アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

どうして、魚は身と呼び、牛などは肉と呼ぶのでしょうか?
逆を聞くことがないので、どうしてなのか気になってしまいました。
知っている方がいられましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 こんばんは。


 「身」の由来……「おなかに子どものある女の人をえがいた字。」
 「肉」の由来……「切りとった鳥やけもののにくをえがいた字。」(引用元:例●小学漢字辞典)
 魚はその体に卵を持っていますね? 昔は「魚=卵」という印象が強かったのではないでしょうか? 
 お腹に子供を持つ牛は一般的ではなかったと思います。昔は牛は乳を搾り取られたり、直接食べられたりしたはずです。牛に子供を産ませるのは一般的ではなかったと思います。
 一方魚は子どもをその体にたくさん持っていることが直接観察出来たのではないでしょうか?
 「おなかに子どものある女の人」が転じて、「おなかに子どものある」生物、すなわち「魚」に対して「身」を使うようになったのではないでしょうか。 
 もうひとつの仮説も述べます。
 「肉」は「にく」とも読みますね? その「にく」は「憎い」という意味もあったのかもしれません。「肉」を禁忌とするならある意味では当然かと思います。
 他方「身」は「み」とも読みますね? その「み」は「美」の「み」でもあります。ですので、魚は「美」と強引に考えたのかもしれません。
 参考にして下さい。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
今までの方の回答を拝見してきて、今回の回答を見るとやはり、過去の風習が関係しているようですね。
あと、語源も重要なのかもしれません。
昔から魚卵は食べられてきているので、やはり一般的だったのでしょう。
「肉」の由来で書いてくださった、「切りとった鳥や獣」という部分が答えなのでしょうか。

答えが見えてきた気がします。

お礼日時:2010/02/19 11:33

こういう質問大好きなので、


よくわからないけど自分の解釈を。

魚は、特に昔は一匹単位で売られ、一匹単位で調理されることも多く、
また食用になる範囲がある程度まとまって体に存在しているから、
食べる部分を身と呼んでいた。
肉は解体された体の特定の部分(主に筋肉)をさしていて、構造的に
腱によって、骨に固定されている。 このような構造的な違いも
もともとの呼称の違いの原因にもなっているのではないでしょうか。  

また、他の方の回答にもあるとおり、日本では、文化的に肉は食用ではない、
とされていた時代があった。(明治4年明治天皇が食肉摂取につき
国民に対して公的に許可するめでは、食肉摂取は許可されていなかった。
また食肉が許可された当時も、国民全員がすぐに受け入れたわけではなく、
卑しい習慣として嫌悪の対象であったというような話を子供の頃読んだ
気がする。)

よって、食肉が一般的になる前に、食べるものと、そうでないものを区別していた
呼称が、食肉文化が一気に導入される過程で、そのまま継承した結果、
呼称に違いが発生したと考えます。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり、歴史・風習が呼び方に深く関わっているのですね。
(風習的に)食べられるもの(食べていいもの)と、食べられないものを区別していて、呼び方はそのまま食肉文化へと移行した。

つまり、「肉」という言葉自体に何か忌々しい意味が含まれている、ということなのでしょうか。
前に回答してくださった方も語源について触れてくださっているのですが、「肉」の語源をもっと調べてみる必要があります。

ゴールが見えてきました。

お礼日時:2010/02/19 11:39

その昔…日本では肉食の習慣がありませんでした。


動物食は禁忌とされていたのです。肉を食べるようになったのは明治以降です。

とは言うものの、実際は別の名前をつけて食べられていたのですが…

例えば、ウサギの数え方知っていますか?
1匹ではなく、一羽、二羽と数えます。
どうしてなのか?と言うと、鳥の仲間だと言い訳して食べていたわけです。
他に、いのししも山鯨や薬食と言い訳して食べられていました。
(江戸時代の調理本に残っている山鯨鍋とか美味いですよ~)
禁忌とされた由来に仏法に即した生活からってことがありますので
(精進料理には、肉も魚も使われていませんよね)
魚を食べてもいい言い訳の為に肉ではなく身と扱ったのかな?と。
蛋白源として必要だから言い訳が広まったのかな?と。

肉と身を言い分ける理由は…
本来食べてはいけないもの(禁忌)を食べる用の言い訳が今に残ったのだと思います。
魚は身と言うことで、肉ではないから食べていいとw


かなり前に本で読んだと思うので記憶を頼りに出展元を探してみたのですが
見つけられませんでした。記憶を頼りに書いてみました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
成る程!
飲酒禁止の僧侶が、お酒を飲みたくて作り出した奈良漬のようなものですね。
大切なたんぱく源ですから、「身」と呼ぶことで大丈夫だろうと・・・
海が近くにないところなどは「ウサギの肉」ではなく「ウサギ1羽」と呼ぶことでOKにしようとした。
なんだか少し、すっきりしてきたような気がします。

文献があるのですね。
どのようなジャンルで文献を探せばいいのか分からず、ここに質問してしまいました。

お礼日時:2010/02/19 11:25

確かにマグロの赤身、白身魚、鯨肉、豚肉、獣肉なるほど不思議だ。



回答になってないのですいません。

逆の言い方としては、「たとえこの身が引き裂かれても・・・」なーんてせりふがあったような。

すき焼きなどの肉食文化以前(明治以前)はもしかすると肉という言葉はあまり使われてなかったんじゃないかしら?
 ちょっと体型のいい人は太りじしと言っていたと思うんですよ(想像)筋肉質って最近の表現っぽい(全然確証なし)


えっ! では私の大好きな魚肉ソーセージは?
なぜ魚なのに肉なの?戦後生まれの代用品だったから?

質問を混ぜっ返したようですみません。
あまりに興味深い質問だったので今後もウォッチしています。
失礼しました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
考えれば考えるほど、迷宮入りしてしまいそうです。
実は、大して意味もなく「肉」と「身」を使い分けているのかなぁと思ってしまいます。
昔からそういうものだから・・・で終わりにすればそこまでなんですけどね。

お礼日時:2010/02/19 11:17

肉 この文字が、動物の肉片の象形文字であるから、



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%89%E9%83%A8

動物に対して利用されていると考えられます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
種で分けて考えても見たのですが、
動物界の中に「魚類」や「哺乳類」が入っているので、
単に動物という言葉では分けられないと思うんです。
すみません。せっかく回答していただいたのに反論みたいなこと言ってしまって。

お礼日時:2010/02/19 11:14

直接の回答ではありませんが、



昔「魚肉ソーセージ」というものが有りましたよ。
今でも販売されているのか海外在住なのでちょっと分かりませんが…。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%9A%E8%82%89% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、「魚肉ソーセージ」ありますよね。
でも、「魚肉」よりも「魚のすり身」という言い方のほうが多く聞くんです。
だから、どうしてなのかなぁ・・・・と。

お礼日時:2010/02/19 11:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!