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ギターでアームダウン(アップはできないギター)した後にアームを元に戻すと主に1、2、3弦の音が高くなってしまいます。アームを戻したときに元の音程が出るようにするにはどうすればいいでしょうか?

A 回答 (6件)

これは実は非常に難しいのです。


普通のシンクロナイズドトレモロは
大きくアームダウンすると普通は狂います。
宿命ですね。

ナットの溝に鉛筆の粉をつけると良いと聞いたことがありますが、やった事がないのでわかりません。
その他にはローラーナットっていうのもありますがどうなんでしょうか?

私が良くやる応急処置としては、アームダウンして元に戻したら急いで全ての弦を1本ずつ思いっきりチョーキングします。(勿論音は出さずに)
これで少しは音程が戻ります。運がよければピッタリ戻る場合もありますが......。

ロックタイプでないトレモロの場合はできるだけアームは使わない方が無難だと思います。
使うのでしたら曲の最後だけにして、次の曲までの合間にチューニングしなおすなどしたほうが良いのではないでしょうか。
またその場合のチューニングはアーム使用により音程が高くなっているので、そのままペグを戻してチューニングすると(つまり音程高から規定の音にチューニングすると)その後チョーキングをして元に戻したときに音程が狂って(下がって)しまいます。ですからチューニングするときは必ず一度音程を下げてから、つまり音程低から規定の音にあわせるようにして下さい。

アーム使用後にチューニングする場合も一度全ての弦を1本ずつ力いっぱいチョーキングするとチューニングがしやすくなります。

フロイドローズのようなロック式のトレモロであれば
殆ど狂いません。どうしてもアームを激しく使いたいのであればロック式に改造したほうが良いと思います。

あと注意点ですが、普通のシンクロナイズドトレモロのアームは細いので、思いっきりアームダウンすると根元で折れることが多いですよ。ねじ部分の途中で折れるとなかなか取れません。経験しました(笑)

しかし余談ですが、世の中には不思議なストラトがあって、アームを使っても殆ど狂わないものもあるんですよね。
リッチーブラックモアがそんなギターを使っていたとか聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

普通のシンクロナイズドトレモロは大きくアームダウンすると普通は狂ってしまうのですか・・・なるほど!!ナットの溝に鉛筆の粉をつけて試してみます。(^o^)丿ありがとうございます。

お礼日時:2004/09/16 16:49

こんにちは。

私もNo.1さんと大体同じ意見です。
ストリングガイドやナットの滑りが悪いため、アームを戻しても弦が戻りきらないのが原因と思われます。
ちなみにリッチー・ブラックモアは以下の対策をしていると聞いています。
1)糸巻き(ペグ)をシュパーゼル等、ロック機構があり軸に段差があるものにする。これによりストリングガイドが不要になり、軸への巻数を減らせるのでたるみも少なくなり、糸巻きやストリングガイドに起因するチューニングの狂いが減る。(GOTOHのHAPM?なんかも同様の機能あり)。
2)アームアップで強制補正する(トレモロをフローティングした状態に調整する必要あり)。

あとNo.1さんの仰る通り、ナットをローラーナット(ジェフ・ベック等)やグラファイトにすることはよく行われます。
ロック式トレモロは80~90年代に主流でしたが、弦交換や調整の手間が掛かるので、最近はノーマルなトレモロに上記対策をしているモデルが多く見られます。特にロック式糸巻きの弦交換の簡単さは一度経験すると昔には戻れません(笑)。
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えっと、シンクロナイズドでダウンのみのセッティングにした場合裏バネと弦のテンションがバランスを失い狂いやすくなります。

多分ダウン幅を広げたくてダウンのみのセッティングをされてるのでしょうがその場合戻した時のユニットブロックの状態が取り付けビス(6本)とプレートとボディーの2点接地になり遊びが出ないので具合悪いです。

