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保守=従来の制度や習慣を守る主義
革新=従来の制度や習慣を壊し、新しくする主義

だと思います。
たとえば自民党は保守政党、共産党は革新政党だと言われます。
ところが、憲法や教育基本法の改正問題になると、とたんに自民党は革新的に、共産党は保守的になりますよね。
お互いの主張は理解できますが、保守・革新という立場とのからみで考えると、いまいちすっきりしません。
こういう問題になると党の立場が正反対に変わるのはなぜなのでしょうか。

A 回答 (10件)

ご丁寧なお礼ありがとうございます。


#1を補足いたします。

どこの国の議会でも保守と革新の対立の構図は変りありません。これは元々19世紀頃のイギリス議会が発祥です。イギリス議会の議長席右側が保守党(保守)、左側が労働党(革新)で、右翼=保守、左翼=革新の語源になっていると言う話はお聞きになった事があるかと思います。
18~19世紀のイギリスは、名誉革命などで王室の権限が絶対王政時代に比べ小さくなっているとはいえ、まだまだ権力や冨は国家や一部資本家が独占していた時代です。イギリス議会での論議は、国家や資本家が独占している冨や権力をいかに分配させる(革新)か、いかに保持して行く(保守)の攻防でした。この攻防でイギリスでの議会制民主主義は成熟してゆきました。

と言う事を踏まえれば、「保守」「革新」の広義的・一般的な定義は#1で示したものになると言う事はご理解いただけるかと思います。

現代日本の保守系政党(自民、民主)は、憲法の改正を主張してはいますが、明治憲法に戻したいと主張しているのではありません。保守の改正案は、軍事に関する条文を比べてみても、明治憲法とは似ても似つかぬもの(例えば統帥権の独立など)です。歴史的にも国際的にも特異といえる9条を普通にもどしたいだけです。9条を改正する事で、国家としては国防の名の下に国民の権力を制限する事などが出来る、国家権力の増大・国民権力の制限です。

「富は国民に分配するが権力は渡さない」というのが共産党です。
なので革新ではありますが、ある意味保守的であるといえます。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。
詳しい説明で、たとえば保守なら、辞書的な意味の「従来の制度や習慣を守る」とslandererさんのおっしゃる「国家や資本家の権力を守る」が結びつく理由もよくわかりました。

お礼日時:2005/03/05 20:16

テーマから外れてくるのでこれを最後としますが・・・



>>大部分の日本人は「天皇や資本家に搾取されている」とは考えてもいないのに、
>不思議ですね。明治の初めころ?までは一揆や打ち壊しを起こしていた日本人が、どのへんから今みたいにのんきで物わかりのいい国民になってしまったんでしょうか。やっぱり国による教育の目的って愚民化政策なんだろうか? と邪推してしまいたくなります。

