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文豪好きで批評を見ると腹が立つという方は見ないでください×

好きな文豪と苦手な文豪を教えてください。もし宜しければ理由もお願いします。
ただの好奇心です。深い意味は無いので気軽にコメントして頂けると嬉しいです。

ちなみに私は村上春樹さんの文体がどうも好きになれません。比喩に比喩を重ねて当たり前のことを分かりにくく言っている感じがあまり…世間一般的にはすごく好かれる作家さんなので理解してもらおうとは思いませんが笑
逆に好きな文豪は芥川龍之介さんと森鴎外さんですね。特に森鴎外さんは好きです。理由は分からないけど自分に合ってる文章なんですかね…?

※アンチ等は受け付けておりません。ブロック対象になります。

A 回答 (5件)

村上春樹は、このまま生き続ければ、ノーベル文学賞を受賞するでしょう。

安部公房がもう10くらい生きていれば、確実に貰えたという話です。(68歳没)村上は72歳らしいから、そろそろですね。川端康成は貰ったけど70歳過ぎで死んだ。大江健三郎は、90歳近くになるでしょう。
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私も村上春樹はダメですね。

何度か「ノルウェイの森」を立ち読みでチャレンジしましたが、毎回序盤で挫折。他も何冊かチャレンジしましたが数頁で挫折。
ほとんど読んでいなので理由らしい理由は書けませんが、かなり独特な文体で頭に入ってこないので、私には哲学書よりも難解な印象でした。私には合わないとしか言い様がありません。

好きな作家は、文豪とは言えないかもしれませんが、エッセイストとしての團伊玖磨。作曲家ですが「パイプのけむり」が有名ですね。そして同じエッセイストとしての清少納言でしょうか。
何気ない日常でありながら、オシャレで気の利いた二人のエッセイは、私のベストエッセイです。

後は、中国古典が好きなのですが、重厚な中島敦と軽いタッチの芥川龍之介、やや難解ですが記録文学風の宮城谷昌光あたりでしょうか。

あとは「源氏物語」の紫式部も凄いですね。まだ全巻読破したわけではないのですが、大学受験問題に登場したときです。「いとろうたし」だらけの一節からの出題で、解答中は”「いとろうたし」しか言葉を知らんのか!”と紫式部をバカにしておりましたが、余った時間で読み直してみると、「いとろうたし」が頭から離れなくなり、その場の情感まで見えだしたので驚いてしまいました。これは全巻読破せねば、と思った次第です。

あとは、翻訳物しか読んでおりませんが、「史記」の司馬遷と「第二次世界大戦回顧録」のチャーチルでしょうか。まさに「事実は小説よりも奇なり」を地で行くような面白さ。
近年のマンガや小説を超えたと話題の将棋棋士「藤井聡太」のような偉大な作品であると思います。
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勝手な言い分ですが、”ノルウェイの森”を読んで、実話ではないですが、ワタナベ君の女々しい言い訳に、腹を立て、その後は、一冊も読んでいません。

自殺をした友人がいたら、その死を背負って、一生問い続けるんじゃないかと思いますが、彼は”人の死は、雨降りのように誰も止めることができない”と、言う。開き直ったな、と思いました。

対して、芥川龍之介の死に向き合った内田百閒氏は、現実と妄想を行ったり来たりする。彼は、死者に会いに行ったんじゃないか。そして、彼の皮肉な諧謔性が好きです。師匠の夏目漱石のパロディ、”贋作吾輩は猫である”も面白かった。

皮肉な諧謔性つながりで、最後はドストエフスキーです。”地下室の手記”では、散々、自分の意地の悪さ、汚さ、どうしようもなさを繰り返しておいて、最後に、”これが私が地下室から外を見て発見したことだ”という。彼は、自分自身のことを話していたのではなく、人間社会を風刺していたんだとわかります。いっぱい食わされる。

彼は、ロシア革命以前の社会主義者たちの様子を見て、神が死んでしまうんじゃないかと危惧します。その著作を読んで、実際に、神は死んだ、と宣言したのがニーチェだそうです。
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「文豪」の定義は人それぞれでしょうが、とりあえず「20年以上の作家経験がある作家or20カ国以上の国で出版されている作家」と、勝手に設定したうえで、書かせていただきます。



好きな文豪は村上春樹とサリンジャーです。
僕にとって小説は物語なんてどうでもいいもので、文章そのもので自分の知覚外の世界を感じさせてくれるような表現をしてくれる作家さんを好きになります。

「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」と、完璧な文章を書くことのできない僕を慰めてくれるような表現をしてくれる村上春樹さんが好きです。

サリンジャーにもそういう部分があって「僕らは太ったおばさんのために靴を磨くんだ」と、靴を磨く理由を僕に教えてくれました。
ちなみに、この「太ったおばさん」という言葉は世界中の作家にも影響を与えていて、村上春樹さんはもちろん、小川洋子さんや吉田篤弘さんなどの作品にもそれぞれ明らかにサリンジャーのそれを思わせる人物が登場する作品を書いています。

ただ、村上春樹さんに関しては苦手に思ったり、嫌悪する人がたくさんいることも同時に理解してます笑。


嫌いな文豪は太宰治です。
よく彼を賞賛する表現として「文章が美しい」という言葉を見かけます(村上龍さんや綿矢りささんもインタビューにてそう言ってましたね)が、個人的にはちっとも美しいなんて思いません。ただ自分のことを卑下したり、自分の醜い部分をごまかして言い訳してるだけとしか思いません。うじうじと、上手くも美しくもない下手くそな(僕が勝手にそう感じてるだけなので異論あるでしょうが、個人的な感覚です)文章を連ねてるだけの、しょーもない作家としか思えません。結局、「太宰治を評価するべき」という世間的風潮にみんな逆らえないから評価してるだけ、としか僕には思えません。
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この回答へのお礼

ありがとう

文豪の定義は人それぞれなので個人で解釈して頂いて構いません◎

村上春樹さんは苦手意識ばかりが先行して、内容まできちんと読んだことがないので、主様の言葉を見て、また時間がある時に読んでみようと思いました
サリンジャーさんの作品名など聞いたことはあるのですが作品自体ははまだ読んだことがないので書店に行った時は探してみようと思います

太宰治に関しては賛否別れますよね
私は太宰治の書く物語やあの女々しい感じも好きなのですが、苦手な方の気持ちも分かります
というか、私の周りにも主様と同じような理由で太宰治のことを苦手だという人が多いです笑

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2021/07/05 17:45

村上春樹さんについてのご意見に賛同いたします。


1冊だけよいと思った作品がありますが、それ以外は評価しません。
文豪、とも思いません。
人気を取れる文を書くのは上手いとは思います。

漱石は、ある時、全作品を読み通して、たしかに文豪だなと思いました。
三島由紀夫も初期作品を読んで、やはり文章において天才かも、と思いました。
豊穣の海はもう一度読みたいと思って本棚に積んでいます。

上記2人とも、好き、というのとはちょっと違いますが、すごいなと思っています。

好きという意味では、安部公房が好きです。
奇想天外な発想がとても好きです。
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この回答へのお礼

ありがとう

コメントありがとうございます
村上春樹さんの文体は好きな人には多分ウケる文体なのでしょうが、自分は内容はともかく文体があまり好きでは無いです…

三島由紀夫の文章の書き方は洗練されているというか、綺麗だなという印象を持ちました
夏目漱石に関しましては主様に同意します。

安部公房の作品は気になりつつあまり読んだことがないのでまた時間があれば読みたいと思います。

お礼日時:2021/07/05 17:22

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