アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

空を垣間見ることのできる公案があります。
チャレンジしてみたいと思う方は是非チャレンジしてみて下さい。

とある禅師による公案

とある禅寺の床の間に、刀が一本、飾られていた。ところがそれはひどくひん曲がっている。訪れた貴方が和尚に、あれは何ですか?と尋ねると、和尚は一言。
「それを鞘に納めてみなさい」
なるほど、これが禅問答か。と、思い、貴方は考えた。
貴方は何と答えますか?
答えは一度きり。

以下、行間少し離してヒントを書きます。ヒント不要の方は見ずに考えて見てください。
解けた時、貴方は空を垣間見ることでしょう。答え合わせは後日致します。答えを聞いただけでは解けませんが、つまり感動はしないですが、考えて答えられなかった人が、答えを聞いて、雰囲気を察知することはできるかも知れません。しばらくして回答が一件もつかなかった場合は、答えは記さないで、質問を放置します。
追記。解けたら嬉しさはあるけど、別に偉くはなりません。













ヒント
・論理の積み重ねやその延長では解けない。
・でも、IQは関係しているかも知れない。
・答えが無いのではない。
・答えは明確な文章表現が可能である。
・無理やりな答えは答えとはならない。
(個人的な印象として、100人いれば1人、2人は解けるんじゃないかと思います。)

質問者からの補足コメント

  • チャレンジしようと思う方へ。
    公案は、真剣にならないと解けないと思います。
    因みに、私はこれを解くのに一週間ほどかかりました。

      補足日時:2020/05/28 01:18
  • あまりにも皆さんの回答がスカスカなので、和尚が一旦コメントするそうです^_^;
    以下和尚のコメント。敬称略。
    no.2 出たら目じゃの。
    no.3 君は漢字辞典でも作りに来たのかね?
    no.4 君の耳は嘘つきの様じゃの。
    no.5 ほう、ではそなた、抜いて見せてくれ。(因みに、何ですか?の、何とは曲がった刀のことです。その曲がった刀を鞘に納めてみよと、和尚は仰ったのですね)
    no.6 筋違いもええとこじゃの。
    no.7 捨てるくらいなら貰ってやろうか?
    no.8 へそ曲がりの様じゃの。
    no.10 お主、何しにここへ来た?
    no.12 ほう、ではその心の鞘とやらに納めて見せてくれんかの?

    つづく

      補足日時:2020/05/28 23:52
  • つづき

    no.13 「ほれ、これが鞘じゃ。」貴方は鞘を手に取って見たが、普通の鞘であった。「どうじゃ、納まったかね?」貴方「刀の方を矯正します。」和尚「では、出直して来なさい。」
    no.14 「見ての通り、刀じゃ。ちいと曲がっておるがの。」
    no.15 「小僧、不用意に触るでない。危ないぞ。・・・失礼したな、ご客人よ。では、答えてみなされ。」
    no.16 君はオウムかね?
    no.17 ウンチクはそれでお終いかね?
    no.18 鞘はあるんじゃが。
    no.19 御高説ありがとう。で、刀は鞘に納まったのかね?
    no.20 何か君に重大な落ち度でもあったのかね?それとも音をあげたのかね?
    no.21 お手数なことだ。
    no.22 なんだかわしも眠くなって来たわい。
    no.23 鞘(普通の鞘)は目の前に置いてあるじゃろうが。

      補足日時:2020/05/28 23:56
  • ヒントの補足をいたします。
    ・答えは明確な文章表現が可能である。物語調でも、一言でも良いが、要はその中に解が含まれていればOKです。

      補足日時:2020/05/31 01:14
  • 6月5日に締め切りを予定しておりましたが、2日短縮して、6月3日の夜に締め切る事にしました^_^
    どうぞよろしくお願いします。

      補足日時:2020/06/01 00:07
  • 皆さま、ご思案ありがとうございました^^
    以下に解答例を示します。もし、自力で解きたい方は、読まないことをお勧めいたします。というのも、他人から答えを聞き知ってしまったあとでは、公案は二度と解けなくなるからです。カンニングして、知恵の輪を解いても、感動しないようなものです。しかしながら、一生懸命に考えた方は、なんとなく雰囲気はつかめるかもしれません。では。

      補足日時:2020/06/03 21:41
  • 解答例:

