テレビドラマ&映画「spec」と「sick's 」について

「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」シリーズを見終わって、今は
「SICK'S 恕乃抄 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜」を見ています。そこで疑問に思った事を質問します。
①specは人間の脳が進化したものなのか？
②卑弥呼、セカイ、青池潤、ユダの正体は？
③ 漸ノ篇でユダが言っていた「ガイア理論」のくだり
の意味。
④当麻のspecとは？
⑤ファティマ第三の予言とは？
⑥ 爻ノ篇のラストの解説。
⑦ 「sick's 」の世界は前作「spec」から、どういう設定になっているのか？

分かる範囲、妄想でもいいので教えて欲しいです。

No.2 回答者： kirara-ki 回答日時： 2018/10/05 02:07

①現人類のDNAがわずかに変化したものらしいです。

②卑弥呼は現人類より先にいた人類の末裔。セカイ、青池潤は神。ユダ（温田）はセカイたちの仲間。
④死者を黄泉の国より召喚できる。強大なスペックで本人も制御不能？
⑤第三次世界大戦が始まり、この世の全ては消えてなくなるというもの。

青池里子がマリアで、青池潤がイエス・キリスト（青池里子の身体・細胞を借りてこの世に現れた神）、セカイが神（ゼウス？）
紀元0年にイエス・キリストが誕生し、神の教えを布教していったようにこの世には度々キリストのような存在が生まれていた。現時代では青池潤。
神はイエスを遣わすことで愚かで罪深き人間を正しく導こうとした。そしてイエスはユダの裏切りにより全ての人々の罪を背負ってローマ人によって十字架に掛けられるわけです。
現時代でも同じことが起こり、いくらチャンスをあげても人間は愚かで戦争したり自然を壊したりと身勝手だからもう世界（ガイア）そのものを消滅させちゃうよとセカイが怒ったわけです。
そして世界は消滅してしまうのですが、当麻が強大なスペックでその消滅を食い止め日常を復活させます。
しかし、当麻自身は消滅してしまい、時間を漂う存在となった。
実は当麻がイエス・キリスト的存在であったわけです。
温田（ユダ）やセカイはその能力の強さを知っていたので自分たちの側に取り込む（か消滅させるか）しようとし、味方のふりをして実は裏切り者だった。
スペックホルダーたちは、キリストの弟子たちのような存在。
何事もなく進んでいく日常は当麻（キリスト）の犠牲の上に成り立っている。

というようなお話なのかなと思いました。

No.1 回答者： サワイ 回答日時： 2018/10/04 10:39

SPECしか見てないので、SPECに関することだけ回答します。

①人間の脳の進化は関係しているように見えますが、スペックホルダーが何故そのスペックを保持できたのか、身体のどんな働きによりスペックを使えているのか、等は解明されていません。

つまり、未知の能力という意味で、人間の身体全般的な謎と捉えるべきで、「脳の進化」だけとは限らない気がします。

そもそもスペックホルダーが本当に人間なのかどうかすら謎です。例えば寄生獣のようなモノを想像することさえ可能ですからね。

作品世界観として番組や映画を捉えてみると、SPECが始まった当初は、「ケイゾク」からの継続に興味がありました。

しかし、ケイゾク→SPECに至る中で、回収しきれない謎をどんどん壮大にしてしまい、現実離れし過ぎたのが、なんとも残念です。

本来の日常にある不思議さと、人間の未知な能力のバランスが絶妙なところが魅力だったのですが、次第にSFだから何でもアリ的な方向に走っていったのは、制作側の逃げに見えます。