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今し方、
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1439739
の回答を書いていて思ったのですが・・・。

国に対する訴訟で、国側が敗訴になった場合、国民の側に立った判決みたいな言われ方をしますが、あれって、原告の数人以外(もしかしたら原告の数人も含めて)の1億何千万人が敗訴したってことですよね。
国が敗訴した場合は、なぜ国民はそのような行政をする閣僚を選んだ代議士を選んでしまったのか、考えなければいけないのではないでしょうか。

現在の多くの論調をみると、原告勝訴、国側敗訴だと国民が権力に勝ったかのように錯覚してしまいます。

どう思われますか。

A 回答 (2件)

>原告の数人以外(もしかしたら原告の数人も含めて)の1億何千万人が敗訴⇒ここでいう国は国民をあらわす言葉ではないのでこれは論理の飛躍ではないかと思いますが。



>国民はそのような行政をする閣僚を選んだ代議士を選んでしまった⇒このような議論で必ず選挙で選んだ我々に責任があるうんぬん、、という論法が出てきますが、これはおかしいでしょう。我々はたまたま議会制民主主義の国家に生まれて来たわけで、この制度においてはたまたま多数決の論理で指導者を選ばざるをえないわけで自民党に投じなかった人々もそれに従わざるを得ないわけです。実際小泉さんに投票した人は数万人しかいないでしょう。しかしながらそれ以外の一億数千万の人々が小泉支持かどうかは全くわかりません。全国民一致で指導者を選べればいいのですが、そうなると、またあの北の国みたいでこれはこれでいやですが、、。

>閣僚を選んだ代議士を選んでしまったのか、考えなければいけないのではないでしょうか。⇒おっしゃりたい気持ちは良くわかりますが、選挙の時に「国を相手どった○○の案件に関する裁判ではこういう立場をとります」というような個人のマニュフェストがすべての立候補者に提出を義務付けられれば別でしょうが、現段階では出ていないので、この問題は解決不可能ではないでしょうか。おまけに公約を無視するのも常識になってます。

たしかに行政のトップは閣僚ですが、実際上は役人がしきっていますし、諫干にしても、長良川大堰にしてもこういった公共事業が大多数の国民に本当に利があるのかと言われると疑問ですし(あなたがいう残りの一億数千万人には全く関係のない事だと思います)、逆にそれこそゼネコンと官との癒着等の構造が存在するのが大多数でしょう。従ってやはり軽軽に結論が出る問題ではないと思われます。裁判所に頼っても、裁判官も人の子ですから自分の将来を考え国よりの判決を出す傾向が強いですし、いずれにしろ難しい問題ですね。
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この回答へのお礼

いろいろとお考えを聞かせていただきありがとうございます。若干の補足を込めて以下を記述します。
・国民主権である以上「国=国民」で対立軸に「原告」があると考えた方が分かりやすいのではないでしょうか。
・民主主義において、多数決で負ければ自分の意見が通らないことはやむを得ないことと考えています。また、全員の意見が一致することはありえないことと考えております。
・公約で発表させるのは良い考えだと思います。小泉首相の私の中での評価は低いですし、つまり反対意見も多いのですが、旗幟鮮明にしなければ立候補できない、、公認を与えないといった態度で選挙に臨むことは一応評価しています。
・公約で旗幟鮮明にするのは良いことだと思います。しかし、裁判なんていっぱいあって、これは支持するがこれは不支持となって難しいと思います。が、選挙のたびに国民が考えるようになるのは割ることではないと思います。
・私は政教分離の違反に限りなく近いので、「靖国参拝」は反対ですが、当該ロビイストはそれを第一義に投票行動を行うことはやむを得ないし、民主主義の限界を感じます。
・諫早にしても長良川にしても国民の多くが必要悪と考えているように感じています。まあ、土木業者がつぶれても困るし、国民にきっちり選択をせまれば、税金で彼らを食わせる(生活保護など)のも税金で土木工事を行うもの同じであれば、後に物が残る土木の方がましかな。が、過半数になる気がします。(根拠は無いけど)
・それより最初の文章では、明確な表現はしませんでしたが、基本的に「原告勝訴」を鬼の首を取ったように報じるマスコミの姿勢について疑問をあらわしたつもりでした。
・最高裁判所判事の国民審査はどうしていますか。私はどうしても納得できない判断が出た場合、納得できない方を支持した裁判権には×をつけるように心がけています。
では。

お礼日時:2005/06/10 20:43

>原告勝訴、国側敗訴だと国民が権力に勝った



国=権力だから、それであってるでしょう。

>なぜ国民はそのような行政をする閣僚を選んだ代議士を選んでしまったのか、考えなければいけないのではない

まぁ、そうかもしれませんが、
結論は同じでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
No.2のお礼にいろいろ書いたので、興味があったらそちらを見てください。

お礼日時:2005/06/10 20:44

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