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友人でこんなことをいう人がいます。
「将棋の上達には詰将棋が欠かせない、というが俺はそれに疑問がある。
 詰将棋、というのは必ず正解、つまり出題の時点で詰み筋がある、という正解が存在し、
またその正解は必ず一通りしかない。
これが実戦に役に立つ、というのは少しおかしいのではないか?
将棋の実戦では、基本的には序盤で先手後手が自陣の駒組をおこない、
中盤で相手の陣形を崩し、終盤で寄せるわけだが、詰将棋はその後の
”詰み筋が見えた状態”
の部分だけが出題される。
これでは終盤までたどり着くだけの構成力は一切養われない。
ならば本来は終盤の盤面を提示し
”この状態は詰んでいるか、否か、を答えなさい、詰みがあるなら詰み筋を答えなさい”
と問うたり
”この状態からあとX手で先手の詰みとなる。
 さて先手はどのようにすれば良いでしょうか?
 手順、手数を答えよ”
といった問題を作るべき、解くべきだ」

といいます。

私は将棋初心者なので彼の主張が正しいようにもおもうし間違っているようにも思えます。
彼の主張は正しいのでしょうか?

A 回答 (8件)

実戦で役に立つのは序盤なら定跡、終盤なら寄せの勉強です。


実戦で効果を実感しやすいのはこの二つですね。
詰将棋は基礎トレーニングのようなものです。
毎日継続してやらないと効果は出にくいですかね。
詰将棋をたくさん解くと詰みがありそうだという嗅覚が養えます。
詰将棋は読みの訓練でもあるので実戦で読むのが面倒でなくなります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

定跡の勉強も大切なのですね。

お礼日時:2017/11/10 11:25

詰将棋が苦手よりは得意なほうが良いけれど、詰将棋だけが得意でも将棋が強くなるわけではないでしょう。



もちろん序盤から中盤で少なくとも互角でなければ、終盤だけではどうしようもないし、
終盤も詰めるだけではなく寄せることも必要でしょう。

※寄せるとは、相手の王を追い詰めていくというようなことです。

然しながら、寄せるためには詰む形がわからないと寄せられないし、逆に受けるときも詰む形にならないように受けていく必要があるわけです。
したがって、詰将棋で詰む形を覚えておくことは凄く重要です。

初心者同士の将棋だと、せっかく有利なのに相手の王を広いところに逃がしてしまって詰まなくなってしまったり、逆に広いほうへ逃げれば助かるのにわざわざ狭いほうへ逃げて詰められたりということもありがちです。
詰将棋の手順の中には、わざと相手に駒を取らせて相手の駒に王の逃げ道を塞がせるなど実戦で使われる手順も多いですから、知っておいて損はありません。

実際問題としては、一般のアマチュア同士の将棋であれば十数手の詰めを読みきって指すことは滅多になく、
寄せていきながら最後はせいぜい9手~5手詰めくらいで決まることが多いのではと思います。

また、詰将棋であれば正解は最短手数で詰ますことですが、実戦であれば難解な少手数での詰みよりも、わかりやすい多手数を選ぶことも少なくないでしょう。
(絶対に読みきれている自信があれば少手数で良いのですが、読みが抜けているかもという不安があれば、わかりやすい手順が間違いありません。)

そこからすると、終盤の対策としては詰将棋と共に詰めろ問題や必至問題も練習すると良いでしょう。
※詰めろとは、王手ではないけれど相手が受けないと次の手で詰ませられる状態で、相手は王手をかけるか受けるかしか選択肢はありません。
必至とは、受ける手がない詰めろです。自玉に詰みがなければそこで勝ちが決まります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
詰めろ問題や必至問題も必要なのですね。

お礼日時:2017/11/09 19:15

詰将棋で終盤力を鍛えても、序盤に大差で勝負が決まってしまえば、


役には立ちません。
そうならない様に、序盤や中盤の勉強も疎かにしてはいけません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
序盤や中盤の勉強も必要なのですね。