     私が考え始めてから幾時が経っただろう。和尚は、「一生ここにいるつもりかね?」と言い残し、とっくに部屋から出て行ってしまわれた。だが私は考えた。そして、カラスの声も聞こえぬまま、日もすっかり沈み、更に時が経った頃、ついに私は雷光を得た。そして和尚のところへ行き、こう言った。
    「ならば抜け。」
    それに対し和尚は、一呼吸置いて、
    「では、朝飯にするかの。」と言われた。
    私は、朝飯?今は夜、、、と言いかけて、ハッとした。そして、
    「いただきます。」と言うと、和尚は、「来なさい」と仰った。
     こうして私は入門生となったのである。
     あの時食べた、一杯の茶漬けと漬物の味は今でも憶えている。

      補足日時:2020/06/03 21:43
  • さて、皆さんいかがでしたでしょうか^^
    解答例は僅か五文字となりましたが、同じことを言っていれば字数は多くてもOKです。解けた人は、基本的に同じ解にたどり着くはずです。質問は、23:00頃に締め切ります。
    皆さま、ありがとうございました^^

      補足日時:2020/06/03 21:46

A 回答 (67件中1~10件)

真逆の展開でした。

和尚さんは善人でした。とても面白かったです。頭の体操になりました。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

良かったです^_^
和尚もどことなく笑顔になっているようです。
ありがとうございました。

お礼日時:2020/06/03 22:57

ああ、ブラジュさんの言われるように、この和尚こそが悪の権化であり、刀の持ち主。

刀が歪んでしまうほど人を地獄に陥れてきた人物だった。刀が歪むほど人を斬ったから、悔い改めて僧侶となったが、形だけで本質は変えようがない。魂の葛藤を、和尚となった罪人は常に抱えていたのだ。そして覚悟を決めていた。今度、ここを訪れた者によって自分が葬られようと。この歪んでしまった刀を元通りにするには、自分がこれで斬られる以外にない。そう覚悟を決めていた。それで訪れた客人に禅問答を仕掛けた。答えは一度きり。つまり、一度斬り、ということでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

答えは一度きり、という文言を、”斬り”に捉える人がほかにもおられましたが、そういう意図はありません^^
単純に、一度きりの方が、渾身の解答を得られるかと思ったから、そのように書きました。
空想に耽って、正面から問いを受け止められない方も少なくないですね。

お礼日時:2020/06/03 22:32

これは、回答をだしてすぐにしめちゃうんですか ?


希望としては、回答後のみんなの意見聞いてみたいんですよね。

どう思うかなどなど、色々聞いてみたいですが。

回答後、1 日程度放置はダメですか ?
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご提案ありがとうございます^^
 この件については私もどうしようか迷っています。その後の意見を集めることが、皆さまの道に歩みに貢献するかどうか?ということです。ともすれば、禅など下らない、公案など下らない、悟りなんて存在しない、ほら、多くの人がそう思ってるじゃないか、そのように思われてしまっては、そのように思った人の可能性を一つ、潰すことになるからです。

 しかし、解答例を示した後、皆さまその解答例について色々と思うところがあると思います。
ふむとか、あぁとか思う方もおれば、意味わかんねえとか、ポカーンとか、大したことないとか、思う方もあろうと思います。
説明が聞きたいと。しかし、公案の解において、言語で説明できることは基本的にありません。それは言語を超えたところより導いた答えだからです。

 公案で重要なのは、公案に取り組んだ人に、”それ”が起こるかどうかの一点につきます。それが起これば解けたのです。起こらなかったらまだ解けていないのです。”それ”を禅では見性と言います。或いは、小悟とか大悟とか、悟りとか、様々呼び方はありますが、呼び方は重要ではありません。”それ”が起こった時の、特殊な感覚、感動を味わったかどうかが全てです。その意味で、公案は体得する知で在って、見聞きして学ぶ知ではありません。
解答例を見聞きして、その解答例について思案しても、特に意味は生じ無いでしょう。
他人から答えを聞き知った知恵の輪が、もう死んでいるのと同じように、答えを聞いた後では、その公案の効力は失われます。

 ですので、自力で解きたい方は、これから上げる解答例を読まないことをお勧めいたします。
しかしそれでも、公案の意味や、なぜ解がそうなるのかを知りたいと言う方がおられるやもしれません。
その言語を超えたものを表現するのは何も無いということを、どうしても言語的に知りたいと言う方が出るかもしれません。
そのような方々は、今後のご自身の求道において、それを明らかにすることをお勧めいたします。
それを知った時に、この公案を振り返って、あぁ、と思う事でしょう。

