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イギリスのユーロスターやフランスのtgv、韓国のktx、ベルギーのタリス、スペインのave等の車両は連接台車を採用していますが普通のボギー台車ではなにか都合が悪い事があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

しいて欠点を揚げると


車端部が無いので、トイレや洗面所を客室内にレイアウトしなくてはならない。
機器設置スペースが少ないので、二階建ては作りづらい。ボギーの二階建ての場合、車端部の屋根に空調を配置しているが、これができない。

記載にある列車はすべて動力集中式で客車には機器として空調と空調用電源くらいです。
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いずれもフランスのあるストーム社の製造(ライセンスを含む)の車両ですね。


高速列車でのメリットはオーバーハング部がないので乗り心地が悪い部分が無くなる、連結部が強固に連結されているので脱線しても転覆しにくい等でしょう。
デメリットとしては編成を容易に変更する事が出来ない、1車体の長さが短くなる等でしょう。
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wikiの連接台車のメリットとてWIKIでは次のように書かれています。



① 2車体が連結器を介さず、台車によって直接つながるため、蛇行動のような横方向の複合振動が起きず、高速域の安定性が高く乗り心地も良い。近年はダンパーが発達したため、ボギー車でも容易にヨーイングを抑えられるが、逆に言えば連接式にすれば車体間ダンパやヨーダンパを省略(簡略)できる場合が多い。

② ボギー台車より台車の総数が減少すること、及び台車間隔が同じなら中間車のオーバーハング部分の車体が省略されるので編成全体の軽量化に貢献する。

③ 連接部は車体に前後方向のオーバーハングが無く、曲線通過時に外側へ車体のはみ出しが少ない。(内側は台車間距離に依存するため"連接車である"ことは影響しない)

④ 上記と同じ理由でオーバーハング部分の遠心力による横揺れの激しい(乗り心地が悪い)座席が無くなる。

⑤ 上2つと同じ理由で貫通幌のねじれが少なくなるので痛みにくく、急カーブがある路線でも安全な貫通路の確保ができる。

⑥ 騒音源となりやすい台車が車体端にあるため、車端ドアだけでデッキ部を設けなくとも静粛性が向上する。

⑦ 台車と車体のマウント部を車体間の隙間を利用して高い位置に設定することができ、車体のロールセンタを上げ、ロールを少なくすることで乗り心地を向上し、なおかつ高速走行時の安定性が向上する。(特に車体傾斜式車両における自然振り子式の問題であった振れをこれで抑えられる。)

⑧ 台車数が減ることで、総重量が台車分減少しているにもかかわらず、1軸当たりの軸重が上がることで軸受の摩擦が下がるため走行抵抗が小さくなる。

もちろん連結台車の短所もあります。詳細は下記のご覧ください。

連結台車
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E6%8E%A5 …
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