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メダカの稚魚が大きくなったときのために準備をしている発泡スチロール容器なのですが
赤玉土を敷き、水道水を入れて2週間ほどたったものです。
中身はスネールは少しいるものの他生体を入れたことはなく、水草も少し入れてるだけです。
水面に気泡が画像のような感じで発生しているのですが
ここにメダカを入れるのは大丈夫でしょうか??
メダカをいれるときある程度水は変えたほうがいいでしょうか?

わかる方、可能性だけでも構いませんので教えてください。
よろしくおねがいします。

「ビオトープ 生体の居ない水面の泡は何でし」の質問画像

A 回答 (1件)

容器の発泡スチロール箱は、前は別用途に使っていたものでしょうか?


そこに汚れが付着していた可能性はありませんか?

またこれとは別に、なぜ水槽用にと赤玉土を使われたのでしょう?
いえいえい、使ってはならないと否定したいのではありません。
赤玉土を使うメリット、構造を理解されているのかどうかと言うことです。

言うまでもなく赤玉土は内部に多数の隙間、空洞を持つ多孔質の土の固まりです。
ここに様々なバクテリアが付着、増殖し、水の濾過、浄化に役立つわけですが、環境次第では「何も有益なバクテリアだけが付着、増殖するわけではない」のです。

写真は素面も波だっておらず、おそらくただの貯め水ですよね?
となると水中に溶け込んでいる酸素も限られている、むしろ日に日に失われているばかりで補充はされていないと思います。

水の汚れを分解し、浄化する有益なバクテリアの多くが、その作用の中で多くの酸素を必要とします。(好気性菌)
逆に物を腐敗させ有毒な成分を生成するバクテリアの多くは酸素を嫌います。(嫌気性菌)

勢いよく流れ石や地形に揉まれうねり攪拌する清流の流れがあれだけ清らかにきれいなのは、たくさんの酸素が水中に取り込まれており、石や底砂に発生している水をきれいにする好気性菌が活躍できるから。

反面水は淀みあるいは流れもなく、汚れだけが蓄積する水たまりであるどぶ川は、底の汚泥も黒ずみ、あの独特な悪臭を放ちますが、あの黒い汚泥膜こそ嫌気性菌の増殖膜で、その菌が汚れを分解生成した有毒物質があのイヤな臭いを発生しています。

余談というか、関連するのですが、お宅のトイレは浄化槽でしょうか?
その浄化巣のそばにも浄化槽内に連日空気を送り続けるポンプが備わっているはずです。
これを有益なバクテリアの飼育水槽である浄化槽内に酸素を送り、好気性菌を上手に育て続けるための装置なんです。

前置きが長くなりましたが、写真の水面の泡は、分解しきれない汚れとそれの取り付き増殖しているバクテリアの膜、そしてそこから発生する水に溶けにくい有毒ガスが水面に上がってきて発生したガスの泡です。
対策はせっかく水面に浮きあがっている汚れの膜を、新聞紙を静かに浮かべて吸い取らせ、あとは丸めてポイ!
あとは静かに上澄みの水を何か容器で汲みだし捨ててしまいましょう。

あとは水草を増やすか、金魚鉢に使うブクブクポンプを仕掛けるか、水を攪拌し動かし空気を積極的に溶け込ませる工夫をし、赤玉土の中に役立つ好気性菌をたくさん住まわせ活躍してもらいましょう。

今の有機物を吸収する水草も少なく、ただのたまり水にしたままの状態では、またすぐに同じ現象が繰り返されます。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
大変勉強になりました、参考にさせて頂きます。
ちなみに
発泡スチロールは特に他のことに使っていたものではありません。

お礼日時:2018/08/09 14:30

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