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くさがめ(ぜにがめ)の飼育について

ぜにがめを買おうと思っています。10センチくらいの小さいやつを考えています。
飼育するのに必要なモノをネットで調べると、フィルター、亀用の浮島の他に、温度を下げない為のヒーターと、紫外線ライトが必要とありました。
しかし、ペットショップなどに行くと、爬虫類用の?ライトのみ水槽に取り付けられてあっただけでした。
家はマンションで、毎日水槽を外に出す、ようなことは難しいです。
その場合、ペットショップと同じ仕様ではなく、やはりヒーターと、紫外線ライトは必要ですか?

また、フィルター設置の場合でも、毎日の水の入れ替えは必要ですか?

A 回答 (2件)

どちらにお住まいの方かわかりませんが、近所やお住まいの地域にカメが住み着いている公園などの池などはありませんか?


そこに住むカメが、水際の陸地や石、岩、ブロックなどの上に多数並んで甲羅干し(日光浴)をしている姿を目にした経験は?

カメに限らず「飼育」と言うのは、いかに自然界の生息する環境を真似て再現する行為か?と考えていますが、そうした場合、室内で飼育する場合はお日様が差し込みにくいわけですので甲羅干しの出来る環境を人工的につくってやらねばなりません。
紫外線浴が甲羅の形成に必要なカルシウムの生成を助けますし、甲羅を定期的に乾燥させることで水カビを始め様々な皮膚・甲羅の病気の発生を防ぐために彼らは自然と身につけた健康増進法なのです。

またカメはハ虫類ですので私たちほ乳類と違い体温を一定に保つ機能がない変温動物ですので、温かいところにいれば体温は上昇し、寒いところにいれば体温は低下し、消化や代謝も低下するいわゆる仮死状態で冬眠もします。
この辺が平温動物である熊などの冬眠とは大きく違うところ。

以上を踏まえ、自然に任せ冬眠をさせるのでなければ、先の「飼育」=自然を真似る、ことには反しますが、冬場も気温、水温を一定に保つ温度管理と、自ら体温調整を行うための「温かいところ・涼しいところ」、また泳ぎときには甲羅干しをする水場と陸場を意図的に作ってやらねばなりません。
複数飼いをし、繁殖を目的とするなら、身体のサイクル、ホルモン分泌、発情期や産卵機能を正常に保つためにも冬眠は欠かせませんが、逆に冬眠環境の保持を謝りますと、衰弱や凍死してしまうリスクも自然界と同様です。

さらには自然界なら水の汚れを分解・合成してくれる「浄化機能として働くバクテリア」が池の底の土、泥や石、岩の表面などに多く生息し水質を保っていてくれますが、飼育の場合は限られた水槽というスペースで、どこにもバクテリアが増殖できる環境もないため、えさの食べ残しや糞尿などの排泄物は見ずに漂い蓄積するばかりのため、水はすぐに汚れてしまいます。

以上から、紫外線浴のために紫外線灯の用意か本物の太陽を相手にした日光浴、体温調整のために陸場の保温電球、水中のヒーター、汚れの固形物を少しでも取り去るために濾過フィルターの設置と定期的な水の交換が必要なんです。
ちなみにカメは金魚、熱帯魚などの飼育と違い、よく食べよく出す生き物ですので濾過フィルターはあまり意味をなさず、水質保持には貢献してくれませんので、定期的な水替えの方が遙かに手っ取り早いです。

ペットショップの真似と言うより、以上のように自然界を人工的に再現してやらねばならないというお話しです。
ペットショップではこまめに水替えもされているでしょうし、店舗内が空調で気温を保持されているのでしょうから、紫外線灯だけだったのかも知れません。
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日光浴の代わりにライトですが、古い本なんかでは、光の種類はなんでもよい。

安いふつうの電球1個、水槽の上から照らせば充分って記述もあります。
室内なら、極端に低温になることはないでしょう。ヒーターはあればいいな。ぐらい。少し弱まるけど、ギリギリ冬を越すぐらいの体力はあるはずです。
 水の入れ替え、他の水槽で飼う生物でも同じですが、毎日は逆に多すぎ。環境的には、1月2月放置でも、水が臭くならなければ大丈夫。こまめに餌の残りなんかを掃除するかどうかですね。
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