準・究極の選択

とあるTV経済番組で建設業界の社長がこのように発言していました。
「世に商売は数あれど、建築業、建設業というのは、注文があって初めて成り立つ商売である。
 自社だけではやっていけない商売である」

ああ、なるほど、深い言葉だな・・・
とその時は思いましたが、よく考えてみると、これってどの仕事にも当てはまるのではないでしょうか?
農業だって、林業だって水産業だって、運送業だって通信業だって、サービス業だって、エンタメ業だって風俗業だって、受注があって初めて成り立つ仕事ばかりではないでしょうか?
そりゃ、ライバルがたくさんいて、特段の指名受注ではなく、たくさんある同業他社の中から偶然、たまたま、とりあえず自社を選んでくれた、という場合も多いですが、それとてお客さんの中に必要性があるから自社を選んでくれるわけです。

逆に言うと、この世に「注文や需要がなくてもやっていける商売」、というのはあるのでしょうか?
詳しい方、お願いします。

A 回答 (10件)

その社長は現場を知らないのでは?特に公共事業(土木)なら発注者に対して札を入れて落とさない限り仕事はとれません。

注文していただけるような企業はスーパージェネコンでもあり得ない。自分で,他社に負けないような技術を開発して,入札で勝てない限り仕事は無いよ。例えばトンネル工事。もし美味しい事業だった場合は,スーパージェネコンから中堅およびベンチャーが数多く札を入れる。しかも,設定価格のほぼ99%の額をすべての企業が提示し,あとは技術力で競争・・・札を落とせるのはたったの一社。残りは,その入札のための調査費用も人件費もすべてドブに捨てたことになるわけ。注文ねぇ・・・建設業は厳しい世界だよ。需要と供給という世界とは訳が違う。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>その社長は現場を知らないのでは?

現場を知らない社長の言葉なんですね

>注文していただけるような企業はスーパージェネコンでもあり得ない。

スーパーゼネコンでない限り、注文が舞い込むことは無いんですね

お礼日時:2020/12/08 15:52

その社長の言う事はデタラメです


うそ
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>その社長の言う事はデタラメです

でたらめなんですね

お礼日時:2020/12/08 15:50

完成を約束して業務を請け負う仕事を請負業と言うけれど、かつては「請負業」と言えば建築や土木などの建設業を指したんだよ。


今でこそ建設業の業務形態も色々だけど、昔はまさに「請負業」で、完成品を販売するのではなく、注文を請けてから生産するのが主だった。
まだ目の前に物が無いものに対して巨額の支払いを約束するので、注文する側にはリスクが高い。実際クレームなどのトラブルも多いので、契約が大事になる。
大手建設会社をゼネコンと呼ぶけれど、あれはゼネラル・コントラクター(契約者、請負業者の意)であって、コンストラクター(建設業者)じゃないんだよね。

建築や土木は社会的インフラの側面が強く、民間の所有物でも少なからず公共的側面がある(災害に対する構造的強さとか景観だとか)。だから利益追求主義に走ってしまうのはそぐわない。
という、ある意味自戒の念を込めてその社長は話したんじゃなかと推測します。

今は業務形態は色々あるし、建築基準法などの規制でどの業者もそう下手なものは作れないけれど、大工棟梁の時代から受け継がれてきた「請負」の矜持を示したかったのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>あれはゼネラル・コントラクター(契約者、請負業者の意)であって、コンストラクター(建設業者)じゃないんだよね。

コントラクターとコンストラクター。似て非なるものですね、勉強になりました。

>ある意味自戒の念を込めてその社長は話したんじゃなかと推測します。

自戒の念がこもっていたんですね

>だから利益追求主義に走ってしまうのはそぐわない。

でもゼネコン汚職事件とかありましたよね

>大工棟梁の時代から受け継がれてきた「請負」の矜持を示したかったのでしょう。

もしかしたらその社長は江戸時代の大工の棟梁の末裔だったのかもしれませんね

お礼日時:2020/12/08 11:54

補足説明しますが建売住宅にしても分譲マンションにしても建設会社とは別に野村不動産や長谷工コーポレーションなどのデベロッパーが需要を見込んで土地を手当して建設会社に発注するから工事が始まるのです。

どんな建設物でも必ず土地が必要ですし建設会社は自分で土地を手当する訳じゃありません。いわゆるゼネコンは、デベロッパーからの元請けになりプロジェクトを立ち上げますが設計・衛生・設備・建築など細かく分割し外部に発注するのです。件の建設業界の社長さんがどんな立場を担う分掌か知りませんが、注文なくば商売にならないのは其のとおりでしょう。
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>この世に「注文や需要がなくてもやっていける商売」、というのはあるのでしょうか?



NHKですね。
その他、JRや国立大学法人など元国営系の事業は、供給ありきで事業が成り立ちます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>NHKですね。

NHKはつまんない番組ばっかり放送してもつぶれませんね、強制徴収の受信料がありますもんね

>その他、JRや国立大学法人など元国営系の事業は、供給ありきで事業が成り立ちます。

JRは国鉄からの民営化の際に赤字路線をかなり切り捨てましたが、そろそろJRも赤字路線を切り捨てるんじゃないでしょうか?「乗る人がいない路線は要らない!」って言いだすのでは?

