
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
昔はそれぞれ発音が違っていたので、使い分けていました。
例えば、奈良時代には「を」は「ウォ」、「お」は「オ」と、鎌倉時代にはどちらも「ウォ」と、江戸時代になって両方とも「オ」となって現代にいたる。昭和初期に発音が「オ」なので、かな文字も「お」に統一しようとしましたが、混乱が大きくなることを恐れ、助詞、小学校の言い方では「名詞の後にくっつく」の場合だけ「を」使うことにしたのです。(「は」と「わ」、「へ」と「え」も同様の事情)このあたりの説明は、『日本人の知らない日本語』に詳しい。
No.6
- 回答日時:
歴史的な背景がありますが、今はそう書いてそう読むのが慣例(常識、当たり前)です。
それが出来ない人は小学校からして十分な勉強が出来ていないと見られて、社会的な評価はかなり落ちます。早く治さないと。
No.5
- 回答日時:
昔のナゴリ。
今も慣例として、そう書く。○○は、「わ」と発音するけど、昔は中間母音を含んだ微妙な発音だった。
発音自体が違ったから、字も違っていた、と言う簡単な理由。
時代が進むにつれ、より簡単な発音になって行き、今は母音は5個になった。
○○を、「お」とは書かないでしょう?woとoは今でも区別してるから、字も違う。
さらに時代が先へ進むと、「お」と言う発音になるでしょうね。
○○へ、も同じ。
No.4
- 回答日時:
これには歴史があるのです。
(説明して分かるかなという心配があります。)「は」行音は、古代に、今と同じ「ハヒフヘホ」と発音されていたか、という問題もあります。(おそらく「ha」を「pa」と発音していたということですが、この(p→h)という子音の発音はさておいて)
顔(かほ)は少なくとも平安時代には「かお」と読んでいたと思われます。「頬」(ほほ)も「ほお」と読んだだろうと推定されます。「ほほ」が「おお」にならず「ほお」なのは「語頭」と「語中・語尾」の違いで、「語頭」は『ほ』のまま、「語中・語尾」が「お」に変わります。このような現象を「ハ行転呼音」と呼びました。「ハヒフヘホ」が「ワイウエオ」に発音されたわけです。助詞の「は」や「へ」もこの頃から「わ」と「え」で読む習慣が出来上がってしまいました。そして、このことは「旧仮名遣い(歴史的仮名遣い)」を「現代仮名遣い」に改めた時にも、そのまま残されてきました。同じく助詞の「を」もそのまま残されました。(「を」は「ハ行転呼音」とは関係ありません)
こういう歴史的な問題を知らなくても、「現代仮名遣い」では「は」「へ」「を」という助詞を、「旧仮名遣い」で書いたのをそのまま書くと覚えておいても問題ありません。理由は「助詞(格助詞)」であることをはっきりさせるということです。
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