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学校の授業で民族や文化について習っているのですが、異民族と異文化がどうやったら共存できるかをどなたか教えてください。漠然とした質問ですみませんがどうかお願いします。

A 回答 (2件)

お互いに干渉しないことが一番だと思います。


「共存」といえば響きは良いですが、実際には「住み分け」をしているということです。

以前、マレーシアに住んでいたことがあるのですが(マレーシアではマレー系、中華系、インド系の3民族、3宗教が「共存」しています)、それぞれの民族は各自の文化・宗教・生活習慣を確立しており、そうすることによって「共存」が可能となっていました。
互いに嫌いあっている訳ではなかった様ですが、それでも他の民族に対するちょっとした陰口のようなものも何度も耳にしましたし、交友関係も同一民族内というものが圧倒的でした。

歴史や社会の教科書で、「人種の坩堝」と呼ばれていたアメリカが、最近では「人種のサラダボウル」あるいは「人種のモザイク」と呼ばれていること一つとっても、民族間の融合がいかに困難かおわかりでしょう。


日本は例外的に、外からの文化に非常に寛容で、外来文化を吸収してしまうという側面を持っていますが、それは地理的・歴史的に日本という地域が孤立・確立されていて、その存在が脅かされることがないからだと言われています。

「良いところは見習えばいい」などと容易に言いますが、自らの民族・文化こそが全てである人にとっては、異文化はあくまで異質のものであり、時には脅威にすらなり得るのです。
ですから、文化的同一性が極めて高い日本にずっと住んでいると想像しにくいかもしれませんが、「異文化」というものは到底受け入れがたいものなのです。

殊に宗教が関わると、信仰というものはアイデンティティの根幹にあるものであるために、お互いの対立・衝突は深刻化します。「真理」と「真理」がぶつかり合うのですから、妥協の余地はないか、あったとしてもごく僅かです。


従って「異民族・異文化の共存」がどうやって可能かと言いますと、「お互い尊重しあう」、つまりは干渉しない、権利を認め合う、ということでしょう。
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理想で言えば、お互いが尊重しあうことだと思います。


しかし、現在多くの地域では多数派と少数派に別れることが多く、支配的な多数派が少数派を差別することが多いようですね。
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