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『応じない』と言う意味について:

「応じない」はこの下のテキストにどう意味がありますか(芥川の文から、https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/13_1 …):

『拈華微笑」の昔はもちろん、百数十行に亙る新聞記事さえ他人の気もちと応じない時にはとうてい合点のできるものではない。』

それでは、「合点」の主題は『「拈華微笑」の昔』ですか。この文章には、新聞の発明以前の話でしょうか。

A 回答 (1件)

>他人の気もちと応じない時にはとうてい合点のできるものではない。



応じない、は対応しない、一致しない、寄り添っていない、しっくりこない、の意味。また合点は、納得、腑に落ちる、の意味。
言葉を連ねた長い新聞記事でさえ、他人<ここは新聞の購読者の意>の気持ちにピッタリと一致しない時は、とてもじゃないが、納得されることができるものではない。

主題は2つ掲げてあります。それを、AはもちろんBさえも、という強調構文?としています。Bさえも合点できないのだからAはもちろん合点できない、ということになり文の構造上は一見Aを強調したものとなります。
ただ、ここで注目すべきは「さえ」で、これは先に軽いものを上げて、後により重いものを追加する働きがあります。(風が吹いて)雨さえ降り出した。本文の主題は、構造上は『「拈華微笑」の昔』、「さえ」を強く受け取れば『新聞記事』ということになります。

本文の趣旨は、無言の動作であろうと、何万言言葉を用いようと、それが理解されるか否かは受け取る側次第である、という意味ですが、どちらを主題とするかはそれこそ受け取る側次第ということになるのではないでしょうか。

文章自体はもちろん新聞発明以後です。

拈華微笑
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%88%E8%8F%AF …
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