切ります。DNAは修復酵素で修理されるんですが、あまりずたずたになると修復不能になって細胞が死ぬ(ネクローシス)、おかしくなっちゃったのを細胞が「自覚」して自殺する(アポトーシス)、おかしくなっちゃって異常増殖を始める(癌化)などが起こります。被曝線量が小さいうちはあんまり怖くないんですけど、局所に集中して浴びたり(危ないレベルに来ると皮膚が炎症を起こしたり脱毛します)、短期間に繰り返し浴びたり、X線に弱い組織(角膜など)や生殖腺に被曝するのは危険ですね。

施設内にX線作業主任者が居るはずです。本来その方が防護の基礎知識を周知し、管理するんでなきゃ、おかしいはずですけどね?
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この回答へのお礼

 しっかり講習も行い、健康診断も行なっています。質問の仕方がおかしかったと反省しております。すみませんでした・・・どうなるのだろう?と思い、質問させていただきました。でも正直ここまで細かい細胞の動きなどは講習でも教わりませんでした・・・勉強になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2001/07/07 02:36

放射線源・放射性物質を取り扱う人は必ず放射線業務従事者講習・実習を受けて放射線業務従事者手帳を交付してもらい、毎年更新のときにも講習を受けると思いますがこういった類のものは受けていらっしゃるでしょうか?


もし受けているのでしたらそのときのテキストにこれこれこういう放射線をどれだけ浴びたらこういう症状があらわれるよ、といったことがいっぱい書いてあって講習でも耳にたこができるほど聞かされるかと思います。
もし受けていないもしくは形式的に受けたことにしてしまっているというのでしたら貴大学のシステムに問題があると思います。確認されることをお勧めします。

ちなみに手に被爆をする可能性の高い作業をする人の被爆量を測定するためには指輪型のフィルムバッジなどがあったと思います。
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この回答へのお礼

すみませんでした。ちょっと質問の仕方がおかしかったかもしれません。もちろん講習は受けており、手帳の交付・健康診断も受けています。しかし、テキストには、どれくらいの量をあびたら・・・ということは書いてあっても、部分的に受けた場合についてはどのようになるのかが書いてないので、どのように考えたらよいのだろう?という疑問のもとで投稿させていただきました。例えばテキストには「これだけ受けたら吐き気や頭痛がする」と書いてあっても、それは全身にそれだけあびたならば納得できますが、もしも、指先だけに同量受けた場合もはたして吐き気や頭痛などの症状が出るのか?という意味を踏まえた質問だったのです・・・自分の疑問を読み返してもそのようにとるのは難しいですね。わかりにくい質問ですみませんでした。はたして指先に受けてしまった場合は自覚症状などあるのでしょうか・・・?

お礼日時:2001/07/04 22:18

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webで下記のページの(1.8.5)式に強度計算式がのっています。
http://66.102.7.104/search?q=cache:7n5U49JEdXAJ:www.nihonkai.com/higata/data/X-ray.pdf+%E5%9B%9E%E6%8A%98++lorentz+%E5%BC%B7%E5%BA%A6+%E7%B5%90%E6%99%B6&hl=ja&client=firefox-a
これを用いて計算すると、入射X線に対して出射X線強度が、1/10E25となってしまいます。私の経験上1/10程度の強度だと思うのですが。

また化学同人「これならわかるX線結晶解析」安岡則武著のp48に従って計算してみると入射X線強度が10E9倍になってしまいます(物理としておかしい)。

オーダーでよいので、算出例などを示して説明してくださるとうれしいです。また数式の載っているサイトや参考文献などありましたら教えてくださるようお願いいたします。

X線を用いた場合の、結晶からの回折強度を計算したいと思っております。ラウエの式は入射X線強度が含まれていないので、絶対値を知ることが出来ず、回折強度の相対値だけ求められます。私が知りたいのは入射X線に対する回折強度です。

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すみません。A No.4(=A No.5)です。

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ここからの計算は「2パルス(=0.02Sec)で300μSv」と勝手に数値を置いたものです。
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「X線は直接原子を電離」がよく考えると分かりませんね…間接なのに直接?「圧倒的に多い」だから出来る(でも圧倒的に多い?)

うう…よろしくお願い致しますTT
何かこう…奥歯に物が詰まったような物言いに聞こえる…

Aベストアンサー

まず、回答のなかで、「X線は…二次電子を出す。」これはX線が電離作用を持っていることを具体的に書いてます。

あとは、電離放射線のうち、直接電離放射線と間接電離放射線の定義に関する問題ですね。

直接電離放射線は、
1. 放射線(各種粒子、電磁波)のなかの、
2. 電子などの電荷をもったもの(荷電粒子線)で、
3. 気体分子を電離させるだけの エネルギーをもっているもの
を呼びます。
X線は電磁波ですので、いくら高エネルギーでも直接電離放射線には分類されません。

次に、間接放射線。
これは、
a. 放射線のなかの、
b. 荷電粒子線でないもの(中性子線、電磁波など)で、
c. 原子(だったかな?)を電離させて二次的に荷電粒子線を発生させて、
d. この二次的な荷電粒子線が気体を電離させるだけのエネルギーをもってるもの
です。cで原子を電離させるだけのエネルギーをもっていることが必要になります。

回答の文章をちょいと書き換えると
「X線(電磁波なので上記b)はコンプトン効果や光電効果などを通して二次電子を出す(上記c)。これら二次電子が気体を電離する(二次電離、上記d)ので、間接電離放射線という」
となります。

まず、回答のなかで、「X線は…二次電子を出す。」これはX線が電離作用を持っていることを具体的に書いてます。

あとは、電離放射線のうち、直接電離放射線と間接電離放射線の定義に関する問題ですね。

直接電離放射線は、
1. 放射線(各種粒子、電磁波)のなかの、
2. 電子などの電荷をもったもの(荷電粒子線)で、
3. 気体分子を電離させるだけの エネルギーをもっているもの
を呼びます。
X線は電磁波ですので、いくら高エネルギーでも直接電離放射線には分類されません。

次に、間接放射線。
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