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 事件の記者会見を見ていて疑問に思う事があります。
 不誠実な態度の会見をしている責任者に「不誠実だ!」と切れたり、会見を延ばし延ばしにしているような責任者に「こっちは寝てないんだよ!」と切れている記者もいました。

 そういう態度は心境としては理解できますが、プレスという立場からそういう詰めよる態度をしていいのでしょうか?。あくまで情報を伝達する立場なわけで・・・。

A 回答 (7件)

#1です。


#6の方のご回答にありました「松本サリン事件」の例を使って、もう一度述べさせてください。

この事件で、私が当時一番印象深かったのは、警察の(確か本部長?)が、記者会見で発表したときのことです。
「農薬を調剤している人物がおり、取り調べている」との発表で、記者の「その人物が有力容疑者か」という質問に対し、自信有り気に少し口元に笑いを浮かべて「これ以上は言わないでも分るでしょう」と言った場面です。

この会見を聞いたとき、「犯人に間違いない」というような発言をしていいのか、しかも「湾曲に」いうのは、なお更おかしい、と思いました。
しかし、記者からはそれについての追求はなかったようでした。

その後、「冤罪」事件になっていき、マスコミが断罪されたわけですが、これは、警察のこのような発表に疑いもせず、引きずられていった結果です。

あの場面で、警察の「決めつけ」や「湾曲な言い回し」を、徹底して追及する姿勢に欠けていた「記者の姿勢」が、当時から不満でした。

警察・政府・大会社などの「権力や社会的な強者」(これにははマスコミ自身も含まれます)に対しては、詰め寄る姿勢をなくしてはいけないと思っております。

今回のご質問者のケースでいけば、詰め寄った相手は、これらに該当するでしょうし、言い逃れやごまかしの説明をしている相手に詰め寄るのは、至極当然ですし、詰め寄らなければ、権限がないから黙るべきという、悪い意味での「サラリーマン的」記者になってしまうと思います。

報道に一定のモラルが求められるのは当然ですし、自らを律することを怠っていると、政府から「報道の自由を奪う」ような規制をかけられる結果になってしまいます。
「個人情報保護法」ができてから騒ぎ始めたお粗末さは、いい例です。

今回のご質問、及び私にいただいたお礼でのように、今回のご質問は、事件の内容(社会性があるか)・詰問する相手(詰問しないと真実を言わない相手か=何かしらの力を有している)・目的(真実を追究するためか)を明確に区別しないと、回答が大きく分かれてしまうと思います。

その意味を、「記者」と「芸能番組のレポーター」という表現で表してみたわけです。

再々の回答、失礼致しました。
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記者は裁判官でもなければ警察でもありません。


ですから近代法治国家においては尋問並びに犯罪者と決め付けた扱いは許される訳はありません。

報道姿勢にも一定のモラルが問われるべきであり、報道の自由とはややもすると野次馬的無責任集団となりかねませんので自ら厳しく律して行く姿勢が必要でしょう。
サリン事件での河野さんを追い詰めていった事件を忘れてはいけません。
特権階級ではないのですから。
なおただのサラリーマンと言うのは語弊がありますがある意味で的を得ています。何ら特別な権限を有しているわけでは無いと言う意味において・・・。

人を卑しくする人種にはなりたくありません。
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#1です。


お礼拝見しまして・・・

>例えば、殺人被害者の家族がプライベートを詮索されたり、強烈な取材攻勢にさらされたりと・・・。

⇒これは、主として「芸能番組のレポーター」のことではないでしょうか。
レポーターは「記者」とは言えませんし、レポーターや芸能番組のことであれば、ご質問者のおっしゃることには大賛成です。
好奇心に訴えるだけの番組のレポーターが、あたかも「公共の代理人」のように振舞うのは、勘違いも甚だしいし、不遜ですね。

「記者」なら、真実に近づく手段として、特に相手が権力者であればあるほど、厳しく詰め寄らなくてはいけない(例に上げられたのは、これに当ると思います)し、反対に弱者・被害者に対しては、保護と思いやりが求められるでしょう。


ただのサラリーマンという意識では、記者の使命は果たせないと思いますし、そんな記者はいりません。
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おはようございます。



