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No.4ベストアンサー
- 回答日時:
正確な答えはNo.1の方のものだと思います。
ここでは、私の、イメージとしての解釈を述べます。社会教育というと、どちらかと言えば、市役所などが計画して、町の人があらゆることを学びたいと思ったとき、いつでも学ぶことが出来るように「受け皿」を作っていく行政活動、という感じで受け止めています。
すなわち、視点は行政よりです。
生涯学習というと、学ぶ本人の心のもち方であり、一生何かを学習して生きていこうとする、つまり生き方を呼んだ言葉という感じがします。
すなわち、視点は本人にあります。
私の場合、生涯学習は、あえて言えば音楽かな…?でも、テレビやパソコンでこうやって情報を収集してうだうだ言っているのも好きなので、これも生涯学習になっていくかも。
No.6
- 回答日時:
生涯学習について一言。
私の生涯学習はスポーツです。
年齢、場所を問わず、ほとんどの人が生涯学習するのはスポーツだと思います。
私はサッカースポーツ少年団の指導員を行っているのですが、
数年前にスポーツ少年団認定員の講習を受けたとき、多くの講師の方が
「生涯スポーツ」という言葉を使っていました。
簡単に言えば、スポーツ嫌いの子供をつくってはいけない、
勝ち負けにこだわることなく、スポーツを生涯にわたって楽しむため、
スポーツの楽しさ、歓びを体験し、基礎的な身体能力を身につけるため
の指導方法を強調されていたのを記憶しています。
以上、本文がなく、「追記」のみで失礼します。
No.5
- 回答日時:
教育は、家庭で行なわれる家庭教育、学校で行なわれる学校教育、社会で行なわれる社会教育に分かれます。
社会教育とは、家庭でも学校教育でもない社会に於ける教育です。今までは、教育は学校教育のウェイトが大きく、学校外の社会教育はカルチャースクールなど学校教育に比べるとウェイトの低いものでした。なので、学習の成果の評価は、学校での学習の評価が大きく評価されてきました。その結果、学校での学習の評価が受験と結びつき、将来が、「学校教育内での学習」によって、決まるような思想が起こりました(いい学校に入り、いい会社に入る)。そして、受験戦争が過熱し、弊害が生れてきました。
そこで、出て来たのが生涯学習です。生涯学習は、学校教育を中心とした教育を止め、学習者が望めば、家庭、学校、社会どこでも、いつでも学習ができる状態です。そして、その学習が常に正当に評価されるということです。
そうすると、どうなるのか?
学校卒業後の学習が正当に評価されれば、いつでも学べ、いつでも評価されるからまた過剰な受験戦争の意味がなくなります。、学習者が望む学習という事は、学習者にとって、手ごたえのある学習になり、やる気がでてくる。そして、家庭、学校、社会が連携して教育をしていくことができる(開かれた学校)。など、今の学校教育を改善していく「光」が生涯学習にはあります。
現在、具体的になされている生涯学習の一例としては、リカレント教育があります。就職後、もう一度、大学などに戻り、勉強できる制度です。そして、仕事に復帰後、そこでの学習が正当に評価されキャリアアップができます。
私自身は、大学以外で、施設でのボランティアや博物館のボランティアをやっています。生涯教育の取り組みは、まだ、始まったばかりで、本当の意味での生涯学習はこれからだと思います。例えば、学校教育の「開かれた学校」が、その一歩だと思います。そして、今回の学習指導要領の改訂に於ける「ゆとり」とは家庭、社会に時間を分けることで、家庭、学校、社会での学習ができるようにということだと思います。これも、生涯教育への一歩だと思います。
No.3
- 回答日時:
社会教育は、社会に属する人全員をどのように制度的(例えばコミュニティースクールなど)に教育するかといことです。
一方、生涯教育は、個人のレヴェルで、一生涯どのように何を学んでいくかということです。私は、まだ学生なので、あまり生涯学習とかは考えていません。でも読書などが私にとっての生涯学習にあたるかもしれません。
No.2
- 回答日時:
社会教育と生涯学習は、お互いに交差していませんか。
社会教育の中で、有る組織がその構成員に対して、本人の意思に任せて生涯教育を受けさせたり、又は、別の人が、生涯教育の一環として、有る組織の行う教育活動に参加したり、と云うように、どちらも区別なく入り乱れていると思いますから、違いと言うよりも、全く別のものだと思います。
No.1
- 回答日時:
社会教育主事法に基づく社会教育主事任用に必要な単位取得者です。
縦軸に時間(上が高齢、下が乳幼児期)、横軸に場所(右が学校、左が学校外)という軸をとって下さい。
この座標平面のすべてが生涯教育を表します。
平面の右下は学校教育、左全体が社会教育、左下には家庭教育も入ります。
右上はリカレント学習(いったん学校を出た後に再び学校で学ぶこと)です。
このように、学校教育、社会教育、家庭教育と3つに分けて(生涯)教育を考えることを「教育の三分法」と呼びます。
なお、生涯学習の提唱者はP.ラングランですね。
生涯教育と生涯学習も違います。
「教育」は体系だった形で行われるもので、生涯学習の中に含まれます。
現在は、生涯学習ボランティアも活躍しており、社会教育施設の重要性も再認識されると同時に、ゆとり学習に伴う児童対象の社会教育の拡充も問題になっていますね。
また何かあれば、書き足しておきます。
参考文献 倉内史郎・鈴木眞理編『生涯学習の基礎』学文社
まず、ここでまとめてお礼を言わせていただく失礼をお許しください。
みなさま、ご協力ありがとうございました。本当にみなさまのおかげで社会教育、生涯学習のことがよくわかりました。教えていただいたことを自分の頭で整理して自分のものにできたと思います。本当にありがとうございました。
とくに、songbookさん、sassyさんのご意見は大変わかりやすく、感謝しています。(もちろんほかのみなさまも!)
また次回がありましたなら、よろしくおねがいしますね。
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