A 回答 (16件中1~10件)
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No.1
- 回答日時:
愛は、人間を正しくするもので、僕が知る限りそれが死を超える唯一のものと言う事になる。
それは永遠を代償にしても得る価値のあるものなので、愛は永遠に勝る。例えば、愛は活人剣の様なものです。斬ることによって人を生かす。それは本気の一筋であまりにも高貴で切実なので、防ぎようがない。ただ、斬られた人はその愚かさを斬られる。なので救われるが、最も手に入れたいものを手にすることが出来なくなる。(それは愚か者が愚かな形で手に入れたいと思うものだからです。)
それで、今度は自分が愛を発動する側に立つようになる。それを不思議な因縁と言う事になる。
ただ定義は定義に過ぎないので、実感である愛は、ここで記載することは出来ません。誰かから、実際の人生のワンシーンにおいて、愛(=命)の言葉や態度の現れとして貰うしかない。
大げさな話じゃない。真剣に生きている人にとっては、愛に出会う事は当然の現象と言えます。しかし、真剣でないので、愛に目覚めることが出来るとも言えます。
端的に言えば、【人を本気にする生き方の原因】、それが愛です。
それが恋愛なのか、友愛なのか、親愛なのか、師弟愛なのか、色々あるとは思います。
以上が私の回答です。
「愛と誠」は漫画も読んでないし、ドラマも映画も見ていませんでした。この年になって初めてyoutubeでテレビドラマを見ています。
こういう内容のドラマがゴールデンタイム(多分)にお茶の間に流れていたとは、今の感覚では驚きです。
梶原一騎の風貌は現在の社会では拒絶されるでしょうが(笑)、なかなかの文化人であったと改めて評価できます。
このドラマのテーマは、正に仰るような愛の解釈であると思います。そしてそれは、「愛」というものの概念の重要な性質の一つであると思います。
ネルーの言葉をよく読んでみると、その「愛」は身近な人間関係だけでなく、広く国家社会に及んでいて、故にその戦いの熾烈さを感じます。
そのことは、スカルノにしても、スーチーにしても、カストロにしても、ガンジーにしても、周恩来にしても、やり方は異なるけれど同じ思いであったと思う。
No.6
- 回答日時:
愛とは
・傍観せず共に苦しむ事
・己の可能性を信ずる事
・弱い心に打ち勝つ事
・一歩踏み出す事
愛だ愛だと乱発しても、そこに勇気が無ければ愛ではない、
言い返れば一歩踏み出さない傍観者には愛が無い、と言う事です、
更に言い換えれば、愛の反対は傍観であり、無関心です
愛の別名を勇気と言うのです。
仏教で説く慈悲と似ています。
更に深く思索すると、「汝自身を知れ」に行きつくのです
あらゆるものを疑うことができる。
けれども、自己(アートマン)の存在を疑うことはできない。
その奥にある大我(本当の自己)も否定できない。
その「大我に根差した行動」が、究極の愛です。
しかし、凡人には、そこまでは無理だよね。
実践がなければ愛と言っても観念になってしまいますね。
また、空回りする実践をしても、迷惑にしかならないこともあるでしょう。それは、双方にとって悲しいことです。
テレビなどを見ても、いかにも傍観者的なコメントばかりです。「愛が消えた文明」、尾崎豊ならそういう歌を作るでしょう。
「慈悲とは母の愛に似たり」と言います。
>「大我に根差した行動」
これが慈悲なんでしょうね。観念では分かるような気がしますが、やろうと思ってもおそらく今の自分では持続させることは難しいだろうと思う。
どうすればできるようになるのか?と考える昨今です。
No.7
- 回答日時:
愛とは 活かし合うことだと思います。
母性のように無償の愛も在りますが
互いが活かしあって燃え上がるのでしょう
愛と誠 は読みましたが それこそ愛だと思います。
色んな愛の形が在ると思います。
>愛とは 活かし合うこと
そうですね、それでこそ意味があると思います。
早乙女愛の愛は一途ではあるのですが、どうも宿命に縛られた感じがします(テレビ版では)。それも、確かにあること、強くあることだと思いますが、
それを脱しなければ、そう努力しなければ宿命の螺旋から抜け出せないと思います。
テレビ版は昨夜から今朝にかけて一気に見てしまいました。
早乙女愛と大賀誠にはとても興味を持ったので、コミックを全巻(中古の安いやつ)買ってしまいました。
No.9
- 回答日時:
愛は不思議です。