お礼日時:2017/11/09 19:14

将棋の上達には頭の中で「読む」ことが必須です。

「自分が指して、相手がこう指したら、自分がこう指す」という3手の読みを繰り返すことで「読む力」がついてきます。相手の指し手は複数あるので、たった3手の読みでも枝分かれが増えていくわけです。「読む力」というのは実戦でも養うことができますが、相手の指し手の選択肢が3〜4通りあると、かなりの手数を読まないといけません。アマチュア同士の将棋で1手指すのに何十分もかければ、誰も相手をしてくれなくなりますし、友達なくします。そこで手っ取り早く読みの練習ができるのが詰将棋です。自分が王手をかけて、相手は王手を解除する、そしてまた王手をかける、この繰り返しですが、実戦と違うのは「王手」と「王手の解除」に限定されるということです。この条件下で「読む力」をつけることができます。詰将棋をこなしていくと「詰み形」というのがなんとなくわかってきます。実戦で「この形は持ち駒に〇〇があれば詰む」というのがわかっていれば、必要な駒を取りに行けばいいわけです。プロ棋士は色んな詰み形がわかっているので、20手くらいの詰将棋だと一目で解けます。これくらいになると終盤に強さを発揮しますね。
将棋で大切なのは「頭の中の盤面を自由に動かせること」なので、詰将棋はそれを鍛えるのにうってつけということです。
もちろん序盤・中盤の勉強をすることも大切です。でも将棋は序盤・中盤を上手く指しても、終盤が弱いと逆転されます。プロの将棋だと、序盤に取った1点を最後まで守り抜くことができますが、アマチュアには難しいです。よく定跡書に「1歩得で有利」という表現がありますが、アマチュアだと1歩得くらいの差だとすぐに逆転できます。ですから、あなたの友人が言ってることは一部正しいですが、アマチュアだと終盤力がある方が強いですので、詰将棋をやっていた方がいいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
友人の主張は、一部は正しいのですね。

お礼日時:2017/11/09 19:14

これでは終盤までたどり着くだけの構成力は一切養われない


  ↑
これはこれでその通りです。

しかし、終盤力には抜群の威力を
示します。




彼の主張は正しいのでしょうか?
  ↑
間違っています。
詰め将棋は、次のような力を養うことが
できます。

1,終盤力の力が養えます。

2,駒の働きを、身体で覚えることが出来ます。

3,勘を養えます。

4,今話題の藤井四段は、詰め将棋日本一です。
 彼の強さは詰め将棋の強さにある、と言われています。



序盤中盤は手が広いのですが、終盤に近づけば
近づくほど手が狭くなります。
時間にも追われます。

詰め将棋は役に立ちます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
役に立つんですね。

お礼日時:2017/11/09 19:13

以前に浦野先生(別の先生かも)が「初心者は詰将棋で詰む形を覚えて下さい」とおっしゃってました。


一見詰まなさそうでも、実は詰みがある形ってあるんですよね。
逆にZと言って、詰みそうでも絶対に詰まない形があります。
そのあたりを経験的にすぐに判断できるようになるので、詰将棋を数多く解いて下さいということでした。

>”この状態は詰んでいるか、否か、を答えなさい、詰みがあるなら詰み筋を答えなさい”
そういう判断をするのに詰将棋が有効なのです。

>”この状態からあとX手で先手の詰みとなる。さて先手はどのようにすれば良いでしょうか?手順、手数を答えよ”
これって、詰将棋のことですよね?
「○手詰め」というヒントが出ていない詰将棋もありますよ。

もちろんプロでも加藤先生とか増田先生とか、詰将棋否定派もいます。
ただし彼らが否定するのは何十手もかかる難解な詰将棋のことだと自分は解釈しています。
そういう長手数の詰将棋は将棋とは別のパズルみたいなものですから(^^;;
否定派の先生でも、初心者が三手詰めや五手詰めの詰将棋を解くことに反対はされないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
詰将棋は詰む形を覚えるために必要なのですね。

お礼日時:2017/11/09 19:12

「詰将棋をすれば強くなる」というのは、一面においては正解です。


ただしそれは、スポーツにおけるランニングや筋トレ等の基礎練習
と同じものです。
より速く走り、より重いものを持てる様になれば、競技をするのに
有利になりますが、それだけでは試合で勝てません。
特に初心者は、基礎体力以外にも、学び鍛えなければいけない事が
数多く有ります。
詰将棋が強くなるのに有効だと言われるのは、僅かな空き時間さえ
有れば、いつでもどこででも出来るからです。
強くなるには、詰将棋だけでなく、定跡・手筋・棋譜並べ・対局等
他の勉強も欠かしてはいけません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
他の勉強も欠かしてはいけないのですね。

お礼日時:2017/11/09 19:11

多くのプロ棋士が詰将棋をして強くなっています。


素人の友人より、プロ棋士の経験を信頼すべきだと思います。

確かに詰将棋は終盤の局面なので、序盤戦術を、ある程度は知らないと、
序盤のミスで取り返しがつかなくなるような事が、ありますけどね。
でも序盤というのは、覚えてしまえば互角に戦えるものです。

詰将棋をすると、個々の駒の特徴が身につくので良いですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
プロ棋士たちが詰将棋で強くなっているという経験は信頼すべきですね。

お礼日時:2017/11/03 11:58

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