改善方法は裏バネのテンションを2点式の調整ビスで締め付けてボディーとプレートの遊び幅最低でも1mmぐらい開くようにしてアームユニットの接点が6本の取り付けビスとプレートの取り付け穴だけの状態にし、弦と裏バネが互いに引き合ってバランスが取れてる状態にしてやるのが望ましいです。(チューニングはかなりしにくくなります)

又ロック式でないシンクロナイズドはブロックの弦止めとコマの間に遊びが生まれるのでクラッピング(思い切り引っ張っておく)して少しでも遊びを殺しておくのも必要です。ヘッド側ベグとナット間も同様に引っ張って殺します。

シンクロナイズドを狂わさずに使うにはある程度騙し騙し使う必要があるのですが。ダウンしたままアップしたままでは結構狂ってます。大きく動かした後はアップダウンを空で何度かやってやるとニュートラルの状態に戻りピッチが回復している場合もあります。(チューニングもこの操作で行うとかなり狂いません。)

後、取り付けビスのガタですね6本の取り付けビスは締めすぎると動かないし緩過ぎると狂います。多用する人は緩んでると思いますのでちょっと締めたほうがいいかもしれません。  ナットとコマとストリングガイドにストリンググリスを塗るのも基本かも・・・結構気休めですが。

以上です。
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ちょっと、こんなテストをしてみませんか?



・まず普通に開放弦のチューニングをしておきます。
・ナットとペグの間で、弦をギュッと押してみます。
・チューニングを確認して、合わせ直します。
・思いっきりチョーキングします。
・またチューニングを確認します。

どうでしょうか? 
ナットとペグの間で押した後では高くなり、チョーキングの後では
低くなるんじゃないでしょうか? 

要するにこれは、弦がどちらか少し移動すると元の位置まで戻れず、
ほんの少し手前で止まってしまうからだと思います。

このようなギターを25倍ぐらいのルーペを使ってナット溝の状態を
よく見てみますと、弦の接触のしかたがV字形の溝に入り込んでいて、
両側から締め付けられたようになっている事が多いようですので、
それには専用のヤスリを使って、U字形に修正したいところです。

ただ、このヤスリはセットで1万円近くしますし、削りすぎれば
ナットがお釈迦ですから、トータル的にはプロのリペアマンに頼んで
バッチリ調整してもらう方が、ずっと安上がりだと思います。

ナットの材質によっては、摩擦を減らすための新素材を使った物も
ありますし、鉛筆の粉も使えますが、いずれにしても溝の形状が
悪ければ、効果は激減してしまいます。

とりあえずはナットの話に絞らせてもらいましたが、この状態が
良くなった上で、次はロック式のペグなどの話になると思います。
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これはローラナットに変更するとかですね。

。。。


簡易な方法だと、ナットの弦の溝を鉛筆で擦って、鉛筆の鉛を沈着させて、すべりを良くさせる方法もあります。



そもそもストラトをロックギターの代名詞にしたのは、ジミ・ヘンドリックスです。
激しすぎるアーミングで、開発者のレオ・フェンダーを激怒させたというくらいの人です。



そんな彼も、コンサート中に、「チューンナップタイム!」と称して、チューニングをする時間を設けていました(笑)


それくらい、トレモロを活かした奏法は、チューニングとの戦いなんです。

ですから、「チューンナップタイム」が嫌ならば、便利なローラーナットに変更するとか、技術面に頼ったほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

鉛筆で試してみたところだいぶ狂いが軽くなりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/09/16 23:01

ロックペグをお探しでしたら、Gotohというパーツ屋さんの「マグナムロック」をお薦めしますよ! 値段が安いですし、もともとGotohのペグが付いてるギターでしたら無改造で取り付けられます。

 ドライバーとレンチさえあれば自分で出来ますよ!!

効果も結構あると思います。 俺はFenderJのミディアムスケールストラトに付けてますけど、かなり満足してます!
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