 ではなくて、労働者が本当に求めていることに、当時の共産党がくみ取ることができなかった、といえるのでは。つまり雇用不安や労働条件の改善などを求めていたのに、「天皇打倒」を共産党は掲げる。しかし、ヨーロッパ型の階級制度のように貴族と平民が隔絶した関係と、日本のように階級の違いが曖昧だった社会では、ロシア革命が成功したからといって、その理論をその日本にまま持ち込んだとしても乖離するだけです(階級社会のように思われる江戸時代も、豪農や豪商が武士株を買い取ることで武士階級になったり、職人の娘が養子という形で武家の娘となり、そして大奥に入る。そこでお世継ぎを生めば・・・、農耕社会で、しかも四季日本の風土では、絶対的支配者が生まれにくかったため(農業は一致協力して作業し、また長老<支配者>の持つ経験が重視されるので)「支配者即人民の敵」との感覚が生まれにくいのでは)
 つまり天皇打倒が目的化してしまい、本来の労働者の視点を忘れてしまった。そして労働条件の改善を求める社会民主主義的な運動までもが、「天皇打倒」をスローガンに掲げる共産党と同一視され、ますます窮地に追い込まれた。
 その点では右翼革新派の方が、国民が何を求めているかをくみ取ることができた。右翼革新派が行った2・26事件などは、保守派からは反乱軍・特に保守的軍人は『軍人勅諭』の「世論に惑はす政治に拘らす只々一途に己か本分の忠節を守り・・・」の精神に反すると2・26事件を批判していたが、国民は彼らを支持し、マスコミは英雄と称え、それが後に軍部は国民の信任を得ているとの自信を与える結果となります。
 そして現在の「革新」も戦前の失敗に学ぶことなく、「9条改悪反対」「反戦平和」を掲げる。しかも、それではどのように日本を防衛するかという国民の不安には答えることなく。しかし、今ではそれらのスローガンが、かつてコミンテルの意向にそった「天皇打倒」だあったように、旧ソ連・中国・北韓(北朝鮮)などの外国の意図にそったものだと見透かされる、あるいはそのように思われてしまった。彼らの「反戦平和」は、日本がそれらの国に支配されやすくするためのか目的だったのか、という風に思われるようになった。
 また共産党・社会党の前記のような活動のため、マルクス主義から解放された社会民主主義勢力が日本では育たなくなったしまった。そして、日本が好きで、皇室や日の丸・君が代に敬意を持ち、平和は大切だが、日本の防衛はしっかりして欲しく、雇用や労働条件は守って欲しい、といった大半の日本人望みをくみ取り、あるいみ社会民主主義的政策を実施してきたのが、保守とされる自民党の方だったという、革新からすれば皮肉な結果になったのでは・・・
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この回答へのお礼

たびたびのご回答、ありがとうございます。
最後の一文、なるほどと思いました。

お礼日時:2005/03/09 21:53

 文章だけだと「まっとう」に見えます。

しかし、当時の共産党の内実は、ソ連共産党の日本支部みたいな状態だったということをお知りおきください。

 次の文章は、昭和8年に共産党に対する内部からの批判を紹介しています。
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/2 …

 また、『軍事板常見問題』より
http://mltr.e-city.tv/index02.html
「テロリズムFAQ」から
http://mltr.e-city.tv/faq10.html
「極左テロ」に関する質問
http://mltr.e-city.tv/faq10.html#left

http://mltr.e-city.tv/faq10.html#00875
【質問】なぜ日本共産党は戦前,弾圧されたか?
【回答】基本的には,「暴力革命」という国家転覆を試みる存在だったため。
 初期には彼らは治安警察法の,治安維持法ができてから後は、この法律の適用対象となっていた。
 まして戦前共産党は終始コミンテルンの従属組織であった、コミンテルンから、資金からテーゼから武器まで提供されている。
 外国陰謀組織の手先となって国家転覆を企んでいるのような組織は、左右に関係なく、危険視され易い。
 それでも、国民の強い支持でもあれば、特高による拷問などは問題視されていたかもしれない。
 ところがこれが、共産党にはさっぱりなかった、極右に人気を掻っ攫われたからである。
 例えば,5.15事件では、この被告への減刑嘆願は、殆ど一つの国民運動のごときものになり、実に百万通を超える嘆願書が裁判所に送り届けられている。
 この大衆的支援の事実が、その後の右翼革新運動に大きなインパクトを与えた。
 一方、共産党はどうだったか?と言えば、支持は殆ど皆無だった。
 党員は微微たる数で、しかも労働者がおらず、インテリ同士の観念論争にあけくれていた。
 党方針はコミンテルンの指示に忠実な余り、当時の日本の実態に全く合っていなかった。
 遊女屋で逮捕されたり、つつもたせ事件や銀行強盗を起こしたりと,スキャンダルも続発した。
 その結果、党幹部自ら転向したり、解党を言い出したりする者が続出した。
 こんな党が支持されるはずもない。
 そのため例えば、刑事に追われた党員が、
「俺は労働者の見方の共産党員だ」
と土工に助けを求めたところ、
「共産党がなんだ」
と叩きのめされた、といったエピソードも残っている。
 戦前の共産党がいかにダメだったかは、立花隆著「日本共産党の研究」(講談社)に詳しい(略)

