「小説になってない」ってどういうことですか？

同人小説の掲示板で、たまに「この人の書く話は小説になってない」って書き込みを見かけるんですが、「小説になってない」ってどういう意味なんですか？
いつか小説を書いてみたいと思ってるので、その参考に教えてください！
「小説の基準」も説明していただけると助かります！

No.1 回答者： mits0709 回答日時： 2021/01/05 14:08

「私はこんなものを小説とは認めない」という全否定の言葉でしょう。

明確な基準がある訳ではなく、批評した人の独断と偏見です。

No.2 回答者： おみくろん 回答日時： 2021/01/05 14:10

ストーリーが進むだけならそれは「物語」で、

読み進めることによって読者の思考がそれまでとは別の方向に導かれるようになっていて
はじめて「小説」と呼べるものになるのではないでしょうか。

読む前と読んだ後ではほんの少しだけ「別の人間」になっている…そういうものが小説かなと思います。

No.3 回答者： けこい 回答日時： 2021/01/05 14:16

多くの人がこの文章では楽しめない

という事なのでしょう
小説は文字で人を楽しませるために公表されるもの
自己満足だけなら公開などしなければいい

私も小説書きが趣味の一つ
現在３作が完成しており４作目を書いています
全てを合計すると軽く１千万文字以上
１５年かかっています
でも別に公開はしていません
ブログには載せいていますがお客さんは１日に数人
従って「小説になっていない」と言われる事はありません
実質公開していないのですから他人には関係ない

No.4 回答者： angkor_h 回答日時： 2021/01/05 14:28

小説とは、ある出来事を書くものです。

特定の人の人生は物語になります。
構成の基本は起承転結です。
なお、「小説になっていない」と「面白くない」は別な視点です。

No.5 回答者： FADEDLOVE 回答日時： 2021/01/05 14:42

読んでみないとわかりませんが

つまりは
ああしたこうしたと
ストーリーは進んでいるが
「あらすじ」なんでしょう

家で言えば
綺麗で立派な家があっても
内部の組み方が悪いと
すぐに台風や地震で壊れてしまいます

外観がストーリーだとすると
見えない内部の組み方がプロットです

男女が別れましたはストーリーですが
なぜ別れたのかがプロットですね

人が殺されたはストーリーですが
なぜ殺されたのかがプロットですね

もっとわかりやすくいうと
見てわかることがストーリー
見えない内面がプロットと言ってもいいかも
しれません

その外からは見えないプロットが
ちゃんと書かれていないと
あったことばかり書かれていて
なぜそうなるのかがわからない

殺人事件は毎日のように起こりますが
内面の事情はそれぞれです
そのそれぞれが小説です

おもしろいかどうかは別として

本当はもっと複雑ですが
簡単にいうと
そういうことなのかもしれません
推測ですが

No.6 回答者： Mokuzo100nen 回答日時： 2021/01/05 14:54

空想力が足りないということです。

自分の経験を面白おかしく書く自叙伝は小説ではないからね。

No.7 回答者： 1paku 回答日時： 2021/01/05 15:16

作品として、完成されてない。

という意味でしょう。
漫画でいえば、下書きの段階。

No.8 回答者： 05051036 回答日時： 2021/01/06 09:01

たぶんＮｏ１の考えが正解だと思いますが、文体が小説の形態になってないとも考えられます。

同人小説ということで思い浮かんだのが台本形式と呼ばれるもの。
会話文が主体となりセリフの前に発言者の名前が付くタイプ。
更には地の文で描写するようなものを擬音で済ましてしまうもの。

電車で高齢男性に絡まれ殴打までされた
↓
老害ジジイ「席を譲らんか！」ボカッ！

こんな感じですかね？
その掲示板がどういう作品を集めてるサイトなのかよくわかりませんが、こういう台本形式が当たり前のところにも乗り込んで小説になってないとかなんとか突っ込む野暮な人がたまにいます。

No.9 回答者： stomachman 回答日時： 2021/01/06 15:48

ある個性を持つ人がある状況に放り込まれたとき、必然的にどう行動するか。

また、その状況は必然的にどう変化・発展するか。そういう必然性・因果関係で組み立てられている。ただし、どういう仕掛けになっているかを読者に明かさない。だから読者は文章から、登場人物の個性なり、状況の背後にある構造なりを読み解いていくことになる。…というのが小説ってもんです。
　偶然頼りの話を作ると「ご都合主義」とか「脈絡がない」とか言われちゃいます。しかし、現実において事実がどう転がって行くかには偶然が大きく関わる。だから「事実は小説より奇なり」ってことになるんです。