アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

梶井基次郎の「檸檬」の冒頭には、

「えたいの知れない不吉な魂が私の心を始終圧へつけてゐた。焦燥と云はうか、嫌悪と云はうか――酒を飲んだあとに宿酔があるやうに、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやってくる。それが来たのだ。」
とありますが、「酒を飲んだあとに宿酔があるやうに、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやってくる。」というあたりがちょっと理解できません。

どなたか教えてください。

A 回答 (1件)

ひょっとして、宿酔を「やどよい」と読んでいませんか?


宿酔と書いて「ふつかよい」ですよ。

酒を一晩飲みつづけていたら、酔っぱらいから気持ち悪くなる、どこかでふつかよいに切り替わる時限があるわけで、
ずっと毎日酒を飲み続けていたら、ただ1日中気持ち悪いだけのふつかよいに相当する日が来たのだ。

ようは急性アルコール中毒から、慢性アルコール中毒に切り替わって、酒が不味い。
だから果実屋で檸檬を買って、丸善に行って書棚に置いてみると、酒で妄想が大爆発するという、サイケデリックドラッグ文学。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す