【質問】「行動隊」とは?
【回答】日本共産党がいわゆる武装共産党時代に組織した武力闘争組織。
 1930年1月中旬の拡大中央委員会で決定されて誕生したもので,直接的には選挙闘争におけるビラ播き隊などの防衛を目的とし,拳銃,匕首,ナイフ,樫棒などで武装していた(未使用ながら機関銃も10丁保有していたとする説もあり)。
 彼らは判明しているだけで173名から成り,「警察官その他妨害する者は殺傷せよ,而して活動を通じ,武装衝突の実際的訓練をせよ」と指令されていた(略)


 つまり、日本には当てはまらない主義主張。大部分の日本人は「天皇や資本家に搾取されている」とは考えてもいないのに、ロシア革命当時の「皇帝や資本家から搾取されている」という理論をそのまま持ち込み暴力革命を拝呈していた事実があったから、支持されない、信用されなかったのです。


 それと私見ですが、「革新」というのは「(今までの、あるいは現在の)主流派に対して、自分たちは新しい・最新の考え・これからの思想である」と自称する、あるいはそのように評価されるのであって、それが当時は共産主義・社会主義思想が「新しい・最新の考え・これからの思想」だったため、そのような主張を行う政党・集団を「革新」と称したのでしょう。そして反対勢力に対して「保守」と分類する。そのような一昔前の区別の仕方が現在も改められることなく、惰性で「社会党(現、社民党)」や「共産党」を革新政党、「自民党」を保守政党と分類しているに過ぎないようにも思うのですが。

※ コミンテル…1919年レーニンらの指導の下、ソビエト共産党を中心としてモスクワに創設された国際共産主義運動の指導組織のこと。43年に解散。国際共産党。共産主義インターナショナル。第三インターナショナル
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても長くてまだ全部読みきれていないのですが、取り急ぎお礼を申し上げます。

本題についてまとめれば、yuhkohさんのお考えでは、そもそもニューウエーブを標榜する「革新」が先に出てきて、それに対するアンチテーゼとして「保守」という立場ができたと。で、その区分けが現在までなんとなく引き継がれているので、なんだかよくわからない状態になっているのだ、という理解でいいでしょうか。なるほどと思う面もありますね。

>大部分の日本人は「天皇や資本家に搾取されている」とは考えてもいないのに、

不思議ですね。明治の初めころ?までは一揆や打ち壊しを起こしていた日本人が、どのへんから今みたいにのんきで物わかりのいい国民になってしまったんでしょうか。やっぱり国による教育の目的って愚民化政策なんだろうか? と邪推してしまいたくなります。

お礼日時:2005/03/06 22:33

#7です。


全然言葉が足りていなかった(おかしかった?)ようなので少し補足を・・・
「保守」とか「革新」という言葉は「左翼」とか「右翼」って言葉とごちゃごちゃになってる部分があるのだと思います。
保守=右翼、革新=左翼みたいな。
だから厳密な意味での保守とか革新の定義とは必ずしも一致しない場合もあります。
従来の制度や習慣を壊し、新しくするけど右翼っぽかったり、
逆に従来の制度や習慣を守ろうとするけど左翼っぽかったり。
そんなところでズレが出てくるのではないでしょうか・・・
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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。

そうですね、私も「保守・革新」と「右翼・左翼」の定義を厳密に考えずになんとなくイメージを重ねてしまっていたかもしれません。

お礼日時:2005/03/06 22:11

確かに政策の内容が保守か革新かということで考えると、ややこしくなりますよね。


体制側か反体制側か、つまり右側か左側かということで考えればスッキリするんじゃないですか?
自民党を保守政党という場合の"保守"とは、体制側の方針に対する"保守"ということで良いのだと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、そういう考え方もあるんですね。

