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こんにちは
アドラー心理学以前から興味ありますが、
これは本当に学問なのか疑問です。
確かに的を得ているけど、孔子みたいな思想家や哲学者の類で
別に学生等を被験者としてデータ取ったり分析したわけではない
そんなに根拠がない思想て感じですかね?裏付けはあるんでしょうか?
学術の世界でどう扱われているのかも知りたいです。
よろしくお願いします

A 回答 (3件)

「本当に学問なのか」 学問とは?


学問とは、一定の理論に基づいて体系化された知識と方法
  文学、土木工学、倫理学、考古学、政治学、博物館学、歯学、教育学

医学と呼んでいる多くは、医療技術の手法である場合も多いです。 「一定の理論に基づいて体系化された知識と方法」がそれなりにハッキリしていれば、学問と呼ぶのであれば、アドラー心理学も学問だと思います。
「孔子みたいな思想家や哲学者の類で」、
朱子学、儒学だっって、学問だと思います。
ヴィゴツキーのZPD
https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/0901 …
https://www.nihongo-appliedlinguistics.net/wp/ar …

「別に学生等を被験者としてデータ取ったり分析したわけではない」
データをとり、統計処理することが、心理学にとって不可欠の要素ではないです。 妥当性を根拠づけて他人に示すときや、自分で検討するときにも、有効な手段であるには違いないですが、それは心理学にとって必要不可欠のことではないですし、根拠データを公開せず隠してなされている心理尺度、心理分析も世の中には多いです。

「裏付けはあるんでしょうか?」
実経験が裏付け、確信になっているのでしょう。 ロールシャッハ、バウムなどでも、また多くの心理療法でも、かなり個人的訓練による伝授という要素が大きいようです。 アドラーだけがぼやっとしている訳ではないです。

認知心理学は、いま結構流行っています。この分野では、多くの理論がありますが、それは「説明」に使うモデルであって、実験や実証は「だれかやりたい人がいたらヤレよ」というような扱いだと思います。 基本は、納得・了解・理解だと思います。

「学術の世界でどう扱われているのか」
https://www.wrs.waseda.jp/sp-r/admin/print/numbe …
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精神分析などの系統(フロイト、ユング、アドラーなど)は思想としては面白いですが、科学性には欠けます。

それは彼らが自らの臨床経験をもとにして、自分の頭の中で作り出した理論だからです。

精神医療の歴史での精神分析等の扱いも興味深いです。精神医学でも1960年頃までは、精神分析に基礎を置いた診断を行っていましたが、科学性という理由で1970年頃からは生物学的・生理学的な基礎を持った診断基準に変わってきました。
精神疾患の生理学的な解明が進み、それに基づいた薬も開発されてきたからです。現代の精神医療で精神分析的な治療をするのは、極めて少数派です。

あくまで思想として楽しむと面白いですね。
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フロイトと同じく、疑似科学的なものとして捉えられている。


ある意味、古代ギリシャ哲学の多くが科学を志向していたことと同じだろう。

古代ギリシャ哲学は、科学を志向しながら、科学的に証明できる方法が現代よりもかなり貧弱だった。

現代における脳科学、心理学等も、実は「仮説」と云う名の「想像」で成り立っている部分がかなり大きいが、それでもフロイトやアドラーの時代よりは証明手段が進んでいる。
ゆえに、そういうフロイトやアドラーに対する非難が数多く現れることになる。

とはいえ、アドラーの仮説が実践的に役立つ部分も多いことは知られている。
「哲学」や「思想」は、「こうあるべきだ」という主張も内包されているが、フロイトとアドラーは単に人間行動の背景を究めたいと思い、そのように仮説を磨き、一世を風靡した。
一世を風靡できたのは、非常に多くの人の共感を呼んだからだろう。
科学的に証明された話ではないと切り捨てるには、現代科学も「それはウソだ」と否定の証明が出来ているわけではない。

フロイトもそうだが、特にアドラーの仮説は、将来的にどのように科学的に解明されるかが待たれる問題だと思う。
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