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太陰太陽暦の時代の初詣は、やはり太陰太陽暦の1月1日が主流だったのでしょうか?

また、もしそうであるならば、
現在も、旧1月1 日(太陽暦で言えば立春になりますか?)にお参りするのが、本来の初詣と言えるかな?とも思うのですが、、、
どうでしょうか〜??

A 回答 (3件)

初詣は江戸時代にはすでにありました。

たぶんもっと古くからあったはずです。なぜなら日本は古代から太陽神信仰があり、古くから元日を特別視していたからです。

江戸時代初期の初詣は、大みそかからから元旦に至る間、家長が近くの氏神に2回参る習慣だったらしく、それがのちに一旦家に帰って年が明けたら再度参るのが「初詣」の原型になったとされています。

なので、ご質問のように本来なら「旧1月1 日」のほうが正しいのかもしれません。日本以外の東アジア国家はこの時期に正月を行います。

ただ、旧1月1 日(旧元日)に意味があったのか?というと、実は今の1月1日(新元日)と理由はあまり変わりありません。

旧元日は「中国の二十四節気の立春に最も近い朔日」で、太陰暦では毎月1日は必ず朔なので、太陽のを24分割した節季とはずれていて両方をそろえるためのルールだったのです。

新正月はグレゴリオ暦ですが、なぜ1月1日があのタイミングなのかというと「春分の日が必ず3月21日になるようにするため」でした。春分は人類にとって「冬が終わって種をまける新しい年の始まり」で、古代ローマの時点で様々な祭りがありましたし、二十四節気も「春分」、仏教ではお彼岸として墓参りするように、世界各国で「大切な日」だったわけです。

旧元日は立春という「春の始まり」を新年の始まりにし、新元日は「春の始まりが3/21になること」を基準にしているわけですから、太陽信仰としての理由としてはどちらでもあまり変わらないような気がします。

また日本人からすればどちらも外来文化ですから、特に旧元日にこだわる必要性はないのかな・・と思うわけです。

ということで、不便があれば変えればいいわけで、宗教でガチガチに固まっていない日本文化なのですから、今の正月を楽しめばいいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

phjさま☆
大変に分かりやすく!、ご丁寧な回答を頂き、さらに共感までして頂いて!、感謝!感謝でいっぱいです!
太陰太陽暦が取り入れてからの1月1日に初詣は、まぁ日本人の誰かはやられていただろうし!
それが記録として残っているのが、その家長だったのでしょうね。
さらに、グレゴリオ歴、つまり太陽暦になりますか?、その1月1日は、「春分の日が3月21日になるようにするため」という事も、初めて知りました。驚きです!!
長年の謎が解けて、気持ちの良い春を迎えられそうです!(^o^)
本当にどうもありがとうございました!☆

お礼日時:2022/01/31 16:10

> 太陰太陽暦の1月1日が主流だったのでしょうか?


主流も何も「暦はそれしかない」のですから、1月1日は一つしかありません。
 
> 旧1月1 日(太陽暦で言えば立春になりますか?)
立春と旧正月は微妙にずれるようで、今年の旧暦1月1日は明日(2月1日)です。
 
> にお参りするのが、本来の初詣と言えるかな?とも思うのですが
好きにして下さい。
現在は太陽暦で動いているのですから、本来も何も今の暦でいいのではないですか。
 
ちなみに「初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事」です。
年が明けて4月になってから始めて神社へ行けば、それが初詣?
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あの・・・・・



そもそも初詣という習慣自体が、明治の鉄道整備に伴い川崎大師さんと当時の鉄道会社の集客策として始まったのです

太陰太陽暦の時代には、特に初詣という明確な風習はありませんでした

普段から近所の寺社にお参りしているので日常の中で自然と行われていただけですね
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