お礼日時:2020/12/08 11:26

一戸建てはもとより マンションやビルだって 建築が先で 建築会社が完成まじかに売り出すなんて珍しくもありません。


どんな業種でも そんな 注文が先だなんて のんびりしている商売なんかしていたら 生きていけませんよ
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>のんびりしている商売なんかしていたら 生きていけませんよ

のんびりしては生き延びられないんですね

お礼日時:2020/12/08 11:22

実際の注文があって初めて動き出す場合も有りますね


建築業界の場合は、注文住宅という感じで
でも、建築業でも建売住宅という既製品もあれば、マンションなどは需要があるから作るけど、実際に受注するタイミングとは連動してない

他の業界でも、
例えば、農業だって品種や数量を指定して作付けして貰う場合も有れば
需要を見込んで普通に作る場合もある

結局、そういう事もあるね~という話でしか無い

その社長さんの会社では、そういう運営をしていると言う事ですね
それを、業界的な範囲に話を拡げているからややこしくなる
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>建築業界の場合は、注文住宅という感じで
でも、建築業でも建売住宅という既製品もあれば、マンションなどは需要があるから作るけど、実際に受注するタイミングとは連動してない

おっしゃるとおり建売の場合は建て始めたときは需要がありませんね
でも「ここに家やマンションを建てたら、きっと需要があるはずだ」ということで工事が先行しているだけですよね。ド田舎で最寄り駅が車で3時間、なんてところや法律上、建ててはいけないところに建売住宅を建てる建設会社はないですよね

>その社長さんの会社では、そういう運営をしていると言う事ですね

その社長は自分の考えを業界全体の考え方、としてしゃべったんですね

お礼日時:2020/12/08 11:20

都内ですが、ここ最近、あちこちで更地になったと思っていた土地に、マンションや一戸建ての建設工事が始まっていました。



分譲中!とか土地付き4,800万円!などの看板が出ていたりします。
ですから、建築やっている業者は注文があって工事をやっているのでしょうけど、最終的な顧客からの注文が無い段階で工事を始めているのですね。

エンタメ業にしても、コンサート準備するとき、入場券は1枚も売れてないことが普通ではないでしょうか?

外食産業さんも、完全予約制のところは別として、何人の客が来るか分からない、注文や需要が無い状態で商売をやっていると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがごうございます。

>最終的な顧客からの注文が無い段階で工事を始めているのですね。

建設業界でも注文無で工事を始める場合もあるんですね

>エンタメ業にしても、コンサート準備するとき、入場券は1枚も売れてないことが普通ではないでしょうか?

まあ、それはそうですが、おそらくは販売見込みが成り立つから準備するんじゃないでしょうか?
絶賛の人気のあるアーチストなら5大ドームコンサートや武道館2DAYSとかを会場予約するでしょうし、かつては売れたが現在は人気の落ちたアーチストなら地方都市の文化会館の中ホールとか、落ちぶれたアーチストなら田舎の
ライブハウスとか、それなりにチケットがさばけそうな入場者数の会場を抑えるんじゃないでしょうか。
いくら歌がうまくてもデビューもしていないアマチュアや単にカラオケ好きのおっさんはコンサートを開きませんし・・・

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2020/12/08 11:13

既製品を量産して売るような商売と違って全てオーダーメイドだと言いたいのかもしれません



、、、まあそれでも建売住宅はどう捉えたらいいものか困りますが

まあ社長なんて雰囲気で耳障りのいい事、口から出まかせをしゃべる仕事ですからね
話半分で聞くことです
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>既製品を量産して売るような商売と違って全てオーダーメイドだと言いたいのかもしれません

おっしゃる通りですね、
「みなとみらい地区、建売ビル10棟、売り出し中!」
「渋谷駅前再開発、建売ビル絶賛販売中! モデルルームあります!」
という話は聞いたことありませんね

>まあ社長なんて雰囲気で耳障りのいい事、口から出まかせをしゃべる仕事ですからね
話半分で聞くことです

口から出まかせだったんですね

お礼日時:2020/12/08 11:08

そうですよね。

造船業や広告業もそうでしょう。察するに社長さんは小売業や飲食業などのお店を出して来客を待つ商売との違いを言いたかったのかも知れません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>造船業や広告業もそうでしょう。

おっしゃるとおりこれらの業種も受注があって成り立つ商売ですね。
造船会社が自社用の船を作った、とかTVで電通や博報堂やアサツーDKなどの広告代理店が、”自社イメージCM”を流した、という話は聞きませんね

>来客を待つ商売との違いを言いたかったのかも知れません。

建設業も客待ち商売だと思いますが。
竹中工務店や大成建設の社員が町中を走り回って
「こんにちは! 竹中工務店です! ビル建設のご用命はありませんか?」
「こんにちは! 大成建設です! 社長さん、ビル建てませんか!」
と飛び込み営業しているのは見たことがありませんね
リフォーム業なら住宅街を回っての飛び込み営業をしているようですが・・・

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2020/12/08 11:06

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