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小室圭さんと眞子さまの結婚問題、ここまで批判を浴びてしまう「根本的な理由」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e33dccedbaea8a …
皇族・王族と「一般の人」の結婚の困難
島崎 晋歴史作家

「逆玉」は歴史的にも珍しい
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚問題は、婚約内定の会見が実施されてから3年8か月を経過しながら、いまだ出口の見えない状態にある。

進展を阻んでいるのは小室圭さんの母親、小室佳代さんの抱える金銭トラブルで、金額の多寡ではなく対処の仕方に多くの疑念が寄せられている。苦しいときに経済的な援助を続けてくれた元婚約者に対し、不誠実にすぎるのではないかという信義の問題である。

旧華族でも高額納税者でもない一般家庭出身者と内親王の縁組には、ただでさえ多くの困難が予想されるのに、これでは先が思いやられる、と思う人も少なくないだろう。

週刊誌やテレビのワイドショーは盛んにこの問題を取り上げ、先行きの不透明さ、本当にこの結婚が成っていいのかという疑問を口にしている。

じつは、古今東西の王室を眺めても、一般の身分の人と貴族など高い身分の人の結婚(それを「貴賤婚」という禍々しい言葉で呼んだりもする)は、様々な意見にさらされてきた。過去の事例を見ることで、なぜ小室さんの問題が注目や批判を集めるのかについて考えるヒントが得られるかもしれない。

王室の歴史を眺めれば、王族の男性と平民女性の縁組は「玉の輿」と見なされた。正室にはなれないが、一夫多妻制の社会であれば側室となることは可能。中国・朝鮮のような儒教文化圏の王朝の場合、生まれた男子が後継者に選ばれれば、太后として富貴を得ることが可能だった。

「玉の輿」は中国伝来ではなく、日本固有の成句だ。江戸幕府の三代将軍徳川家光と側室であったお玉という女性に由来する。八百屋の娘や商家の娘など諸説あるが、市井出身だったのは確かで、彼女の産んだ男子が五代将軍徳川綱吉となったことから、江戸城大奥の頂点に立つ身となった。

このように、歴史上、身分の低い女性が「玉の輿」に乗った例は、珍しいとはいえ決して稀有ではない。それに対し身分の低い男性が王女と結ばれる、男性目線で言う「逆玉の輿(逆玉)」の例は、一夫一婦制の社会では極めて稀であった。それだけに世間の注目も集まることになるわけだが。

駆け落ちした王女
比較的新しいところでは、中東バーレーンの例が挙げられよう。バーレーンの王女メリアム・アル・ハリファ王女はアメリカ海兵隊員と恋に落ちるが、部族制社会の慣習法では女性に結婚相手を選ぶ自由は認められず、思い余った王女は1999年、海兵隊員との駆け落ちに踏み切った。

当時の報道には、「偽造書類を使ってアメリカ入国を図ろうとした」とあるから、おそらくビザ(査証)が偽造、事によるとパスポート(旅券)からして偽造だった可能性もある。王女はアメリカ移民帰化局(INS)に身柄を拘束されるが、「帰国すると殺される」との主張が認められ処分は保留。1年半に及ぶ審議のすえ、永住権を認められた。

イスラーム世界の宗教法(シャリーア)では異教徒との結婚は認められず、なおかつ駆け落ちは保護者の同意なき性行為、姦通と見なされ、死刑の対象となる。中東地域の慣習法からしても「名誉殺人」(「誤った婚姻」をした女性を殺すこと)の対象であるから、親族がみずからの手で始末しなければならない。

まさかと思われるかもしれないが、同じく中東のサウジアラビアで1977年に先例があった。外国人異教徒と駆け落ちをしようとした王女が公開処刑されたのである。

国籍はもとより、相手男性の素性は当時も現在も不明のままだが、王女は射殺、相手男性は大なたで斬首されたことが、見物に訪れた英国人技師の証言と隠し撮りした写真によって国外に知れ渡った。

シャリーアの規定には、姦通の罪を犯した者は石打ちの刑とあるから、親族の情により処刑方法に配慮がなされたとの見方もできようが、この王女には祖父の決めた夫がいて、不倫の罪も重なったことから、あえて特赦の権限が行使されなかったとの見方もある。

サウジアラビア現王室のサウード家はワッハーブ派という、戒律を厳格に重んずる思想を奉じているから、身内にだけ甘い顔をするわけにはいかなかった。王女による貴賤婚が命がけであることは、地域によっては現在も同じである。

雑用係と関係を持つ
以上は一夫多妻の社会の話だが、一夫一妻制の社会ではどうかと言えば、周囲の反対を押し切り、護衛官との結婚を強行したノルウェーの王女ラグンヒルがいる。彼女は王族としての諸権利をすべて奪われたことに加え、好奇の眼差しが煩わしく、1953年には故国を捨て、夫が事業の拠点としていたブラジルへ移住してしまった。北欧王女の「貴賤婚」はこれが唯一の例と思われ、あくまで王室内の問題に留まった。

