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津軽三十三観音の話を聞いてきたが、日本の他の場所でもという数字の神社巡りがあるようだが、(四国八十八か所もあるが)出てくるが これは(この数字は)何からくるのまた その場所の指定は何からくるの。

A 回答 (1件)

三十三箇所の観音菩薩などを巡礼参拝するのが、近世・江戸時代に流行しました。


33は、観音がその姿を変えて人々を救済するという教説に依拠して適当に選んだ結果でしょう。
ただ、巡礼先にある本尊?のようなのは、観音とは限りません。(圧倒的に観音が多い)
http://www.hohen-online.com/temple/junrei/temple …
最初から同じ場所で変更なしというわけではなく、時代によって、諸般の事情で場所や巡礼の順は変わったようです。
https://nippon-reijo.jimdofree.com/%E6%8E%B2%E8% …
どうやら、生活が一応安定してきた時代に庶民が、五穀豊穣・家内安全・無病息災などの現世利益を祈願して農閑期(春秋が多い)にこぞって出かけたようです。 場所にもよりますが、総延長が短ければ1泊で、長いと1回は1~2泊で、何年かに分けて回ったようです。
確かに、五穀豊穣・家内安全・無病息災などの現世利益祈願という名目も信心の心もあったには違いないでしょうが、強い信仰心以外に、日常から離れて旅をするという面もあったのでしょう。
なお、霊場によって違いがあるものの、観音が寺院の本尊や宗派と別だったり、いろいろの神社にあったり、神仏習合の結果というよりは、適当にこじつけて観音や地蔵を置いて、そこを巡ることにしてしたというご都合主義のようなところもあるようです。 
私などが観光や寺社巡りをするのも、「●●があるから」がメインというよりは、行くことが最初にあってその行き先を選ぶ理由に「●●もあるし」と後付けして、そっちをメインに説明しているようなところがあるのだと思います。 個々の霊場や札所で事情は違いますけれど、 ただなんとなく家を出て旅をして帰るというよりは、理由があった方が、自分自身の納得にもなりますから。
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