 ご提案いただきましたが、今回のQA(禅問答)の感想については、特に募集はしないことにします。ですが、締め切るのは23:00頃と致します。解答例を読んだ後に、こんな答えを思いついた!とかがもしあれば、ご投稿ください^^

お礼日時:2020/06/03 21:00

鞘に入れてみよ



 はい。
和尚様、ご教授を…
    • good
    • 1
この回答へのお礼

補足欄に解答例を示しますね。
ご思案ありがとうございました^^

お礼日時:2020/06/03 21:00

補足



無分別智=空は、即非の論理で表わすことができます。
「Aは非Aにして、ゆえにAといわれる」・「Aは非Aであり、それによってまさにAである」
私達がAを認識できるのは、非Aがあるからだ。ということです。
「色即是空、空即是色」

※非Aとは、Aでない貴方の意識に浮かんだものです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました^^
和尚からコメントがあるようです。

和尚「それで?」

お礼日時:2020/06/03 21:34

>小坊主さんの助言で、


「和尚、そこにある刀の鞘をお持ちいただいたら、私が鞘に納めましょう。」

これは、屏風の絵の虎を捕まえてみなさいと同じです。
「和尚、屏風の虎を出していただけたら、私が捕らえてみせましょう。」

これも、円相にも関係しています。

>次に、〇=円相に付いて説明いたします。

円は、諸行無常の世界を表わしています。
自分の世界の円を描きましょう。

では、家の中に丸い窓があるとします。
窓の中から見える外の景色は、日々移り変わります。=諸行無常
そして、窓の無い所は見えません。

普段私達は、見える所を有、見えないところを無として認識しています。=分別知

しかし、見える所は有、見えないところは非有であるのが現実世界です。=無分別智

無分別智=空は、即非の論理で表わすことができます。
「Aは非Aにして、ゆえにAといわれる」・「Aは非Aであり、それによってまさにAである」
私達がAを認識できるのは、非Aがあるからだ。ということです。
「色即是空、空即是色」

このことが、空とは、Aと非A(有と非有)が同時に存在することを証明しています。
実は、完全な有=1も無=0も存在するとしても、一瞬のことです。
本当は、(1に近い有)と(それでない有)なのです。=無自性

私達は普段、有は有であり、無は無であるとでしか認識できません。=分別知
人の認識では、その量で、有か無を判断しています。
現実は、空=無自性なのです。=無分別智

>円相では、

私は、深呼吸をして目を閉じた、五感で感じることを止めた。
そこは、何も感じられない世界であった。
和尚の言葉「それを鞘に納めてみなさい」という言葉に意識を集めると、非「それを鞘に納めてみなさい」が現れた。
なるほど、「それを鞘に納めてみなさいは鞘に納めていないであり、それによってまさにそれを鞘に納めてみなさいである。」
同じように、「それ」に意識を集めると、非「それ」が現れた。
なるほど、「それとはそれでないであり、それによってまさにそれである。」
ゆっくりと目を開けると、和尚の顔があった。

「和尚、それを鞘に納めてみなさいは鞘に納めていないであり、それによってまさに鞘におさめてみなさいである。」なのですね。

※無分別智=空は、即非の論理で表わすことができます。
「Aは非Aにして、ゆえにAといわれる」・「Aは非Aであり、それによってまさにAである」

即非の論理で、
「苦とは苦でないであり、それによってまさに苦である。」
人によって、何が苦なのかは違いますから、
苦とは、私達が創り出した苦という概念の認識=言葉なのかもしれません。

また、恐怖とは、死なないための感情である。
感情とは、人間が生きるために必要なものなのでしょう。
これが、感じる世界の一面です。

人が創り出した言葉による固定観念にとらわれてはいけない、自由に生きよ。
固定観念から離れて日々穏やかに生きる、涅槃静寂の境地こそが、お釈迦様は良いと悟られたのかもしれませんね。

お釈迦様は、人は諸行無常の世界を五感でしか感じられないので、縁起と知彗で心の問題を解決することができる。と考えられた。
これがお釈迦様の悟りだと、私は思いますよ。

円相では、
私達は、世界は常に移り変わっているのは分かります。でも、自分の心の状態で、同じ景色でも違うように観える事には気が付かないものなのです。
だから、対機説法でしか答えを、語れなかったのです。