それに対して西欧で確認される唯一の例は、英国史全体に関係した。当事者はフランス王女キャサリン・オブ・ヴァロアである。ときに英仏百年戦争の最中、キャサリンは政略結婚の道具としてイングランド王ヘンリー5世に嫁ぐが、それからわずか2年2か月後、ヘンリーは遠征先のフランスで赤痢に感染し、あっけなく息を引き取った。

次期国王は彼女の生んだ生後9か月に満たない男児となったが、王太后となった彼女には長い余生を寡婦のまま静かに過ごしてもらわねばというので、議会は枢密院の同意がない限り、彼女の再婚を認めないとする決議を採択した。

しかし、まだ若く健康なキャサリンは空閨(くうけい。一人で寝る部屋)に耐えられず、いつしか自身の納戸係秘書オーウェン・テューダーと男女の関係になっていた。

オーウェンは父母両系ともウェールズ王家の血を引く名門の出身だが、イングランドから見れば亡国の民の一人にすぎず、何とか宮廷の雑用係にありついたところ、ヘンリー5世が戦勝で上機嫌なときの褒賞人事で、ヘンリー5世取り巻きの騎士の従者に抜擢された。ヘンリーの死後は王太后付きとなるが、納戸係秘書の仕事はその日に着用する衣服のコーディネイトで、やることも身分も、騎士の従者と変わりなかった。

キャサリンとオーウェンの関係は公然の秘密で、5人もの子をもうけたが、彼女の生前に夫婦関係が公認されることはなかった。

A 回答 (9件)

小室さんは海の王子なので、結婚される方は海の王子妃となります

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眞子さまは、皇族から離れないと思います。



庶民と積極的に接触されていたのさ、皇族って凄いね、凄いよ!将来の天皇だ!なんて持ち上げて貰えるから気持ちが良かっただけだと思うんですよね。
そうすると、何か自分は皇族だから凄いんだという事を見せないとというサービス精神が心理的に今出てしまっている状態。


元カレを天皇と呼ばせて、喜んでたいたり、
天皇陛下や愛子様がお使いになる御正門を、彼氏の為に開けさせたり、小室さんと比較されて皇族は違うんだよということが取り上げられたり、

気持ち良いのだと思います。

だから、反対された挙句、皆にそっぽ向かれて身一つで惨めに庶民になって出て行く、なんて事は間違っても選ばないでしょう。

「自分は凄いのだ。」これを見せたいからです。

こんな事を繰り返していたら、皇室から離れられないと思いますね。散々引き伸ばした後に、しおらしく彼との縁を切って悲劇のヒロイン、その後、男女平等の波に乗って天皇を目指しているかも知れませんよ。
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逆玉が問題とは思えません。



借金もありますが、一番問題なのは
父と祖父が自殺していることだと
思います。

そこに金銭問題が絡んでいるし、
暴力団の影もある。

そんな噂がある人物と、結婚する
てのが問題なんでしょう。
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小室文書で大顰蹙食らった小室母子が、宮内庁に電話して、天皇陛下に説明させてくれと言ったそうじゃないですか。


天皇まで渦中にまきこんで、一緒に落とそうとするこの方達の自己中な行動に苛立ちと恐怖をかんじました。
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庶民が皇族と結婚した事によって、皇族を気取れば気取るほど、庶民が皇族の位置に近づき、血統や血筋の有り難みが薄れ、複雑な心境嫌になります。

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身分を飛び越えた貴賤婚を皇族にまで要求する庶民。

民主主義が作り出した化け物だと思ってます。
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キリスト教系の学校は弱者道徳ですから、奨学金を借りてやってくる貧しい家庭の子供が必ず一定割合以上はいます。

左翼が集まる傾向もあります。左翼の中に皇族が迷い込んだら、洗脳や階級闘争に利用される程度のリスクは考えておくべきでした。一昔前なら、集団リンチされていたかもしれません。とにかく、皇族は左翼に近づいたらなりません。被害者意識が強く見返したいという攻撃性を持っている彼らは、持っている身分や地位、金などに嫉妬します。顔は笑顔でも、心の中は嫉妬で煮え繰り返り、上昇志向でかかってくるでしょう。持っている人を辱め、貶めるために、牙を剥いてくる連中です。
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小室氏と言う、個人の人格面などが批判や問題視されてるのであって。


別に「逆玉」自体が批判されてる訳じゃないし。
そこが批判されているのであれば、無視すりゃいい話。
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高貴な方を穢すことに興奮する外道はどこの世界にも存在します。

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