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「第一番」より「一番目」の方が正しいだと聞きましたが、使い方がはっきり分からない。

「第」しか使わない時、「目」しか使わない時、どちらも使う時について教えてください。

A 回答 (5件)

..まず結論を書きます。


〈「第一番」より「一番目」の方が正しい〉はどこで聞いたのでしょう。
 相当言葉足らずで、「間違い」と言ってもいいかもしれません。
「第一番」はどういうときに使いますか? たいていの場合、「一番目」のほうが自然でしょう。

〈「第」しか使わない時、「目」しか使わない時、どちらも使う時〉
 これをちゃんと書こうとすると、かなりやっかいことになります。
 おおざっぱに書くと……。

「第」はやや堅苦しい言葉です。大会の回数などを示す場合で、書き言葉限定と考えるのがいいかも
(「第一に」「第二に」なら話し言葉でも使います)
「目」は一般的な言葉で、話し言葉でも書き言葉でも使います。

「第1回」と「1回目」はほぼ同じように使います。ただし「第1回」は書き言葉的であることはすでに書いたとおりです。
「第1回目」のように「第」と「目」を併用するのは重言風なので、やめたほうがいいでしょうね。
 辞書の引用をしている回答がありますが、不正確です。こういう問題は辞書では解決しないことが多々あります。
 新聞記者向けに書かれた『記者ハンドブック』(第13版、P484)には「第1日目」は「第1日」か「1日目」にすると明記されています。

 詳しくは下記をご参照ください。
【第1回 1回目 第1回目 goo 辞書 】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12626478935.html

 以下は一部の抜粋(重言)。

 まず、昔書いた原稿を引っ張り出す。そうか。もう●年もたつのか。
【伝言板 板外編5──重言の話3】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-59.html
===========引用開始
第1回目の重言の修正案
  第1回/1回目
 3)~5)はなぜ重言なのかを説明するのがむずかしく、「重言風の表現」とでも呼ぶべきかもしれません。
 3)の重言に関して、漢語表現の「第」と和語表現の「目」が併用されていること自体が不自然、という説明を見た記憶があります。いささか強引とは思いますが、妙に説得力を感じました。「第1回」でも「1回目」でもよいのに「第1回目」にするのは言葉がダブっている感じがするので、やはり重言と考えたほうがよさそうです。この「第」と「目」の例は、重言になるか否かを考えるときに応用できます。一方の言葉だけでも意味が通じるのに、両方の言葉を使っている場合は、重言ではないかと疑ってみるべきです。  
===========引用終了

 いまでも通用するはず。
 回答No.2で下記のリンクが張られている。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6043981.html
===========引用開始
「第」という字は、数を示す語の頭について、順序を表します。接頭語。
「回」は、数または順序に関する語の後に付いて、度数・順序を表します。接尾語。
「目(め」は、数を表す語に付いて、順序を表します。接尾語

第一回目というのはヘンです。
順番を表す言葉が三つもあるのは多すぎます。
そして、「第何回」は漢語で、「第一回」というと、形式ばった重々しい感じがします。
それに、くだけた感じの「目(め)」という和語(昔からの大和ことば、訓読みのもの)がつきますと、おかしな感じがします。

「一回目」は「第」がないので、くだけた感じの言葉として成立しています。

大会会長の挨拶で
「第X回??大会を開催するに当たりひと言・・・」⇒OKです。
「第X回目??大会を開催するに当たりひと言・・・」⇒ヘンです。
「X回目??大会を開催するに当たりひと言・・・」⇒ヘンです。ただし、こういう形式ばった所ではなく、普通の会話で「X回目」はOKです。 
===========引用終了

 ほぼそのとおりだと思う。
 ただし〈順番を表す言葉が三つもあるのは多すぎます〉はどうなんだろう。もしそのとおりなら、2つだって重言になる。
 現実には「第1回」「1回目」は何も問題がない。
 どちらを使うかは文脈しだいだろう。
 当方が想起したのは「全国高等学校野球選手権大会」。いわゆる夏の甲子園大会。大会名は「第100回」とか表記するのが一般的。一方「○○高校は8回目の出場」などと言う。これを「100回目の大会」と言ってもおかしくはないが、格調が下がる? 「○○高校は第8回の出場」はほぼ×だろう。
 あととっさに浮かぶのはプロ野球のドラフト会議。昔は故パンチョ伊東が「第1回選択選手」とアナウンスしていた。いまは違うかな。これを「1回目(の)選択選手」だと間が抜ける。これが新聞記事になると、「1巡目に○○選手を指名し〜」になる。

〈「一回目」は「第」がないので、くだけた感じの言葉として成立しています〉もどうなんだろう。
 要は、「第1回」は書き言葉的な堅苦しい表現で、「1回目」は汎用性の高いフツーの言葉ってことだろう。
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数字がどちらかといえば、量、数を表現します。


それ以外に順序の表示にも使われます。
一般的に」は、第がつくと、数量ではなく、順序の表示になります。
「一番」これだけですでに、トップ、最初、という意味も含みます、数量ではありません、ただ特定のために数字を使っているだけもあり得ます(例1号車、1番の札)、だから「目」。
目は、多い目、少ない目、連続変化の中での程度(位置)の表現に使われます。
一番目→一番という位置、で単なる特定のためではないことになります。
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だい【第】


(呉音。漢音はテイ)
①数詞に冠して物の順序を数える語。「―1課」

ばん【番】
④順序。等級。「―外」

め【目】
〔接尾〕
①その順番であることを表す。「五番―」「二つ―」「三段―」
【広辞苑】

で、順序数を表わす場合には「第」を付け、等級を表わす場合には「番」を付加し、さらに、その順番であることを表す場合に「目」を付けます。

従って、等級だけを表わす場合には「一番」「二番」になり、それが順番であることを明確にする場合は「一番目」「二番目」になります。

「第」は基数ではなく、序数であることを明確にする語で、これらの凡ての意義を明確に表現しようとする場合は、「第一番目」「第二番目」となります。

格助詞「に」を、「月曜日は晴れ。」「月曜日には出発します。」と使い分けるのと同じです。

語は意義を表わすもので、その意義を正しく理解し、使い分けましょう。■
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前後の文章によるのでは?

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