
石黑浩の「ロボットと人間」より下のように引用します。
コロナ禍の状況については、除きます。
<目は素直な感情を表し、口は意識して表現する感情を表す。>
<日本人では、目を隠すサングラスはあまり好意をもたれない。サングラスをしていると相手に失礼だと思う人は多い。しかし、口を隠すマスクをすることに抵抗がない。>
<一方、欧米人はマスクをすることに抵抗を感じる人は多いが、サングラスをすることに抵抗を感じる人は少ない。>
質問は、日本人と西洋人とで、サングラスとマスクに対する感情が相違しているのは、どこからくるのでしょか?
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
#4です。
お礼ありがとうございます。>挨拶でも、欧米人は目を見るが握手をして警戒を解く。
>他方、日本人はお辞儀をして目を合わせない、になったようですね。
挨拶というか「動作で表す敬意」も欧米と日本では異なります。
欧米での「敵意を表さない動作」は
・握手をして、お互いに武器を持っていないことを確認する
・座ったときに足を組んで、立ち上がる動作に2手間かかるようにする
などです。たしかに質問者様のいうように「相手から視線を外さない・油断しない」という認識は強いといえます。
これに対して、日本に限らずアジアの作法では
・手を組む時は、左手で右手に蓋をする(左手を開かないと右手の武器を使えない
・相手に敬意を表すときは手を隠す(東南アジアからインド・アラブにかけて、手をわきの下にはさんで敬意を表します)
・頭を下げる(お互いに信頼しあって、相手から視線を外す)
というものになっています。
アジアでは「左利きは矯正される」傾向が昔から強いのですが、どうも「武器を右で使えないと相手との信頼が得られない」という伝統が強いからだろうと私は推測しています。
また、欧米人は目の色素が弱いからサングラスをかける、というのはその通りだとしても、それは作法とは全く関係ありません。
なぜなら欧米でサングラスをかけるようになったのは1920年代からで、それ以前は盲人が使う程度だったからで、その時代にはすでに欧米とアジアの作法の差は明らかだったからです。
また色素が濃い黒人もアメリカ人なら好んでサングラスをかけますので、人種の違いによる必要性という理由は成り立ちません。
再度の御回答ありがとうございます。
サングラスいついて
1.<欧米でサングラスをかけるようになったのは1920年代から>
2.<色素が濃い黒人もアメリカ人なら好んで>
”生来の色素の濃淡による”は成り立たないのですね。
<挨拶というか「動作で表す敬意」も>東西で違うのですね。
No.9
- 回答日時:
目の色が薄くて弱いのでサングラスでカバーするというのは本当で、受け止め方が違うのは、単にそういう習慣があるかどうかの違いかと思いますね。
わたしはもともと目が弱くて薄い色のついた度付きメガネを子供の頃から使っていますが、よく「色眼鏡」と言われいじめられたりしたものです。
みんながサングラスをして見慣れていれば、珍しくもないでしょう。
マスクにしても、日本人は病院に行く時など、コロナでなくても常識としてマスクをしている人が多いですからね。それで抵抗がないのではないでしょうか。
早速の御回答ありがとうございました。
<目の色が薄くて弱い>が基本的な理由なのですね。
黒目と違い青い目は(私にとって魅力的ですが)、サングラスを必要とすることもあるのですね。
No.8
- 回答日時:
結局子供を出さなきゃ気が済まないんでしょうねえ
子供は相手の目を見ますからねえ
大人は「そんなにじろじろ見やがって」と因縁吹っ掛けて来ますからねえ
見ちゃいけないと教えられるんでしょうねえ
人をじろじろ見ちゃいけないと
大人は怒りますからねえ。このガャキャ~~と
拳骨平手打ちは当たり前ですからねえ。
ライアーライアーみたいに大人は嘘吐きだし
本音を観られたくない様にサングラスをかけ 黙して金が良いというのでマスクをするのでは?
