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昔のフランスでは貴族の子弟が士官学校に入って軍人になるケースが多かったそうですが、フランス以外でもこの様に上流階級が軍人を目指す慣習はあったのでしょうか?

A 回答 (6件)

欧州はエリート思想の塊のようなエリアだ。


エリート層、つまり王侯貴族が政治も軍事も愚民を指導することが当然とされた地域だ。士官学校とは貴族の子弟を軍事指導者を育成するための学校で、入校者は基本的に貴族に限定された。というか愚民は必要に応じて強制徴募される兵卒なので、そもそも入校資格すらなかった。
日本の中央貴族は平安時代以降に軍事の一切から手を引いたが、こちらのほうが世界的にはかなり特殊というか例外的だ。
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ヨーロッパの貴族は、人民を支配するために「力」を必要としました。


形式的な権力だけでなく具体的な「体力」でも、支配する人民を押さえつける力を重視しています。
従って、貴族の子弟が士官学校に入るのは普通のことです。
イギリスなどで、ラグビーの強豪校が「有名な一流大学」であるのはその名残です。
日本で言えば「東大」と「京大」がラグビー選手権を戦うようなもので、
そうした具体的「体力」を貴族階級に求めていた結果であると言えます。

日本の貴族は、ヨーロッパで言えば「宗教指導者」的な立場に近く、具体的な戦いは「武士」に任せていました。
明治維新後は、ややヨーロッパ的な傾向も見られ、「近衛兵(天皇を守る兵士)」の中には、
貴族もいたようですが、貴族だから士官学校でという意識は特になかったようです。
むしろ、地方のもと武士だったが落ちぶれた士族階級が、多く士官学校に入学していたようです
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明治維新後の日本で起きた西南戦争は、明治維新の原動力となった武士階級と新政府が取った武士階級の否定による国民軍(徴兵された市民農民で構成)との戦いとなり


最終的には平民で組織された軍隊の優位性が証明された
このことが国民の階級意識

一方で欧州諸国においては、社会の階級意識はずっと継続されていて
軍隊を率いるのは貴族の役目的な意識はある <-さすがに現代では無いけどね

革命により帝政が崩壊したドイツであっても、名前に『フォン』がつく人々は家名に誇りを持ち
表面的にはヒトラーに服従しても、内面では否定できだった国防軍将校は少なくない

その為にヒトラーは、自分に忠実な親衛隊を組織して国防軍よりも優遇していた
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特に英国海軍士官は貴族がなった。

英国海軍に習った帝国日本海軍は、それまで習って士官は貴族並みの扱いで、兵、下士官と待遇に差をつける悪習まで輸入、彼等の恨みを買った。海上自衛隊は帝国海軍の伝統を受け継ぐと称しているので、その悪習も受け継いでいるかも。
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日本もイギリスもそうですね。

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中世ヨーロッパの騎士が、貴族になりますので、フランスに限らずヨーロッパ貴族の子弟は、一般に軍人になります。


軍人にならない場合は僧侶ですね。

ローマ帝国でも、貴族階級は基本的に軍人です。
江戸時代日本も、武士は軍人ですね。
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