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アメリカの黒人の二通りの呼びに African American と African American があると思いますが、なにか使い分ける意味の違いがありますか?

質問者からの補足コメント

  • うっかりミスごめんなさい。 African American と Black American の使い分けについてです。

      補足日時:2020/06/07 10:18

A 回答 (7件)

最近ではアメリカのテレビ、ラジオ、新聞等のメディアはほぼ100%アメリカの黒人のことを African American と呼びます。

 また公の場での発言では、ほぼほとんどの人が黒人を African American と言います。 Black American または単に Black と呼ぶのは黒人本人です。 (白人は過去から現在に至るまでの黒人差別に対する後ろめたさから black とい言葉を使うのを避け、逆に黒人は人権意識の高まりから堂々と black という言葉を使うようになったと思います。)

なおご参考までに公の場で黒人を negro あるいは colored と呼ぶのはご法度です。 ただ people of color というような言い方はOKです。
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まず、日本語ではいまだに気軽に「黒人」と言いますが、「black」という言い方は使わないに越したことはありません。

私は友達同士の日常会話でも「African ~」を使いますし、そもそもどうしても人種について話す必要があることは稀です。以下に詳しく説明します。

「African American」は文字通り「アフリカ系アメリカ人」という意味です。つまり、先祖にアフリカ出身者がいて、今、米国人(基本的には米国国籍を所持している)ならば「African American」です。これは、その人についての“事実”を表しています。

一方で「black American」は「米国の黒人」を意味しているわけですが直訳すると「黒いアメリカ人」ですよね。そうなりますと「黒い」の定義は何だろう、というお話になるわけです。例えば、アフリカ系の人の多くが「黒い」肌の持ち主なのかもしれませんが、厳密には「こげ茶」や「うす茶」であったり、ときにはメーガン・マークルのようにかなり肌が白い人もいます。

また、アフリカ系ではないけれども肌が黒い人はどうでしょう。例えば、日本にもハワイ出身の有名な力士が何人もいましたが、彼らも肌は黒めです。米国に増えてきた東南アジア出身の人の多くも肌が黒めです。日本人にも、かなり黒めな人がいます。そういう人たちは「黒人」でしょうか。それとも、たまたま日焼けしているのでしょうか。生まれつき黒めなら黒人で、そうでないなら黒人ではないのでしょうか。同じ両親を持つ兄弟の黒めなほうが黒人で、白めなほうが白人と呼ばれるべきなのでしょうか。そもそも、そんなに迷ってまで、この人たちを「黒人」と呼ぶ必要はあるでしょうか。まさか昔の人のように「有色人種の血が一滴でも交じっていたら黒人」とするわけではありませんよね。

こうした背景を受けて、ここ10年か20年くらいでしょうか、「black」よりも「African ~」という表現のほうが一般的になりました。もちろん、アメリカ人でない場合には「African Canadian」「African French」といった表現になります。ちなみに、例えば、「ハリウッド映画が白人寄りになっているから、そうでない人にも均等な機会を与えましょう」みたいな物言いをする時には、ご回答にもあるように「people of color」という表現を使います。そして、この「people of color」は「白人以外の人たち」という意味合いを持つので、メキシコ人などはもとより、日本人などのアジア人も含まれます。

一方で、お待たせしましたが、おそらくご質問のきっかけは、今の米国で盛んに「black Americans」という表現が使われているからではないかと想像します。どういう場で使われているかというと、「コロナ感染者がblack Americansに多い。なぜなら彼らは貧しいからでは?」とか「白人警官に黒人が殺されたがblack Americansに正当な権利を」といった形で使われています。

これはどちらかというと標語のような感覚で使われています。つまり、このたび多用されている「black Americans」という表現には言外に、「世界の国々の中でも、米国の、しかも数ある人種の中でも肌の黒めな人たちが、なぜだか差別を受けている」という苛立ちや怒りが込められています。その背景には、"ただでさえ"コロナ予防策で黒人がないがしろにされているような気がするのに、ここへきて警官に殺された、とか、"ただでさえ"大統領が白人優先であるような気がするのに、案の定、黒人がコロナでないがしろにされているようだ、という「米国人ならでは」「黒人ならでは」といった感じの苛立ちが込められているのだと思います。また、「肌の色ゆえに差別されているのではなかろうか」という気持ちが込められているので、「アフリカ系」に限ってはいません。

というわけで、長くなりましたが、本来は「African ~」を使うべきだが、今は標語的に「black ~」が頻繁に使われている、ということです。
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No.4です。



訂正。
X Black Americanを使っても

〇 Black Americanは使っても
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これは公民権運動からの流れがあります。


人種差別法があったころは、黒人はニグロ、カラードと呼ばれていました。
公民権運動が盛んになると、
黒人が自分たちのことを白人/whiteという言葉に対し、
Black と呼び始め、それが Black American の始まりです。
60年代後半から70年代にかけて、広まり、定着しました。
当時は African American はほとんど使われていません。

African American が使われるようになったのは 80年代です。
英語版ウィキペディアによれば、ドイツ系アメリカ人などのように
出身を表そうという意識から使うようになった、とあります。
1988年にジェシー・ジャクソンが公的に使ったのがきっかけで
メディアがこの言葉を使うようになり、現在に至っています。

現在ではAfrican American が主流ですが、
Black Americanを使っても失礼にはならない言葉です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95 …
https://en.wikipedia.org/wiki/Black_Power
https://en.wikipedia.org/wiki/African_Americans# …
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ddeanaです。

補足を拝見しました。
African Americanとは自分の先祖がアフリカからアメリカに来た(いわゆる奴隷として)というルーツをもつ人のことです。
Black Americanとは以前はAfrican Americanと同意語のように使われてきましたが、カリブ海やヨーロッパ、他の太平洋地域から移民してきた肌の黒い人たちが増えてきたので、今ではそうしたアフリカ以外のルーツをもつ人たちも含めて単純に肌の黒い人たちという意味でも使います。

辞書をひくと、Black Americanはアフリカにルーツをもつ人たちと出てきますが、今のアメリカはアフリカ以外からの黒人の移民の方が圧倒的に多いのです。したがって自分たちのルーツを明確にしたいBlack Americanの中には、個別具体的にJamaican-Amer­icans(ジャマイカがルーツ)とかNigerian-Americans(ナイジェリアがルーツ)と呼び方をより限定する人たちもいますよ。
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御質問文ではどちらもAfrican Americanとなっていますが、もしかしてどちらかはAfrica とおっしゃりたかったのでしょうか?


個人的に「アフリカ系アメリカ人」という意味での英語はAfrican Americanしか聞いたことがないです。Africa Americanというのは目にしたことがありません。
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同じになってませんか?

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