そうすると「革新的な体制」とか「保守的な反体制」ってのはありえないということですよね。
たとえば万が一共産党が政権をとったりしたら、その瞬間に共産党が保守党になり自民党は革新党になるということですね?
それはそうかもしれません。

お礼日時:2005/03/05 20:40

 日本の国家体制は明治維新以後から現在まで「立憲君主制」による「民主制」であることは変わりないので、それに対しての保守・革新でしょう。


 
 共産党は自民党による改憲案に反対しているだけであって、改憲そのものに反対しているのでは無いと思いますよ。現に「日本人民共和国憲法」の草案があるのですから。
ttp://clairvoyance.hp.infoseek.co.jp/
 ですから革新が政権が安定政権をとれば、自分たちの主義主張に基づく改憲案を出すでしょうね。なぜならばそれは国民が法に基づく正当な選挙によって選ばれたので、国民がそう望んだといえるでしょう。ただ、現在の段階ではそれを前面に出しては、支持を得ることが難しいから、出さないだけですね。
 それに「9条改悪反対」と主張することで、「平和主義」や「クリーンなイメージ」を宣伝することもできますから。ただ現在では、それら、いわゆる「革新」と呼ばれる集団の主張に、不信感が広まったのです。つまり次のような感じですね。

『民間防衛』(スイス政府<原書房編集部訳>/原書房)より
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562036 …
「『不意を打たれぬようにしよう』
 外国の宣伝の力 国民をして戦うことをあきらめさせれば、その抵抗を打ち破ることができる(略)このことは、巧妙な宣伝の結果、可能となるのである。
 敗北主義-それは猫なで声で最も崇高な感情に訴える。-諸民族の間の協力、世界平和への献身、愛のある秩序の確立、相互扶勤 戦争、破壌、殺戮の恐怖…。そしてその結論は、時代おくれの軍事防衛は放棄しよう、ということになる。新聞は、崇高な人道的感情によって勇気づけられた記事を書き立てる。学校は、諸民族との間の友惰の重んずぺきことを教える。教会は、福音書の慈愛を説く。この宣伝は、最も尊ぶべき心の動きをも利用して、最も陰険な意図のために役立たせる
 このような敵の欺踊行為をあばく必要がある」


>保守派の勢力が強いみたいなので、ということは、みんな戦前の体制のほうがいいと思っている??

 そんなこと思っている保守はほとんどいませんよ。そんなのは「保守」に対するレッテル貼り。逆に言えば、「革新はみんなソ連の体制がいいと思っている??」ともいえますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「日本人民共和国憲法」の草案なんていうのがあるんですね。不勉強で、知りませんでした。ご紹介いただいたURLはうまくつながらないようでしたが、検索したら出てきました。骨子を読んだだけですが、とてもまっとうな憲法のような気がしましたが…。「支持を得ることが難しい」のかなあ?

>そんなこと思っている保守はほとんどいませんよ。

そうですよね。私も「そんなわけないだろうに…」と思いながら、どうもすっきり理解できなかったのであんな書き方になってしまいました。
他の方の回答なども読みながら、当初の疑問についてはだいぶすっきりしてきました。

お礼日時:2005/03/05 20:33

なんだかねぇ・・自民党の一部とかほとんどの右翼はね、戦前の社会への復活うんぬんじゃなくて



旧憲法の第1章天皇の
第1条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇コレヲ統治ス
というのを復活したいのよ。これが第一の目的さ。

日本という国は天皇を中心とする「国体」を護持あるいは維持することが大事だと思っているのね。一方で、できるなら天皇制も廃止すべきであり、譲ったとしてもせいぜい現行憲法の「象徴天皇」程度で良い、というのが革新政党なんだね。