※無自性

niḥsvabhāva निःस्वभाव (skt.)
 それ自身で孤立的に存在する本体もしくは独立している実体を「自性」といい、それを否定して「無自性」が説かれる。
 自性を立てて「法」(dharma)の体系を確立した説一切有部に対し、龍樹は主著『中論』において、相依(そうえ)・相待(そうたい)の縁起説を新たに展開し、その理論により自性を根底から覆して無自性を徹底させ、ここに自由で広大な「空」のありかたが浸透する。
 「無自性 = 空」は、実体的な思考を排除すると同時に、いっさいのとらわれのない悟りの境地を如実に示す。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

上の解答にお礼をしますね^^

お礼日時:2020/06/03 21:34

キャラウェイシードさんに 物申す。



◆ (№59) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・和尚はそれを察して一言。「それを鞘に納めてみなさい」

私は言った。「鞘に納めたところで歪んでしまったものは元に戻
らない。和尚。その刀でわたくしをお斬りください」
・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆ これは 和尚さんに失礼です。

なぜなら 和尚こそがその魂が《刀のごとく歪んでしまっている》
のだからです。

むやみに青コーナーに追い詰めてはいけません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ふふ、ギブアップですか^^

お礼日時:2020/06/03 21:31

元の鞘には戻りません。

    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^
和尚からコメントがあるようです。

和尚「諦めるのかね?」

お礼日時:2020/06/03 21:29

面倒な話をあれやこれや長文でコメントしている人が居るのに驚きました。



刀が曲がっているなら鞘には入らないでしょ?
鞘に入るのであれば、見ている人の目が歪んでいるだけです。

こんなのに時間をかけて回答する問題ではありません。
だから、鞘に入れて見れば解ると言っただけです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

えーと、天国さんは過去にもご回答いただいていたのでしょうか?すみません、遡ってみても見つけられなくて^^;
ご回答をありがとうございます。
和尚からコメントがあるようです。

和尚「触ってみなさい。曲がっとるじゃろ?」

お礼日時:2020/06/03 21:26

正解不正解に関わらず、最近私が思うことと、この禅問答が重なって感じられたので回答させていただきます。



刀が一本、飾られていた。刀は禅寺の静かな床の間によこたわり、鏡のように訪れる者を写し出していた。いつからそれは置かれているのだろう。刀というものは装飾品ではなく本来、武器だ。この刀もその例に漏れず、幾多の体を貫き血潮を流し出したことか。しかし、刀は今や役目を解かれ、静かに鎮座している。その刀に私が写し出されている。あるじを失った刀だから自ら動きようがなく、前にあるものを写すだけである。

私はその写し出されたものを見て愕然としてしまった。それはひどくひん曲がっていた。なんと私だ。私の魂だ。これほど歪んでいたのか。刀は体を斬り裂き、魂をあらわにするものだ。今やこの鎮座している刀は私を斬り裂くことなく私の魂を写し出している。

うろたえた私は「あれは何ですか」と、我ながら間の抜けた問いを発してしまった。私が見た自分の魂は見るに堪えないものだった。自問自答と言ってもよかった。和尚はそれを察して一言。「それを鞘に納めてみなさい」

私は言った。「鞘に納めたところで歪んでしまったものは元に戻らない。和尚。その刀でわたくしをお斬りください」


他人は自分を写し出す鏡だとも言われます。ある意味、歪んだ魂は自分で矯正することは不可能です。しかし、他人の鏡に写すことで自らの有り様を知り、その他人という武器で魂が取り扱われるということがあり得るのではないでしょうか。斬られることは痛みを伴いますが、血を出し膿を出さなくては回復は起こりません。

また、付け加えますと、鞘は覆うものです。刀は武器ですが鞘に納められます。戦いの後、刀は鞘に納められます。鞘は、斬るという仕事をした刀を休ませるもの。異なった素材でできていて、しかも互いが互いに沿うようにできています。刀だけ鞘だけというものはある意味、その真価が見出せないということかもしれません。刀と鞘がフィットしてこそ、本来のパフォーマンスが発揮され戦いが功を奏するのだと思います。

刀はただ飾られていたのではなく、待っていたとも言えます。そこを訪れる者を静かに写し出し、鞘に納まる時を。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

こんばんは^^
キャラさんらしくご思案されたんだと思います^^ご回答ありがとうございます。
和尚からコメントがあるようです。

和尚「覚悟は悪くない。しかしお前さん、一番大事なことを、他人に任せるつもりかね?」

お礼日時:2020/06/03 21:17
1  2  3  4  5  6  7 次の回答→

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す