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コロナ対策の交付金を使って広島県三次市が公用車10台を購入したそうです。
曰く
「製造・販売が大幅に減少している自動車産業の業績回復に寄与する」(三次市)などと説明している。
だそうです
参考記事 読売新聞記事より
https://news.livedoor.com/article/detail/19319409/

TVではこの公用車10台で1650万円かかった、と報じていました

これについて私の友人がこういっていました
「馬鹿だなあ、交付金をそのまんまつかったら、市役所が公用車10台しか買えないじゃないか
 こういうのは、例えば1650万円で自動車業界に寄与したい、というならその1650万円を165口に分けて、
”今、新車を購入すると、一世帯につき10万円の補助金を出します! ただし165口まで”
とするんだ、こうすれば市役所だけが10台の車を買うのに比べて、165台の車の需要を喚起できる。
それだけで16.5倍になるわけだ。さらに一世帯につき10万円、ということなら1台400万円500万円もするような超高級車を欲しがるような金持ち世帯はあまり魅力を感じないが、1台100万円前後の軽自動車やコンパクトカーを欲しい家庭にとっては一割近い補助が得られるとあって、非常に魅力的になる。軽自動車購入者が多ければそれだけ市に軽自動車税も入ってくるから、出て行った税金が戻ってくることになる。
税金ってのはこうやって使わなきゃだめだよ」


私が
「そんなことしてもやはり今の時代、車をほいほい購入できる家は裕福な家庭ではないのか?
 貧乏人には何の得にもならないよ」
と問うと
「それなら障碍者向けの福祉カーやお年寄り向けの安全カー購入希望者は優先するとか、所得制限を掛けて低所得者に限定するなどの策を取ればいい」
と知ったような口を利いていました。

果たして「自治体が自動車産業の業績回復に寄与するために税金を使う」という場合、この友人の主張する手法というのは知恵ある使い方でしょうか?
自動車業界が潤っても、せいぜい親会社、メーカーが潤うだけで、仮に孫請け、ひ孫請けまで仕事が廻ってきたとしても、そこの親方、社長が儲かるだけで、末端で働いている人にはコロナ交付金の恩恵は回ってこないのではないでしょうか?
もっと直接的に「自動車業界で働いている貧乏人家庭にお金を配る」などのがいいのではないでしょうか?

税金の使い方に詳しい方、ご回答お願いします。

A 回答 (4件)

果たして「自治体が自動車産業の業績回復に寄与するために税金を使う」


という場合、この友人の主張する手法というのは
知恵ある使い方でしょうか?
 ↑
ハイ、乗数効果を巧みに利用した、非常に優れた使い方だと
思います。
これに対して市の使い方は非道いですね。
子供レベルです。



自動車業界が潤っても、せいぜい親会社、メーカーが潤うだけで、仮に孫請け、ひ孫請けまで仕事が廻ってきたとしても、そこの親方、社長が儲かるだけで、末端で働いている人にはコロナ交付金の恩恵は回ってこないのではないでしょうか?
 ↑
まず、その業界、ひいては国家経済が
活性化することが重要なのです。
そうでないと、末端の人間の救済も
出来なくなります。



もっと直接的に「自動車業界で働いている貧乏人家庭にお金を配る」
などのがいいのではないでしょうか?
 ↑
それは効率的ではありません。
半分以上が貯蓄に回るからです。
また、国民の勤労意欲も阻害します。
税金の使い方としては良くありません。



税金の使い方に詳しい方、ご回答お願いします。
 ↑
税金は、個人の救済の為に使うものでは
ありません。
広く、社会、国家の為に使うモノです。

国民皆から強制的に取り上げたお金ですから
自動車業界という一部の国民だけに使うのは
良い使い方とは言えないのです。
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乗数効果というのがありまして。

ご友人の説明は乗数効果の説明そのものです。税金でやることの社会道徳的な是非はさておき、経済効果としての理屈は全く正しい。

GOTOトラベルも同じ考えに基づいて実施されています。旅行への補助金は、旅館ホテルへの直接の損失補填より、同じ金額でずっと大きな効果が得られます。(感染拡大に寄与しているというのはまた別の話です。ここで論じているのはあくまで経済効果。)

もちろん貧乏人は旅行どころじゃありません。でもそもそも、日本の経済ってのは生きるのにカツカツの人より、贅沢できる余裕ある人のおかげで回ってる部分が大です。そういう人達の消費マインドが冷え込んでしまってる、そこに火を点けるのが補助金の役割です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>乗数効果というのがありまして。ご友人の説明は乗数効果の説明そのものです。

正しくは乗数効果というんですね

>経済効果としての理屈は全く正しい。

友人の意見は正しいんですね

>GOTOトラベルも同じ考えに基づいて実施されています。

やはりGoToトラベルの真似なんですね

>もちろん貧乏人は旅行どころじゃありません。でもそもそも、日本の経済ってのは生きるのにカツカツの人より、贅沢できる余裕ある人のおかげで回ってる部分が大です。

理屈ではそれが正しくとも、なんだか貧乏人は裕福な家庭のおこぼれにあずかっているみたいでいやですねえ。多分裕福な家庭は貧乏家庭の人を
「お前ら、俺たちが居なければなんにもできないくせに」
と思っているんでしょうね

>そういう人達の消費マインドが冷え込んでしまってる、そこに火を点けるのが補助金の役割です。

果たしてそれは本当なのでしょうか?
ある大金持ちは、女優を連れての宇宙旅行を計画したり、見ず知らずの人にお金配ったりしていますよ。ちょいと金持ちの人はわざわざ配達代の掛かるウーバーイーツなんか使って、出前を取っていますよ。貧乏人は近所のコンビニにコンビニ弁当を買いに行くことはあっても配達代の掛かる出前なんて取ったりしません。仮に出前を取るなら配達代の掛からない出前にします。コロナ禍に関わらずお金持ちは金を使っているんじゃないでしょうか?

お礼日時:2020/12/08 16:23

ご友人の提案は補助金効果という点で正しいです。


Gotoトラベルも旅行代の50%を税で補助する事で、50%分は国民の貯金を使わせているわけですから、考え方として同じです。

しかし、三次市のレベルが低すぎで悲しいですね。
この様な愚かなケースが報道されると、地方分権に反対し、中央集権が良いと世論が言い出すのでは無いかと心配です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>Gotoトラベルも旅行代の50%を税で補助する事で、50%分は国民の貯金を使わせているわけですから、考え方として同じです。

友人のアイディアはGoToトラベルのまねっこなんですね

>しかし、三次市のレベルが低すぎで悲しいですね。

おっしゃる通りですね。
もともと公用車を買いたくて、コロナ復興を口実に使ったと言われても仕方ないですね
同じ口実を作るにも、もうちょっとうまい言い訳を考える知恵は無いんでしょうかね?

お礼日時:2020/12/08 16:16

どんな使い方でもどこかの業界の業績回復には寄与できます。

例えば市職員のパチンコ費用でもパチンコ業界の業績回復には寄与できる訳です。そんな言い分が通るならどんな使い方でも正当化できてしまう。公用車というだけでは何の車かわかりません。もっと丁寧に説明責任を果たす必要があるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>公用車というだけでは何の車かわかりません。もっと丁寧に説明責任を果たす必要があるでしょう。

おっしゃるとおりですね

お礼日時:2020/12/08 10:59

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