No.7
- 回答日時:
単純に、欧米人は、光に弱い。
MLBを見ていても、サングラスをしている人が多い。
日本人は、比較的、まぶしさに強い。
それだけの事。
マスクも、スキンシップこそが、親愛の証である西欧人には、
マスクの習慣は無い。
ひまあれば、「ちゅっちゅ」してる。
マスクをするのは、余程の重病人だ。
一方、日本人には、スキンシップの習慣は少ない。
だから、マスクに対する抵抗感は無い。
ひょっとすると、「化粧が手抜きできる。」と
思われている。
そんな、大それた事が、理由ではない、と思う。
早速の御回答ありがとうございます。
目が光に強いか弱いかの差によるものですね。
そして、文字通りのスキンシップをするかしないか、が付け加わるのですね。
No.4
- 回答日時:
それは「どこをみて、相手を《安全な人間》と認識するか?」の違いです。
基本的に人間が「敵意」を感じるのはまず目です。日本でも、誰かの視線をずっと受け続けるのは気持ちが落ち着かなくなるし、眉をひそめて見られるといわゆる「ガンをつけた」という状態になります。
つまり人間というのは「視線が合う、視線を送り続ける=敵意の現れ」なわけです。
とはいえ、街中を歩いていると、どこかを必ず見ているわけですから目が合うこともあります。目が悪い人がなんとなく周囲を見ていると、目がいい人にとっては「こっちをずっと見てる?」というように勘違いすることもあります。
神経質だったり、心の病気を持っていると「ずっと見られている、監視されている」という被害妄想を患ったりもします。
だから人間というは「人が集まる場所で、視線によるトラブルにならない方法」を作ったのですが、このやり方が欧米とアジアでは全く異なるのです。
欧米のやり方は「目が合ったら微笑みあう」というやり方が基本です。だから街中や公園などで目が合うと、大体相手はにこっとします。ただし、これも実は厳密なルールがあって
・男対男は、可能な限り早くお互い笑顔を見せること
・男対女は、基本男から笑顔を見せること
・女達女は、可能な限り早くお互い笑顔を見せること
で、つまり「笑顔が得られないと、相手が敵意を持っているかどうかわからず、ものすごく恐怖を感じる」のが欧米社会なのです。
だから「マスクをすると笑顔確認がお互いにできないので、コミュニケーション不足に陥り、公共社会が成り立たなくなる」ので、マスクを極端に嫌うし、真ん中を透明にした「笑顔が見えるマスク」なんていうのも登場するわけです。
その代わりサングラスは全く問題ありません。むしろ「視線を相手に向けない」のでお互いにストレスが減る効果があります。
アジア人の場合、基本的には「視線を合わせない」のが基本、合ってしまった場合は、お互いに軽く会釈をするか、すぐに視線を外す、のどちらかの行動をとります。
そしてなにより重要なのは「視線がきょろきょろしていないこと」で、普通に考えてみてもきょろきょろしている人が街中や電車内に居たら「あいつヤバイ!」と思ってほとんどの人が離れていくでしょう。
アジア人が考える「安全な人」はお互いに笑顔を返す人ではなく
・相手に視線を向けない人
・視線の方向性が安定している人
なのです。
だから、アジア人同士の場合、マスクをしていても全く問題ありません。その代わり「きょろきょろする人」は近づいてほしくないし、やたらに視線を向けて話しかけてくる人も「怖い」わけです。
欧米人は全く逆で、エレベーターや電車、さらに飛行機のように「狭くて視線が合いやすい」ような場合、積極的に話しかけて「笑顔と同等の確認」をしようとしたがります。
だから、欧米人は密集した密閉空間にいるとやたら饒舌になり、逆にアジア人は「お互いにきょろきょろしないように、挙動不審だとおもわれないように、静かに前を向いて無表情で立っている」ことをするのです。
ただ、なぜこういう違いが生まれたのか?はわかりません。
早速の御回答ありがとうございます。
動物の場合でも、相手を凝視しているのは、獲物として襲おうと意図がありますね。
人の場合は「ガンをつけた」になりますね。
これを解消するのに
欧米のやり方は「目が合ったら微笑みあう」。
アジア人の場合「視線を合わせない」。
挨拶でも、欧米人は目を見るが握手をして警戒を解く。
他方、日本人はお辞儀をして目を合わせない、になったようですね。
No.3
- 回答日時:
京大の研究で
生後6ヶ月から3歳の子供120人を
話す人の顔のどこをみているかを調査してみたところ
赤ちゃんは相手の目を見ている
2歳前後では口になるが
3最ごろになると
再び目を見ている
欧米での同じような研究では
1、2ヶ月くらいは目を見ているが
5ヶ月くらいになると口もとを見ている
そういう研究は
コロナ禍以前から
あったようで
海外と日本での
今回のマスク使用での
違いが出たようです
早速の御回答ありがとうございます。
調査によれば、幼児の段階からすでに、違いが出ているのですね。
その違いの発生についての解釈は、次のようになりますかね。
1.先天的なものによる
2. 後天的なものによる、環境・育児など。
今後の研究発表が待ち遠しいです。
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