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昨日、「チコチャンに叱られる!」を見ました。

サンタの話の後半で、日本には明治33年に初めて紹介された事、
その後のサンタ像が紹介されました。

そこで紹介されたサンタの図(大正3年=1914年)が赤い衣装の
サンタで、現在のコカ・コーラサンタとそっくりです。次の挿画です。
https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei …

ところがコカ・コーラサンタは1931年誕生です。世間には
<大きな身体に真っ赤な衣装をまとい、白いあご髭をたくわえた
陽気で楽しいサンタクロース。世界中の人々が知っているだろう
このイメージのルーツは、何と、「コカ・コーラ」にありました。
1931年、コカ・コーラ社とアメリカ人画家が「真っ赤な衣装と
白いあご髭」のサンタクロースをつくりあげたのです。
クリスマスシーズンの風物詩になった赤いサンタクロースと
コカ・コーラ社の深い関係。その知られざる物語をご紹介し
ましょう。>の様な記事がよく見られます。
https://www.cocacola.co.jp/stories/santa2016

大正3年の日本人の誰かが赤い服のサンタをデザインしたはずも
無く、当時既にあった欧米のサンタ像を紹介しただけと思います。
赤い服のサンタ=<1930年代に入り、コカ・コーラ社は、より温かみのある
人間的なサンタクロースをつくり出し、それをクリスマス・キャンペーンに
起用しようと考えました。そして、その創作を1899年生まれ、シカゴ育ちの
スウェーデン系アメリカ人であるハッドン・サンドブロム(Huddon
Sundblom)に依頼します。・・・・・>
の説明は実は正しく無く、
「ハッドン・サンドブロムは欧州で描かれていた赤い服のサンタに着目し、
それを転用(盗用)したのがコカ・コーラサンタとして世間に拡まった。」
が正しいのではないのでしょうか。

欧州留学中に、「昔は緑のサンタも居たのに、なぜ赤いコカ・コーラサンタが
欧州で抵抗なく受け入れられているのだろう?」と素朴な疑問を持っていました。
しかし、原型が1910年代に欧州で既に知られた赤い服のサンタだとすると
今ようやく納得です。

この例の様に、事実が少しずつ曲げられて、いつのまにか簡単で解り易い
説明がいわゆる常識として定着して行く。特にネット社会では、かの有名な
言葉「嘘も100回言えば事実に成る」が実現してゆく。
考え過ぎでしょうか?

A 回答 (3件)

凄いね



こんな事 考えるよりも もっと 為に なりそうなサイトは沢山あるのに 何故 こんな どうでもイイ様な事を 調べたのか?の方が 俺には気になる
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この回答へのお礼

たまたまチコちゃんに叱られるを見ていて、大正3年の挿絵に
赤い服のサンタが有りました。え~!親父(故人)の生まれた頃には
赤い服のサンタは居たのと云う驚きからでした。
私もコカ・コーラサンタ説を何となく信じていたので、気になって
調べ出したのです。その結果、判らないので質問しました。

世間で信じられている事が素朴な疑問からひっくり返った有名な
例は、アメリカ巡洋艦インディアナポリスの沈没です。
艦長が責任を問われ、大戦中の艦長としては唯一人不名誉除隊と
成りました。遭難した水兵の大多数が鮫の餌食に成ったとされ
ました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/インディアナポリス_(重巡洋艦)#艦長チャールズ・B・マクベイ3世とその後

映画ジョーズ(モデルは上記の事件)を見て疑問に思った米国の
中学生が、この件を調べました。名誉回復に尽力した日本人潜水
艦長の証言記録(映像)も有り、艦長の名誉は死後、クリントン
大統領によって回復されました。

事実はちょっと違うのに、世間には簡単な説明が流れ、皆がそういう
ものだと納得している。何か共通なものが有るように感じたからです。

お礼日時:2019/12/03 18:40

サンタクロースのデマが広まったのは、影響力の大きいコカ・コーラ社がそれを広めたからというのが一つ、一般人は最近まで容易に真実を知る術がなかったというのがもう一つの理由で、この後者の理由が重要です。


