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大学で、最近見たアニメ(映画も含む)でもっと詳しく調べたくなったこと、もっとも興味を持ったことなどから独自のテーマを決め、調査・考察をしてレポートを書けという課題が出されました。

テーマとは例えばどんなものなのでしょうか?私は最近、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国の逆襲という映画を見ましたが、そこからテーマを決めるとなるとどうすればいいのかわかりません。この作品についてだったら、「なぜ人は過去に執着してしまうのか、なぜ過去は美しく見えるのか」というものもテーマといえるのでしょうか?

また、映画を観ての考察のレポートだと自分の考えや感想ばかりになってしまいそうで、、、感想文に近くなってしまっても、自分の考察ができていればいいのでしょうか?教えていただけると助かります。

A 回答 (3件)

アニメや映画の作品に基づいて、という課題なので、「なぜ人は…」などのガバッとした大風呂敷広げるのは、あまりよい方法とは思えません。

それだと、たとえば文学小説でも哲学書でも同じテーマを引っ張り出せてしまいます。

本人の気持ちが大事なので、あなたが本当にそう思うんだったら、そのテーマ設定は絶対だめということは無いとおもいます。しかし一般論としては、あまりにも普遍的で大げさなことを調査したり考えたりしようと意気込むとかえって手に負えないですし、出来上がるレポートも穴だらけの底の浅い内容になってしまいます。

こういう場合「クレヨンしんちゃん映画における日本のノスタルジー」とか「ミレニアムに合わせて公開された映画の比較分析」みたいに、自分の脳みそのネジをギリギリ絞めてゆきピントをしっかり絞り込んで、クリアにします。
このくらい詳細に具体的にタイトルを決めてしまうほうが、関連情報を調べやすいし、考えもまとめやすくなりますよ。

なお「オトナ帝国の逆襲」を私は見たことないですが制作年をネットで調べたらちょうど2000年ごろですね。
ミレニアムは世界的にも大きな節目なので、当時の時代背景をさまざまな分野から詳細に調べやすいと思いますし、ミレニアムにふさわしいストーリーになっているはずです。
学生さんがレポートを書くにあたり、いろいろなことを調べて視野を広げたり考えを深くしやすい、妥当なサンプルだと思います。

また「私はこう感じた」というふうに自分の狭い考えを強化するように書くのではなくて、いわば新聞記者のつもりで書くと、客観性を損なわずに調査したり考えをまとめたりしやすいとおもいます。5W1Hというの、きいたことあるとおもいますが、レポートだってそれがあまりにも欠落していて自分の空想や感情に走りすぎている場合は、あまりよいレポートになりません。それはどのような分野の学問でもおなじです。

レポートはあなたの個人的な日記やエッセイではなく、第三者を説得するための文章なので、たとえ今回の読み手はたった一人の教官だとしても、いつだれがどこで読んでもわかりやすく、また深く納得しやすい文章を書くように工夫をされてみてください。そうすると心の態度は自然と「大人」になります。
何かりっぱなことを書こうとか、変わったことことを言おうとはしなくていいです。そうではなくて、あなたの目があなたの心やあなたの部屋の中だけではなくて、日本や、世界や、万人をよく見ていることが大事です。

「映画を制作した時期の日本はこんな文化や価値観が流行していた、日本の政治はこんなふうで、政権はこう、景気はこういうかんじだった。またそのころの世界の動向は、このようである。そのようななかで、この映画が公開された。」
「映画の中に出てくるオトナ帝国のノスタルジーは具体的には、こんなふうなコンテンツで構成されており、それは具体的には昭和○○年代や、西暦○○○○年ごろをベースにしている」

たとえばそういう情報を書くには、空想や趣味だけでは無理ですね。ネットに出てたって、ネット記事なんか誰でもウソを書けますから、その情報源はどこなのかまできちんと自分でつきとめなければ責任もって調べたことにはなりません。

「過去とは、ノスタルジーとはなにだろうか」というふうに道をとってはいけません。それは迷走的な文章を書く人がよくやるまちがいですが、そうではなくて例えばこの場合だと「クレヨンしんちゃんの世界におけるオトナとは、具体的にはどんな属性の人々を言うのだろうか」とか「ミレニアムという節目における過去とは一体、誰にとっての何だったのか」というふうに考えるのが、堅実で誰にとっても納得しやすい文章を書くコツです。

そして一番最後に「以上の調査から、私はそのなかにある○○というメッセージがとくに良い、特に大切だと思った。そのことを学べるクレヨンしんちゃんの映画は最高だ。しんちゃん大好き、しんちゃん最高」というふうに、自分の考えを好きなだけ述べます。

逆に、丁寧な調査をした結果、何かにとても幻滅したり、何かの間違いを発見したりすることもあります。そういうときは「調べた結果、事実はこうなのだが、映画ではこういうふうな加工変形がなされていることがわかった。私見では、この加工は悪質に思われる。なぜなら…という大事な倫理がこのことで大幅に損なわれてしまったからだ。」というふうに、できるだけ理性的に批判します。「がっかりしました」みたいな感想は、レビューだったらOKですが、映画の感想文を書きなさい。という課題じゃないので、主観、感情論は入れるとしてもほんの少しにしておくほうがいいと思います。

レポートは慣れるまでは難しく思うでしょうが、慣れたら探偵ごっこみたいで楽しいですよ。私の書いたのは一般論で、フォーマットみたいなものでしかないので、あなたの個性には関係ありません。新聞でも同じ事件の報道なのにニュアンスが各社で変わったりするでしょう。客観的な情報を正確にまとめるだけといったって、誰もロボットじゃないのでかならず偏りや個性がにじみ出ます。それはわざとしてはいけませんが、自然な誠実な行いのなかにもにじむものは本当に大事なのです。特に若い時期は大事です。

私はもう中年だし、新聞記者ではないですがそれに近い仕事をすることもあるので、そのせいでけっこう堅苦しい平凡な考えにとらわれているけれど、あなたは私ではないのだし、中年でもありません。このさきいろいろなレポートを書くなかで、ときにはわざと型破りに個性的にのびのび書くことも、ぜひ挑戦されてくださいね。
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『聲の形』なんかはいかがですか。


ちょっと変わったアニメですし、 例の京アニ事務所焼き討ちで監督がなくなってるみたいですし、話題には事欠きません。
何について書いてもいっぱしの論文見たいなのが書けそうです。
時間と金があれば 聖地巡礼 をしてみましょう。
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>感想文に近くなってしまっても、自分の考察ができていればいいのでしょうか?


「調査・考察をして…書け」なんだから、その条件さえ満たしていればだけだよ。
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