dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

何で音楽の世界の人たち、よく怒ったり、厳しいの?楽器弾いてるときに、音程合わせるのそんなに難しいの?

A 回答 (2件)

これはクラシック音楽やオーケストラの話ですか?



まあ、怒るのは、どんなジャンルであれたいていのバンドで音楽性の違いを巡って、あるいはギャラ配分や俺の女に手を出すな的問題を巡ってケンカが絶えないのがバンドマンの宿命です。

オーケストラの場合だと、まず音程合わせは管楽器やピアノなど、そもそもチューニングができない楽器に全体の音程を合わせる必要があります。これをオーケストラピッチといい、うろ覚えですがたしか442ヘルツだったと思います。

で、弦楽器ですが、ヴァイオリンから始まってあらゆる弦楽器にはフレットというものがないのですね。つまり開放弦以外は微妙な音程は指先の加減ひとつでどうにでもなります。逆にいうと、音感が狂うと音程の合わせようがありません。ヴァイオリニストのすべてに絶対音感があるかどうかは知りませんが、すくなくとも相対音感で演奏中も全体の音程に微調整することはできます。

まあ数十人で演奏し、全員の音程がピタリと決まらなければ音はひとつになって響きませんので、そりゃあ音程ひとつをとってもこのように大変な作業になります。

さて、しかしオーケストラの最大の問題は音程ではありません。これはプロであれば合わせられて当然、という世界です。

問題なのは楽譜の解釈です。

クラシック音楽の楽譜は、緻密なようでアバウトです。演奏家の解釈により、表現は幅広く変わりますし変えられます。

たとえば「名指揮者」といわれる人がいて、カラヤンがどうの小澤征爾がどうのと言いますが、指揮者の仕事はタクトを振ることではありません。

譜面をどう解釈し、オーケストラにどう表現させるか、その演出やデザインをするのが指揮者の主な仕事です。コンサートで指揮をするのは最後の総仕上げです。

教えてgooでも「指揮者の仕事はタクトを振るだけ」と思っている人が意外に多いのですが…。

オーケストラメンバーひとりひとりが指揮者の意図を理解し、全体が調和するところまで持っていくのは、いくらプロでも容易なことではありません。もちろん個人の技量に支えられるところが大きいのですが、オーケストラ全体としての経験値が高く、よく鍛えられたチームでないとなかなか「響かない」のです。

そこまで持っていくためには、メンバー同士、あるいは指揮者とメンバーの間で徹底的にコミュニケーションをとる必要があり、激して衝突することもしばしばあります。
    • good
    • 0

>何で音楽の世界の人たち、よく怒ったり、厳しいの?


人に聞いてもらって、喜んでもらう上で重要になるからでしょうか。
特にお金を頂いて開催する時は、来てくれた方に来てくれてよかったと思っていただくために必死になります。


>楽器弾いてるときに、音程合わせるのそんなに難しいの?
難しいですね。音程も出し、リズムもだし、強弱もだし、強弱っていっても強いか弱いかの二択ではなくほんの少しの差もあるし。
音程がずれると不協和音にな理、耳障りがよくないです。
全体のバランスが悪いと聞いてても感動しないですからね。
細かい部分で合わせる必要があり、その結果厳しくなるんです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!