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原子番号とは呼ぶが、元素番号とは呼ばない。なぜでしょうか?

例えば、鉄イオンは、その原子の特性故に有益である。
例えば、鉄イオンは、その元素の特性故に有益である。

どちらが正しいですか?

質問者からの補足コメント

  • 原子番号とは呼ぶが、元素番号とは呼ばない。なぜ?
    と、上記の2つの例、どちらが正しいか?
    2点について教えて下さい。
    宜しくお願い致します。

      補足日時:2018/02/19 15:27

A 回答 (4件)

「原子」が「物質を構成する具体的要素」を指すのに対し「元素」は「性質を包括する抽象的概念」を示す用語だからで、(実際にはもっと複雑なのでしょうが)原子には番号がありますが元素にはないからと思います。



よって、
> 鉄イオンは、その元素の特性故に有益である。
が、正しいように思います。
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元素は同じ数の陽子を持つ原子のグループを指す。


つまり、中性子数が異なっていても、陽子数が同じなら同じ元素で同位体。

例えば酸素。安定しているものは
陽子数は8。
中性子数は、
8個のもの:自然界に99.76%存在
9個のもの:自然界に0.039%存在
10個のもの:自然界に0.201%存在

これらをひっくるめて「酸素元素」、1個1個は「酸素原子」。

原子番号は原子を構成する陽子の数の事だから、同じ元素では陽子数は同じになる為、「原子番号」と言う言葉で代表させている。

原子の特性/元素の特性は、全体の使われ方に左右されるけど、ひっくるめた「元素」と言う特性なら、No.1様」の通り。

同位体毎の特性の違いを詳細に述べるので有れば、「原子の特性故・・」では無いでしょうか。
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原子と元素は時として曖昧ですが、基本的に原子は実体であり、元素は概念であるという認識が妥当です。


原子番号というのは歴史的には原子量の小さい順につけられた番号であり、現在では原子核の中の陽子数を表す番号です。原子量とか陽子数を議論するからには概念ではなく実体に対する議論になりますので、「原子」が適当です。
元素記号ではそういった実体に対する議論は入っていませんので、原子記号ではなく元素記号ということになります。
まあ、そうは言っても、なかば習慣的なものとも言えると思います。

また、「原子」という言葉は、しばしば「〇〇と呼ばれる元素の原子」という意味で使われます。鉄原子ということであれば、「鉄と呼ばれる元素の原子」ということです。
「鉄イオンは、その原子の特性故に有益である。」というのは、「鉄イオンは、その『鉄という元素の原子』の特性故に有益である。」ということになります。つまり、どちらを選んだとしても、意味として、『鉄という元素』の意味が入ってきますので、どちらかだけが正しいということはできないと思います。ただし、どちらを使うかによってニュアンスの違いはあると思います。原子の特性ということであれば、陽子数とかを含めた原子核や電子配置などを思い浮かべた上で特性を考えることになりますが、元素といえばその辺りが曖昧です。

ただ、あなたの質問では鉄イオンということになっています。そうなると元素の方は多少違和感があります。元素としての鉄といえば鉄板や鉄棒を想像させ、それが我々の生活に役立っているという認識をもちますが、イオンはそれとは全く異なります。仮に「鉄は」であれば、「その元素の特性故に有益である。」の方がしっくりきますが、イオンとなると、少し違和感があります。鉄イオンは鉄原子から電子が取れることによって生じるわけですから、元素よりも原子の方が適切に思えます。

まあ、そうは言っても、通常、そんな細いことまで考えながら話すわけではないので、どちらかが決定的にダメということはないでしょう。
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元素とはそれぞれの種類の名前です。

原子は元素の性質です。だから元素は幾らあっても性質は変わらないし。原子はしばしば性質が変わる事がことがある。
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