なぜ自分のところに舞い込んだのか、因縁によると言うしかありません。国家の善き指導者も、名も無き縁の下の力持ちも、彼ら自身が何かの縁で愛を知ったことがあるのは明白です。具体的に、彼ら自身の人生の中で、誰かとの出会いをしているはずです。世の中には社会的地位の高低に関わらず、”爬虫類脳”で生きている人間もいます。乳幼児期に心身の脅威に晒されると、人の心の一部が爬虫類の段階にとどまると言うトラウマの研究があります。この爬虫類脳の機能は、フリーズです。凍ると言う事です。こころを凍らせて核を護る防衛本能です。これが解凍されている人でも、少年期に脅威に晒されると、哺乳類脳でこころの一部の発達がとまってしまいます。哺乳類脳の機能は、闘争と逃走です。さらにこれらをも解きほぐした先にあるのが人間脳で、人間脳の役割は社会性の発揮です。
他の人と心の交流を為し、円滑に社会活動を行えると言う人本来の機能が発揮されます。心が開かれている状態です。
私の推測ですが、戦争や乱、家庭崩壊などが起こると、信頼と安心が失われて、この人間以前の発達段階の脳機能で生きざるを得ない状態に人々が追い込まれ、それが負の業となって孫子の世代に継承されて行くのだと思います。
この継承を断ち切るのも愛しかありませんが、閉じた心の扉は内鍵で、その本人しか開くことが出来ないのです。その本人自身が、他の人を愛そうと言う気が起こらない限り、心は解けない。
ニャンポコさんもご存じの通り、愛は自分勝手とは反対です。
なので、どの様な種類の愛にせよ、自分が欲しいと思うのではなく、相手の幸せを自分が叶えたいと思うのが愛です。尽くしたいと思うと言う事です。
その相手が国民であれば国の指導者足り得、家族なら家長足り得、異性なら伴侶足り得、子供なら大人足り得、友なら友足り得ると言う事だと思います。
その愛が公的で広範に及ぶか、私的な範囲で留まるかは愛の対象の違い、自分が誰を、何を愛したいかに帰するのであり、愛の本質が変わるわけではないと私は思います。
ただ、愛は平等では無いとは思います。
人としては皆を尊重するけれど、愛する人は基本的におそらく一人になると私は思います。
青年期には恋人・伴侶であり、成人期には自分の子供であり、壮・老年期にはどうなるのか知りません。もしかしたら、壮・老年期になってやっと、他の多くの人を”適切な距離感”で愛せるようになるのかも知れません。
相思相愛から片思いになり、最後は思っていることすら相手には知られない境地に至るのかも知れません。
私もまだ多くの事が分からないではいます。が、
青は藍より出でて藍より青し
愛もまた伝わるごとに紅さを増して、人々の生命の象徴となるのだろうと思います。
愛を知ったなら、自分が愛を発揮する場に立つと言うのは、やがては出藍の誉れと言われるようなことを目指すようになるのでしょう。
あの人のように・・・という気持ちですね。
私が男性だからかもしれませんが、愛を行使できるのは女性の方が圧倒的多数の様な気がします。母性が原型なのでしょうか。
力で負けてもこころで克つので、高貴さを伴う。
爬虫類脳や哺乳類脳で人生を終えると言うのは、いくら才能が輝いたとしても、その血は青いままであったり、濁ったままなのです。哀しいことです。
あほなさんの深い思索が感じられるご回答です。
私は、「愛の対象」が人生の中で自分の前に現れてくるものだと感じています。それは仰る通り「縁による」こと以外には考えられません。
これまでの人生で私は二人の女性を深く愛しました、「愛そうとした」と言った方がいいかも知れません。
それは、早乙女愛の愛に近かったかもしれません。そして、お互いの宿命の螺旋を越えたのかどうか?それは分かりません。
>世の中には社会的地位の高低に関わらず、”爬虫類脳”で生きている人間もいます
強烈な言葉ですが、正に仰る通りです。仏教の十界論をご存知かどうか分かりませんが、十界論で説くところの「餓鬼、畜生、修羅界」です。
要するに利己的な欲望に支配されている精神状態のことです。
哺乳類はそれでも家族や仲間に対する愛があるようです。しかし、爬虫類になると仲間や子であっても捕食の対象になったりします。
恐ろしいことにそういう人間が増えていると私も強く思います。
何故そういう現象が現れるかと言えば、幼少期の体験が強く影響しているとは思いますが、私はその人の考え方=哲学が強く影響していると思います。
例えば、歴史上多くの権力者が戦争を起こしました。その背景には、我ら王侯貴族のみが人であり、庶民などいくらでも湧いてくるものであるという考え方が間違いなくあったと思います。
もう一つは、世の中は弱肉強食であるという考え方です。これらの考え方=哲学がある限り、戦争(武力行使のみではなく)はなくならないと思います。
長くなりましたので、ここいらで。
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