ネットは玉石混交で、石(偽情報)もあれば玉(真実)もあります。したがってネット社会では真実を知る手段が提供されていることになり、そういった嘘は理屈の上では広がりにくいはずです。問題は、ネットのユーザーがちゃんと深追いして調べる気があるかどうかにかかっているわけで、結局はユーザーのネットリテラシー次第ということになります。

だから、一概に、ネット社会では「嘘も100回言えば事実に成る」とも言えません。
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この回答へのお礼

<そういった嘘は理屈の上では広がりにくいはずです。>
確かにその通りです。
<結局はユーザーのネットリテラシー次第ということになります。>
特に異論は有りません。

しかし、「理屈の上では痩せるはずです。」、「結局は本人のやる気
次第ということになります。」と歪曲的に言換えることができます。
ボーット生きていて、8年ぶりの検診で女医さんに「立派な高血圧ですよ。
そう50年前から!今まで無病息災?明日何かが起こるかも知れませんよ!」
と言われました。「先生は頑健な者を病人と宣告し、それを治そうとする。
それは悪あがきで、例外なく皆死にますよ。薬なんかいりません!」。
「では5~10kgはダイエットを!!生活指導にどうぞ。」
それから既に2年、相変わらず頑健ですが、5kg以上は痩せないものですね。<やる気次第>なんでしょうが。

ネット社会では「嘘も100回言えば皆不感症になり事実と区別ができなく
成る」がより今様でしょうか。

お礼日時:2019/12/03 19:20

赤い服に白髭のサンタというイメージを世界中に植え付けたのがコカ・コーラ社であることは事実です。


おっしゃるとおり、昔はいろんなサンタがいました。
カップ麺じゃないけど、赤いサンタや緑のサンタ、悪い子を枝で叩くサンタの相方もいました。
しかしそういうサンタを一気に駆逐したのがコカ・コーラサンタです。

ただの地方豪族に過ぎなかった赤サンタ。
その赤サンタがサンタ界の世界統一を成し遂げた。
それがコカ・コーラ社のサンタであったことはやはり間違いのないことです。



>事実が少しずつ曲げられて、いつのまにか簡単で解り易い説明がいわゆる常識として定着して行く

それはネット社会の前からあることです。
「大化の改新」は横暴を極めた蘇我一族を討った正義のクーデターということになっていたし、
「真田信繁」は真田幸村と名前を変えさせられていたし、
江戸時代は「士農工商」という厳密な身分制があったとされていたり、
あとになって、いや実はそうではなかったということが分かることは山ほどある。

世の中の陰謀説やトンデモ科学(水からの伝言、マイナスイオンなど)もそうだろう。

分かりやすい説明、面白い説を信じたがるのは人間の性なんだから仕方がない。
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この回答へのお礼

<分かりやすい説明、面白い説を信じたがるのは人間の性なんだから
仕方がない。>
確かにその通りですね。

しかし、膨大な量の情報が瞬時に流れ、情報空間を覆いつくす現代では
よけいに注意しなければならない点ではないでしょうか。

今問題の隣との関係も、基本的には情報の自己中心な解釈に起因すると
思われます。自分の誇りを護る為に、事実を検証せずに、歪曲し誇張して
自己の「立場」の正当化の為に相手を「悪の帝国」として糾弾する。
いつか「分かりやすい説明、自分に好ましい説を信じたがるのは人間の
性なんだから仕方がない。」そんな人々が隣近所に溢れる様な悪寒を
感じます。

学生時代に、カタロニア賛歌、アニマルファーム、1984を読んだので、
最近は隣にそんな状況が出来つつあるなと感じる今日この頃です。
自身の足元も危ないのかも知れませんが。

お礼日時:2019/12/03 18:57

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