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キングメーカー大統領を作った男
を観てきました。金大中氏の半生だったのですね。2つ質問です。

1、金大中は政権交代を成し遂げたヒーロー描写でしたが、史実としても正しいですか?
1、作中の参謀は実際は政治家にはならずに影のままだったのですか?

A 回答 (1件)

>1、金大中は政権交代を成し遂げたヒーロー描写でしたが、史実としても正しいですか?



ヒーローですね。クーデターをおこした朴正熙軍事独裁政権に抵抗して、何度も命を狙われます。その後、国外で活動しているときに日本でKCIAによって拉致され、韓国で刑務所に収容されます(金大中事件)。

朴正熙が暗殺されたことにより、韓国で民主化運動が高まり一度は保釈されますが、全斗煥がおこした軍事クーデターで再び逮捕、この軍事クーデターに抗議した群集に対して弾圧(光州事件)、この首謀者として再び逮捕され死刑判決を受けます。

その後韓国で全斗煥から盧泰愚政権にかわり民主化がすすみました。金大中も釈放されます。そして金大中は1997年の大統領選挙で当選します。文化面では、韓国左派政治家でありながら親日の姿勢を貫き、彼の代になって、初めて韓国において日本文化が解禁されたのです。

何度も弾圧され、命を狙われつつ、大統領になった、これはヒーローといえるでしょう。ここまで腹の据わった政治家って日本にはいません。

映画については実話をもとにして、いろいろフィクションもはいっているでしょうね。ですからそのような参謀がいたのかどうかはわかりません。
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