プロが教えるわが家の防犯対策術!

質問です。

SF小説を書くにあたり、事実に基づいたものでないと駄目でしょうか?

例えば、「人体実験で、血液型別に超能力の開花に時間差がある」というストーリーだった場合。

「一番短いスパンで能力が覚醒したのが黄金の血と呼ばれるRh null型。その血液型の覚醒者から細胞核を取り出し、骨髄に注入して、血液型を変質させ、Rh null型の覚醒者を量産させる。しかし思わぬ副作用があり……」

これは、実際に存在する「Rh null型の血液型」と「骨髄を移植したら別の血液型に変質する」という2つの事実を基に膨らませた設定です。

そもそも超能力の時点であり得ない設定なのに、医療知識までストーリーに合わせて自分の解釈に捻じ曲げてしまったら元も子もないのでしょうか。

現実的な超現実。

フィクションをいかにリアルに描くか、ということですか?

A 回答 (11件中1~10件)

フィクションですから、現実にありえない設定も良し。


ただし、架空の設定でもしっかりと確立していること。
ウルトラマン以後、他の製作会社が類似の特撮ドラマ作った中に、怪獣のサイズが、シーンによって大きくなったり小さくなったりしてるのがあるけど、そういういい加減なのは駄目。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:12

SF空想科学なので、学術書を読みこんだほうが、それらしい設定ができるが、


空想なのでとらわれすぎては、つまらなくなる。

>フィクションをいかにリアルに描くか、ということですか?
そういうことです。

僕のSFマンガ、「エリダヌス星2914」では、光速を超える戦闘機を
光速に近づくと寸詰まりになって、光速時点で消えると解説した。
光と同速で向こうへ行けば見えなくなることの延長です。
興味があれば、アマゾンKDPにあるので、商品名で検索してください。
前編無料の後編有料ながら、後編のサンプル部分にあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:13

これは「とても重要なこと」でもあり、同時に「とてもどうでもいいこと」だと思う。



作家自身にとってはどこまで事実に基づくかというこだわりであり、そこにこだわることは物語の全体から見てもとても重要。
ライトものならともかく、物語全体は本格的なのに設定がヌルいと・・・ちょっとねぇ。
でも、どこまで事実に基づくかというのは決まりがあるわけではないので、作家自身を除けばどうでもいいこと。
あくまでフィクションなんだからね。

とはいえ。
プロアマ関わらず他者へ公開する作品であるなら、読む側のことも考慮する必要はあるかな。
前述したけど、ライトな小中学生の読み物なら設定はヌルい(固すぎない方)が分かりやすくていいし、ハードSFならある程度の年齢層やマニアな読者もあるから厳密さが求められる。
そこにミスマッチがあると物語全体がぐたぐたになる。
つまり、自分の作品の性質と読み手を考えて、どこまで設定にこだわるかという『さじ加減』が必要になる。


質問文の設定を例にとるなら、割とライトノベル向きの設定に感じる。(「感じる」が重要)
ハードSFの読者の食指が動くかといえばピクリともしないだろう。
そこで、その作品がハードSF志向であるなら、作家はもっと緻密に厳格に設定を行っていく必要が出てくるわけだ。
この場合、「フィクションをいかにリアルに描くか、ということですか?」ではなくて、「フィクションの中にどこまでリアルを取り込むか」ということになる。


書いていて迷ったのであれば。
まずは自分の思った通りに(本件の場合は「自分の解釈に捻じ曲げて」)書きあげてみるといいよ。
推敲しているうちに設定が”浮いてる”ように感じたら、そこで初めて設定の捻じ曲げ方を変えてみればいい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:14

どんな話でもお好きなように書けばいいのです。


判定は 読者がします。
その結果、売れなければダメ 売れればいい というだけのことです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:14

SFと言うジャンルは「サイエンス・フィクション」と「サイエンス・ファンタジー」の2種類があると言われています。



どちらも「今の時間軸からみて、未来、または過去、で科学技術をひとつの要素として物語が展開するジャンル」になります。


>SF小説を書くにあたり、事実に基づいたものでないと駄目でしょうか?
そんなことはまったくない、と言うしかありません。重要なのは「物語の展開として、読者がその仕組みを納得するかどうか」だけです。

たとえば、SFとしてもっとも初期の作品にジュール・ベルヌの「月世界旅行」があります。
実はこの物語は2部構成になっていて、上巻は「月に人を運ぶための大型大砲を作ること、その困難さや資金集めなどが主題」で、要するに「月に行く」と言うリアリティを追求するために「どれほどたくさんの技術的な課題を解決し、そのために必要な資金を集め、そしてそれが世界的なプロジェクトになって人々が熱狂していくか」を描くことで、読んでいる人がリアリティを感じ内容にのめり込んでいく、というかたちなっているわけです。

この本を今読んでもおもしろいのですが、ただ、現代の私たちは「大砲で撃ったら、中の人は加速度Gに耐えられないで死んでしまう」という事も知っている、ということです。

しかし、それを知っていてもなおこの本の面白さは変わりません。
このような小説をサイエンス・フィクションと呼ぶのです。

サイエンス・ファンタジーはたとえば有名なJJトールキンの指輪物語はサイエンスファンタジーの初期作品だと言われています。他にもスタジオジブリがアニメ化したアーシュラ・K・ルグインの「ゲド戦記」などもサイエンス・ファンタジーの傑作と呼ばれています。

