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最近ブームの旧車のレストアですが、
事故による修復歴が無く経年で老朽化した車の
フェンダーを外して、エンジンもミッション、ガラスやモールも外して
各所に生じた錆を鉄板を溶接して修理したり
特にフレームの錆を落としたり鉄板溶接して修理し完成させたとして
出来上がったレストア車は修復歴有となるのでしょうか。

査定金額ではなく中古車評価レベルの話です。

A 回答 (1件)

一般的な中古車の評価は、JAAI(一般財団法人 日本自動車査定協会)の『中古自動車査定基準及び細則』によって規定されています。



 また。
 中古車の買い取り価格/販売価格は、イエロー・ブックとレッド・ブックと呼ばれる『市場価格のデータ集』により、モデルやグレード、年式等で概ねの基準価格が決まりますが(イエロー・ブックとレッド・ブックは、年間に2回?だったか、短期間で内容が更新されます)、これらの基準価格から、個々のクルマの程度や改造などで更に価格が増減します。
 その『価格の増減』は、『中古自動車査定基準及び細則』に基いて個々の査定を行い、その結果が反映されます。

 つまり、

>査定金額ではなく中古車評価レベル

・・・両者は別のものではなく、中古車評価レベルによって査定金額が算出されます。

 で、御質問の件ですが。

>出来上がったレストア車は修復歴有となるのでしょうか。

 『中古自動車査定基準及び細則』では、修復歴に関して『自動車の骨格等に欠陥を生じたもの又は、その修復歴のあるもの』と規定しています。
 骨格部がサビているのは『骨格等に欠陥を生じたもの』であり、またそれを修復したものは『その修復歴のあるもの』です。
 故に『中古車評価』では、レストア車も『修復歴アリ』となります。

 結局のところ、査定者にとっては事故の損傷かサビなどの経年劣化か、どちらでもよいのです。
 あくまでも『骨格部までダメージを受けている』『それを修復している』のが『修復歴』となります。

 多少痛んでいても『オリジナル状態を維持している方が価値がある』と言われるのは、こういうことです。
 (日本のレストア屋がよく『やらかす』様に)レストアのついでに社外品のばねやダンパーを組んで車高を下げたり、ホイールを変えて太いタイヤを履かせたりすると、『中古自動車査定基準及び細則』では減額対象となります。

 これらの話、人気がある旧車の実売価格とかなり乖離がありますが・・・それはいわゆる『プレミア価格』というヤツで、人気に対して中古車の台数が少ない為、とんでもない価格が付いてしまっているだけです。(そしてその金額で買うヒトがいる以上価格は下がらず、一方中古車は年を追う毎に確実に減って行って希少価値が高まるので、価格は上がる一方です。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。レストア済を修復歴有と告知している業者を見たことが無いので質問いたしました。

お礼日時:2021/12/29 16:22

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