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どこかで聞いたんですが、少し古い時代の欧州で連続強盗をしていた犯人男性が、現地の警察官たちによってついに逮捕されたそうです。 その際に、まだ比較的新米の警察官が犯人へ、このように語ったとか
「強盗なんて罪を犯した以上はある程度重い刑罰を受けることは避けられない、だが君とて同じ人間だ。 真摯に反省して罪を償ってから、真人間に戻り家族の元へ帰るんだ?」
と改心を促すように語ったそうです、犯人は逮捕されて落ち込みながらも、多少はうなづいていたそうです。

けれど、それを聞いていた警察官上司があとで、新米警察官にこう語ったそうです。
「・・・甘いなあ君は? まだ新米であるからだろうが。 強盗なんて犯罪をしでかした犯罪者に改心なんてありえないのだよ。 早いうちにその甘さは捨てた方が良いだろう」
と。
それに対して、新人警察官は戸惑いながらも、少しだけ上司に反論したそうです。
「し、しかし。 ・・・お言葉ながら、一度罪を犯した者でも、刑務所で真摯に反省をして、出所してからは、二度と罪を犯さずに家族と共に生きている者もいくらかはおりますし?」

その言葉に対して、警察官上司はさらにこう続けたそうです。
「それは、刑務所で味わった刑罰の辛苦を再び科されるのが嫌なだけで、表面的に罪を犯すのを辞めたにすぎず、本質は変わっていないのだよ。 一度でも罪を犯した者は、永遠に犯罪者であり犯罪者予備軍だと心得るべきだよ、本心からの改心などありえない、犯罪者には重い刑罰を科してその恐怖で縛っておくしかないのだ」
・・・と、その厳しい言葉に、新人警察官はしばし言葉を失ってしまったとか。

でもどうなんでしょう、一度でも罪を犯した者は、本心からの改心などありえないと皆さんは思いますか? 
それとも、罪を犯して刑罰を科かされた者でも、真摯に反省して本心からの改心はあり得ると思います?
皆さんからのいろんな回答を待っていますね。

A 回答 (3件)

犯罪者が真に改心はあり得ない?


  ↑
人によるでしょう。
中には本当に改心する人もいるんじゃ
ないですか。

参考となると思われる事実を
列挙しておきます。

・常習犯の95%には、染色体異常が 
 発見されています。
・収監者の過半数の脳には異常がありました。
・一卵性双生児の片方が常習犯になっていると
 もう片方もほとんど例外無く常習犯。
・女性8人を殺害した大久保清の父も祖父も
 同じ犯罪を犯していました。

・現役の刑務官、刑事や犯罪仲間によると
 本当に反省している犯罪者は皆無だそうです。

・性犯罪者の病質はよく知られています。
 それで、米国では認知行動療法という心理学的
 治療や、化学的去勢といわれる薬物療法で
 ある程度、効果を上げています。

・死刑囚と面接。 米国の話。
 真摯に反省している姿を見て、知事などを
 説得して死刑を免れることに成功。
 やれ嬉しや、ということで再び面会したら
 元の悪党に戻っていた。
 演技ではなく、死を目前にしたから
 反省したのだろう、死が遠のいたので 
 逆戻りしたのだ。
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この回答へのお礼

助かりました

初犯で本心から改正更生できるかは、人によるのでしょうね。
でも常習犯となる人たちは、染色体や脳に何らかの障害を抱えていることが少なくないと、勉強になります。
ただ、本心からの改心は少ないようですね、残念ながら。
ベストアンサー差し上げますね。

お礼日時:2022/09/28 16:42

まず、再犯者は、質問のストーリーでは対象外なので、回答では無視します。



さて、以下の2パターンで考えます。
A)罪を心底から悔いてないが、刑罰を再び受けないよう犯罪をやめた
B)犯罪の責任を悔い改め、心の底から更生・改悛し犯罪から離れた
宗教的、倫理的に考えるのなら、AとBは違います。
しかし、社会経済的に考えるのなら、どちらも犯罪を犯さないので、結果は同じです。

社会政策を考えるのなら、Aを前提にするかBを前提にするかで当然に対応は異なります。
個別のケースがどうかではなく、どちらが多数か、あるいは再犯率が社会政策上無視できない程度に起こりうるかどうかの判断により、矯正刑によるのか隔離刑によるのかが異なります。

犯罪の類型によっても、詐欺や窃盗といった経済犯罪と、覚せい剤や麻薬などの薬物事犯に関しては、再犯率が高いと言われます。
逆に、殺人犯や破壊活動などの重罪については、そもそも社会復帰(釈放)まで肉体的・精神的な時間経過が長いので、再犯に機会が乏しいこともあって、再犯率は低くでます。

また、社会状況によっても犯罪の動機が影響を受けます。

例えば、高度経済成長期やバブル景気で世の中が好況に沸いていた時期は、犯罪の発生件数は比較的少なくなり、再犯率も低くなります。
一方、バブル崩壊や長期にわたる経済低迷の時代になると、再犯率は高くなり、経済事犯が増えます。

とすると、「真摯に反省して本心からの改心」はそれほど多くないという判定になるものと思います。
何故なら、心底から犯罪の罪深さを知り繰り返さない者が多数であるなら、経済状況が何であれ再犯率は上がらないはずだろうと考えるからです。

他方、犯罪には止むに已まれぬ事情での犯罪もあります。
例えば、長期の介護疲れで精神を病み、困窮により将来を悲観し、という子が親と心中または親を殺してという事件が時折起こりますが、このような事件の加害者はけして順法意識が低いわけではなく、それを押さえこんでなお強く勝る過酷な現実が犯罪行為を引き起こしてしまったというものだと思います。
そのような場合には、当事者の死亡によって犯罪の動機が消失するとともに、罪の意識も増幅され、自己の行為の罪深さに心底から改悔の気持ちを強くすることもあるでしょう。

多種多様な犯罪があります。
様々な「欲」に駆られた犯罪は「自己中心的気質」の結果なので再犯率は高くなるでしょう。
逆に追い詰められての犯罪は悔い改める気持ちを強くするのだと思います。
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この回答へのお礼

Thank you

ふむふむ、真摯な反省改心のすることは少ないみたいですね。
単なる欲に駆られたために犯した犯罪は、再犯率が高いようです。
追い詰められた状況で犯した罪は、悔い改めることが比較的多めなようです。
回答ありがとです。

お礼日時:2022/09/28 16:40

あり得るかあり得ないかだとあり得ます。


罪の種類や生活環境など、様々な要因によります。

性犯罪とかなら、再犯率は高いし
もう精神病院に入れちゃった方が
良さそうですけどね。。。

ま、良く言われるのは、失業率が高くなると
犯罪率も高くなる。とか

ある程度稼げて、ある程度自由な暮らしで、ある程度の幸せな生き方を見つけたら、犯罪をしなくても生きていけますからね。
むしろ犯罪などしたくもないでしょう。

警察官ってのは、ベテランになればなるほど
再犯者との遭遇に出会すのが高いからだと
思います。
犯罪歴がついて、何十年も社会出ておらず
社会に馴染めずとかで、再犯者も中には
います。

なので、改心しない人もいれば
改心する人もいます。
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この回答へのお礼

ありがとう

再犯するかどうかは、人によるんですね。 
ベテラン警察官ほど、常習犯と出くわしてしまうんでしょう、納得です。
回答ありがとです。

お礼日時:2022/09/28 16:37

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