これらの作品は、必ずしも現代の科学(地球上の物理法則)とは違う場合もあるものの、一定の法則に従った「ある社会」を描いているものになります。

他にも1960年代のSF小説には「原子力飛行機」のようなモチーフが出てきます。当時は原子力が最先端技術であり「原子力飛行機」はなにかすごい未来のもののように感じてしまうのですが、とはいえ「原子力でどのように推進力を得るのか?」という事には誰も答えてくれないのです。(一部現実に米ソは原子力飛行機の実験を企画しましたが、これは推進力を得るために放射能汚染を引き起こすというとんでもないもので、現実には飛んでいません)

SF小説というのは、科学的に見える仕掛け、が成立していればそれでいいのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:19

あくまでサイエンスフィクションなので、ある程度科学的な論拠があるものを言います。

それが無いものはファンタジーの範疇になります。妖精が何かしたりするとファンタジーとなっていきます。ただ、境界はあいまいです。音波共鳴で飛行する宇宙船なんてのもありますから。
血液の突然変異によって超能力が発生するというのも悪くはないと思います。その辺の理論や過程をどうこじつけていくかで評価は分かれるでしょうけど。単純に血液型が変化しただけなら、現実にそうなっていて超能力なんて誰も得ていない訳ですからマズイですよね?そこで、血液型だけでない何かを考え出す必要があります。そこを、妖精の力にすればファンタジー、何かしらの科学的解釈をうまくくっつけられればSFになれると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:19

私は現実と仮想をゴチャ混ぜにして書いてます


その方がSFらしい
サイエンスは現実、フィクションは仮想
両方で、SFです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:19

あえて言及するなら「Rh null型の血液型」と「骨髄を移植したら別の血液型に変質する」という要素に現実では超能力につながる要因はありません。

ならば、上記の特性に便乗して「とある因子を持った成分を含む要素を充填した結果、特定の現象が現れた」など、現実の論拠に想定外の組み合わせが加わったことにより、常の技術ではがあり得ない能力が発言したぐらいは書きたいところです。

主にSF小説で事実に基づいた描写が必要な部分とは、飛行機・宇宙船など、何らかの動力で運行するメカニックの動力部分に説得力を持たせる部分です。既存の動力の上位版を搭載しているとすれば、排気熱や出力系統、航行に必要な現実の機体にもある飛行動作の安定機構など、現実のモデルで説明がつく要素は綿密な取材や交渉で、取り入れるべき事実を取り混んで描写することで、SF的な効果に現実の技術の延長上で働いている未来の技術の効果だという説得力が生まれるのです。

そういう意味で、超能力というのは超常的な現実の事象で説明のつかない力ですが、その発言過程に現実の生体的な知識と、なぜ突然変異的に能力が発言したかなどの細かな過程をどこかで論理的に説明できていることがSF作品における説得力に繋がるのです。

その対局にあるのが、何も説明しない、ある日目覚めると〇〇という力を得ていたなどの稚拙な表現で、説得力も現実感もない唐突さが前者らの描写力との違いが明確に浮き彫りにするかと思います。

同じようにSF作品で難しいのは1から10まで作者の解釈により描写をしてしまう事。
たとえば、エンジンを点火するには基本構造である現実のエンジンの燃焼過程を踏襲して、機構こそ未来の装置や設計で良いとしても、燃料の概念や燃料を燃やして推進エネルギーを生み出す点などは抑えておかないと、「〇〇エネルギーを利用した波動エンジン」みたいに1行で未来技術を表現しても、そこには説得力も何もなく、読者にご都合主義の一言で片づけられてしまいます。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:19

>フィクションをいかにリアルに描くか、ということですか?


大筋ではそれで間違いでもないんだけど、もう少し厳密に言うと、
フィクション[空想]としての論理が、作者だけが創造し得る世界の中で、
科学的に破綻しない範囲で世界観を構築し続けられるかが重要なので、
それを読者に納得かつ面白く展開出来るなら、コアなSFファンから
そうでない人にも受け入れて貰える可能性が高くなると言うだけの事です。

しかし、当然ながら新しい論理を「創造」する事と「文章」を書く技術は
全く別なので、論理は「素材」で「味付け」無しで成立もしないので、
結局は、どんな論理で有れ小説を面白くするのは味付けの方ですよ。

添付動画は、小説の話ではないけど色々参考になるかも???
(公式配信=視聴合法。2本目は以降はリンク先で)
--------------------------------------------
https://goo.gl/3Szg9r
https://oshiete.goo.ne.jp/guide/about
--------------------------------------------

--------------------------------------------
※2本目。28:50までスキップ
https://www.youtube.com/watch?v=d6AH3_WnUrU
※3つ目。チャンネル動画全部
https://www.youtube.com/channel/UCcz_P5DF8HziGXv …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:16

あくまでも『フィクション』なので、事実に基づく必要はないと思います。


でも、現実にありそうなことの方が、リアルでより面白そうだとは思います。
ジュラシックパークやアルマゲドンのように(^^)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になります。

お礼日時:2020/01/26 01:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!