 特権意識から来る発言だと思います。自分達は他の人と違ってなにか立派な仕事をしているのだと勘違いしているのではないでしょうか。ただのサラリーマンだと思うのですが。

 もちろん彼等も社の取材方針に逆らえないのですから、それがテクニックであることも理解できます。しかし、質問者様が仰るようにあくまで情報を伝達する立場という大前提を忘れてはいけないと思います。

 私は不誠実な政治家や企業には虫唾が走るんですが、それに美味しそうに群がる記者から発せられる胡散臭い正義感も好きになれません。ゴシップに群がる芸能記者とどう違うのかと思います。

 別に彼等が切れようが切れまいが取材される側の不誠実さなど見ている側が見抜けばよいわけで、彼等はそれを淡々と追求すればよいのです。そして我々視聴者側もそれくらいのメディアリテラシーは最低限そなえておくべきだと思います。

失礼しました。
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 不誠実な態度って言うのは、要するに表に取っ掛かりになる感情が出てないんです。

だから、手法として圧迫して、取っ掛かりを出させるという取材手法は相手の真意をさぐる上では有りだと思います。
 もっとも、相手の態度にマジ切れしている場合も往々にしてありますし、例えば不祥事起こした会社の担当者が口先だけで「申し訳ない」とかいえば、そりゃ誠意がないから取材者としての立場以前に怒りを覚えることも無いとは言えません。
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 おはようございます。



 確かに、「お前は、何様なんだ。ただのサラリーマンで、ただ、新聞社の看板を背負っているからそこにいるだけじゃないか!」と思うような、記者もいますね。見ていてもどうかなと思います。テクニックを越えて、売り言葉に買い言葉みたいに、私情が入っているような感じの時もありますね。
 
 情報を引き出すテクニックと言うのもあるかもしれませんが、それだけではないような気もします。本人も、昼も夜もなくストレスが溜まっているんじゃないでしょうか。いい情報を取ってこないと上にも怒られるでしょうし。
 そう考えないと、皇室関係の記者会見でも、同じ対応をしないとおかしいですよね(不祥事の記者会見ではないからかもしれませんが)。突っ込んだ質問する人誰もいないですよね。
 「弱くをくじき、強気をたすく」という言葉が、頭に浮かんできます。
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>会見を延ばし延ばしにしているような責任者に「こっちは寝てないんだよ!」と切れている


⇒雪印の社長に対して記者が言った言葉ですが、記者に取り囲まれた社長が苛ついて、「私は寝ていないんだ」と発言し、記者が「こっちだって、寝ていない!」と言った件ですね。
決して、自分が寝ていないことに苛ついての発言ではなく、相手の社長の発言があってこそのことというわけです。
国民が困っている時に、問題の当事者の発言としては不適切と責めた発言であって、切れたのはむしろ社長のほうで、責められるのも社長の方でしょう。

これは、いい例かもしれません。

プレスは、情報を「伝達」することは大事なことですが、その「情報」とは、「真実の情報」でなくてはいけないわけです。
取材相手の一方的な発言を、ただ伝えるだけではなく、如何に「真実を語らせ、引き出させるか」が重要ということです。
そのために、突っ込んで強い言葉で言い寄ることは、必要な「テクニック」ともいえましょう。

警察が、容疑者に対して、一方的に言い分を信じては、「事実」が掴めないのと同じでしょう。

むしろ、民間人に対して「厳しい言葉で追求する」以上に、政府に対しても、「切れて」欲しいくらいです。
小泉首相に対してなど、情報を取らんがために、「強く迫る」態度が不足しているようにも思いますしね。
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この回答へのお礼

確かに言われてみれば、そうかもしれません。
そういう態度が無ければ私達は正しい情報を手に入れる事が出来ない訳で、必要なテクニックなんでしょうね。
私がちょっと気になってしまったもう一つの点としてはその執拗な姿勢が、取材対象者を追い込んでいるケースもあると思うんです。
例えば、殺人被害者の家族がプライベートを詮索されたり、強烈な取材攻勢にさらされたりと・・・。
それはそれで、これはこれという線引きもプレスに必要な姿勢だと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/05 06:31

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