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先天盲の人は頭の中で視覚的な丸いボールのイメージを形成することは出来るのでしょうか?
例えば、目の見える我々が、眼を閉じたまま丸いボールを触ったときは、頭の中で日頃見ている丸いボールの視覚的イメージを想像することが出来ます。
しかし、先天盲の人は、丸いボールを一度も見たことがないので、ボールに触っても頭の中で視覚的な丸いボールのイメージを形成することが出来ないはずです。
その時、先天盲の人は、頭の中で何も視覚的なイメージを形成していないのか?それとも、一度もボールを見たことがなくとも、独自の視覚的イメージを頭の中で形成しているのか?

A 回答 (2件)

「丸いボール」は日本語の文字で綴られています。

「maruibohru」のように発音したら日本語です。 日本語を知らないヒトは視力があっても「丸い」や「marui」で視角イメージを形成するのは難しいと思います。 仮にその人の脳内に「丸いボール」のイメージが形成されていても、周囲のヒトにはそのようなイメージが形成されていることは、本人の証言や描画がなされないと、脳内にイメージされていたものを他人が推定するのはかなり難しいです。

先天盲の方が、仮に脳内に「丸いボール」のイメージや「青から赤にそして暗転して白く輝く」イメージを形成していても、「私は今、~~~をイメージした」とコミュニケーションに載せる表現を選択することが難しいです。

仮に、先天盲の方が夢を見たり、薬剤による幻覚、あるいは電撃などで脳内に何らかの視覚的イメージや明暗のようなものを形成しても、それをコミュニケーション表現に変更することが難しいと思います。 先天盲だと、「明るい・暗い」でさえも他人と認識の共有感をえて、学習することが難しく、丸い、四角い、凸凹でも、触覚で得た学習経験でしか共有できないと思います。

なお、先天盲の方が体外離脱の視角像(どうにも説明が難しいですが)で、物体や人物や色を見ているという証言はあるようです。
https://home.hiroshima-u.ac.jp/tadasi/ronbun-10. …

「宇宙人には、男と女と別に2つの性の4種の性があるか」という問いを発して、その問いについてあれこれ考えることに、何かの有用性があるとは思えません。
視神経自体がない生物(例えばサザエ)について、その生物は場所の視覚イメージを形成するだろうか」について、あれこれ考えることに、何かの有用性があるとは思えません。
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意思疎通が出来て、これがボールの形だと教えられていたらイメージはできるとは思いますが、全くの無知であればわからないでしょうね。

見えなければ丸い=ボールと認識するには教えないと厳しいかもしれません。
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