
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
補足、拝見しました。
>金額が変わらないのに
同じ値段なら、より良いものを買いますよね。
性能がいいのにわざわざ安売りする必要はありません。
むしろ高品質なのに高額ではなく同じ値段だから
急速に普及した面があります。
そもそもイギリスは交易品の一つとしてアヘンを売ったので
利益を得ることが目的だから、安売りで蔓延させて
中国をアヘン中毒の国にしたかったわけではありません。
>質が良いというだけで蔓延などするものでしょうか?
それだけ依存性が強いので蔓延しました。
これまでの中国国産のようにタバコに毛が生えた程度の物でなく
強い陶酔感を得られるので、一度体験したらやめられないため
無理をしてでも再度利用したくなるからです。
麻薬の依存性の怖い面がでたということ。
>当時でも金額が高ければ購入できる者は限られていた
そのとおり。
普通ならば中流家庭以上でないと難しい価格帯です。
資料の出自を忘れましたが、当時は銀4枚(日本円で10万くらい)。
ただし、現在の葉巻でも値段に大きなばらつきがあるように
当時は添加物でごまかした安価な不良品も多くあったので
値段はピンからキリまでありました。
たとえ値段は高額でも現在の覚せい剤のように、
無理をして手に入れようとして身を持ち崩す人が
後を絶ちませんでした。
No.4
- 回答日時:
>元々中国ではアヘンは栽培して趣向していたのでしょうか?
はい、中国でアヘンは栽培して嗜好品として使われていました。
イギリスが持ち込んだわけではありません。
ただし、海外からのアヘンの持ち込みは頻繁に禁止されてました。
>値段が下がって手に入れやすくなったからですか?
いいえ、イギリス(インド)製のアヘンが良質だったから。
当時は中国製と値段はそれほど変わりませんでしたが、
ものすごくよく効くので急激に流通して中毒患者を量産しました。
>アヘン戦争後のアヘンの中毒者の状況
当時の世界ではアヘンは麻薬というより現在のタバコのような
一種の嗜好品でした。
アヘン戦争はイギリスからのアヘンを禁止する時に
強硬な手段をとったことで起こったもので、
アヘンそのものを厳格に禁止したわけではありませんので
アヘンは流通し続けました。
日本が統治することになった台湾でも蔓延していたので
そのまま禁止すると反日運動が活発化するとして
後藤新平による漸減政策で民間での栽培を禁止して専売にして
50年かけてアヘンを駆逐しました。
(詳しくは後藤新平の阿片漸禁策で調べてみてね)
(Wiki アヘン アヘン史)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98 …
この紛争後もアヘン流入量が縮小されず、市中では次第に
半固形の阿片膏を煙管(キセル)に入れて吸入するように
なっていた。この携行しやすい阿片膏によって、より清国内の
広域へアヘンが浸透、アヘン窟も伝播した。20世紀初頭の
清末には、清国の上流層にもアヘンが一部流れていた
とされており、清滅亡後の1930年代においても、煙管など
吸引用品の取扱店や「大煙」と看板を掲げた煙館など、
アヘン関係の店が各地でみられた。
No.3
- 回答日時:
英国は対中貿易で大赤字だった。
中国は古代から絹織物や陶磁器などを欧州に輸出して大儲けしており、欧州から輸入しなければならないものはほとんどなかった。
もうひとつの欧州の重要輸入品は、インドのスパイスだったが、それは英国がインドを制圧し、植民地化することで大赤字は解消された。
対中貿易も、インドや米国の綿花を輸入し、産業革命の成果で安く作られた綿織物などを輸出して赤字を何とかしようとした。
ところが、中国人には産業革命の成果である産品がほとんど売れなかった。
それでインド近辺でとれるアヘンの密貿易を大々的に始めた。
それに怒った中国清朝は、大々的に取締を始め、困った英国商人は、スポンサーだった英本国の有力者たちを動かして英艦隊を派遣してもらった。
それがアヘン戦争が始まった理由だ。
No.2
- 回答日時:
とりあえず最初の質問だけ
>元々中国ではアヘンは栽培して趣向していたのでしょうか?
アヘンはイギリスによって中国にもたらされました。
中国で自家栽培していればアヘンの危険性も早期にわかったでしょうしアヘン戦争がおこることもなかったでしょう。
アヘン戦争(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%98 …
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satoumasaruさん
ありがとうございます。
そうなると中国ではアヘン戦争以前はアヘンは無かったという事でしょうか?
ある人がYoutubeでアヘン戦争以前も中国はアヘン中毒者が多数いたというような発言をされていました。
>pandaloveloveさん
>いいえ、イギリス(インド)製のアヘンが良質だったから。
>当時は中国製と値段はそれほど変わりませんでしたが、
>ものすごくよく効くので急激に流通して中毒患者を量産しました。
回答ありがとうございます。
この辺について、どのように蔓延していったのでしょうか?
金額が変わらないのに質が良いというだけで蔓延などするものでしょうか?
中国人の半分が麻薬中毒になったと聞きましたが、急速に広まった流れみたいなものはありますか?
当時でも金額が高ければ購入できる者は限られていたのではと推測しますが。
pandaloveloveさん
ありがとうございます。
金額は変わらず品質のみで蔓延したと言う事ですが、これらの論理となるソースなどはありますか?
当時中国人の半数がアヘン中毒に陥ったという話も聞きました。
そう考えるとそんな金持ちが中国人の半数を占めるとは考えずらいです。
また品質が良いというだけでこれだけ大流行するのも疑問が残ります。
アヘンの値段の推移など記した書物等はあるのでしょうか?