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日本で、「国民」という言葉は 一体いつから使われるようになったのでしょうか

A 回答 (5件)

時期としては明治時代の前半の頃です。



当時は社会的な身分制度が残っており、華族・士族・平民などに分かれていました。お役所が発行する各種の公文書類にも「平民 だれそれ」といった名前の記述がなされ、今日でも歴史資料館などで目にする事があります。

そのような時代に、欧米の制度を参考として日本にデモクラシーの思想を紹介しようとしたのが、社会運動家の徳富蘇峰(とくとみそほう)という人です。

彼は明治20年に雑誌「國民之友」を、また明治23年には「國民新聞」(現在の東京新聞)を発刊しました。

これらは蘇峰の業績として今日に伝えられておりますが、もちろん彼一人の力でできたわけではなく、多くの人々の賛同と協力がありました。

一方で、考え方を異にする人々からの批判や妨害もありましたが、蘇峰らの運動は後の大正デモクラシーに続くきっかけとなりました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%AF%8C …
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1924年に「国民の創生」という邦題の映画が公開されてますので


その頃までには一般的になっていたかもしれません。
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かつて、国家は王侯貴族のモノでした。


その時代には国民はおりませんでした。

居たのは領民です。

ところが、フランス革命が興り、
それをきっかけにして
1848年革命(「諸国民の春」)ののち、
つぎつぎと「国民国家」が成立しました。

つまり、国家は王侯貴族のモノではなく
国民のモノである、となったわけです。

この国民国家は、国民を総動員出来るので
強力なのです。
だから、最初にこれに成功したヨーロッパが
アジア、アフリカを席巻出来たのです。

日本では、列強の侵略に対抗するため
明治維新になって、この概念が強調
されるようになります。

お前等は、薩摩藩人、という以前に、天皇が
治める日本国、という国の国民なんだ、という
ことです。

こうやって、日本も国民国家に向かった
訳です。




一体いつから使われるようになったのでしょうか
 ↑
以上から、おおよそ150~200年前
ゴロからでしょう。
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日本国憲法公布以降です。


憲法の前文で、「国民」の文言が公に使われるようになりました。
大日本帝国憲法では、天皇陛下の民で、「臣民」と称せられました。
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福沢諭吉さん達が多数作った熟語のひとつだろね



だから明治以後
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