ま、そういう意味では超保守的な考え方の人間は少ないけれど自民党は1955年に成立した時から、旧体制に戻そうというのが(隠れた)目標だからね・・50年たって、世代も考え方も変わっているだろうに・・戦前の特に昭和20年までの社会に戻りたい人は今の日本にはほとんど居ないと思うけれど、80歳以上の高齢者の中にはその時代を「あるべき姿」と思いこみかつ懐かしく思っている人も多いのではないかな。

ま、とにかく、「日本の伝統」(何が日本の伝統かについては議論の余地があるけれど)を大切だと思っている人の中には「天皇制」がその中心だと思っている人も多いと思うよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
つまり(この場合)主権を天皇に戻すことを目標とするのが保守、そうでないのが革新、というとらえ方でよいのでしょうか。

お礼日時:2005/03/05 20:01

そもそも保守・革新というのは「自国の体制」についてどうかと言ったものですよね?



で、何かというと今の保守・革新は「現在の体制」に対して保守・革新なのではなく「戦前の体制」に対して保守・革新なんです。

憲法9条は戦前の体制に相反するものなので、革新派は護憲派にまわり、保守派は改憲派にまわるという構造になっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。よくわかりました。

でも、そうすると新たな疑問が…
No.2さんへのお礼にも書きましたが、今の社会を捨てて戦前の体制に戻りたいなんていう人がそんなにいるのでしょうか?
実際、最近は保守派の勢力が強いみたいなので、ということは、みんな戦前の体制のほうがいいと思っている?? 
どこがいいんだろう? 私には理解できません。

お礼日時:2005/03/04 22:51

保守と革新の考え方はysk26さんの考える通りで良いと思います。



では、なぜ自民党が憲法改正をしたがり、共産党は反対するのかと言えば、日本には現行の憲法の前に「大日本帝国憲法」があったからです。単純に言えば、天皇が主権者であってすべての権力を持ち、「現人神(あらひとがみ:現に人間として生きている神)」であった時代があり、自民党(その一部で特に保守的な考え方のもの)はその時代に戻そうと考えているからです。

超保守的な彼らの考え方によれば、現行憲法は敗戦によりアメリカから押しつけられたものであり、昔からの日本のあり方とは異なっているので、より伝統にのっとった日本を作るために憲法を改正する必要があるのです。これに対して、共産党などの革新政党は、旧憲法に比べて民主的な憲法を維持すべきであり、旧体制にもどそうとすることに反対するのです。

結局の所、憲法改正が問題になるのは、プライバシー権などを認めたりするような現行憲法をより良く現代に合ったものにしようという議論ではなくて、天皇の地位や権力などを昔に戻そうとする考えの下に改正を議論するから、一見逆転しているかのように見えるのです。

このことが判れば、自民党の言う憲法改正は保守的な意図のもとで言われていること、そして共産党の憲法順守の意味も革新的であることが理解できると思います。
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この回答へのお礼

なるほど、保守・革新が問題にしている「従来の体制」っていうのは現在のことではなく、戦前にまでさかのぼるのですか。
説明もよく理解できました。
それにしても、戦前の日本の体制って、よく今の北朝鮮にたとえられますよね。あまり素敵な社会とは思えませんが、保守はなぜそんな時代に戻りたがるのでしょう。

お礼日時:2005/03/04 22:39

政治的な意味合いでの「保守」と「革新」の定義は、


保守=国家や資本家の権力を守る
革新=国家や資本家が保持している権力を国民へ分散させる。
ということができると思います。
従って、保守は全体主義的であり、革新は個人主義的であるといえます。
憲法改正問題について言えば、全体主義的観点から国家の安全保障のためには9条改正が必要となりますが、個人主義的観点から見れば国の安全保障どころか自衛隊も不要ということになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
政治的にみた場合のそのような定義は一般的なのでしょうか?
だとすれば、おっしゃることはよく理解できます。
しかしたとえば、革新―共産党―共産主義―ある意味全体主義的だという気もします。

お礼日時:2005/03/04 22:29

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