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判決は理不尽でしたが、命令とはいえ、清水の罪悪感のなさがまったく伝わりませんでした。
命令だったと言い張るし。
命令なら自分の子供も殺せるの?
腑に落ちません。

A 回答 (9件)

この疑問の回答には二つの視点があると思います。



何度かリメイクされた物語で質問者さんがどの作品をご覧になったのか分かりませんが、私が見たフランキー堺さん主演版や脚本では清水豊松は上官に命じられた物の、気が弱くて米兵を殺せず怪我をさせただけという設定です。でも、裁判では彼が殺したとして死刑判決を受けてるんですね。

一つの視点は、
戦犯の裁判で、十分な証拠も揃えない裁判で、本人の弁明の余地もほとんど無いまま、判決が下されていた多くの例があるんですね。当時の日本人の中には連合軍の復讐心を満たすだけの裁判に憤りを感じたり、無実で処刑された人への同情が大きい時期だったんだと思います。そういう時代を背景にしていると言うこと。

二つ目の視点は、
質問者さんが腑に落ちないと感じるのは当然なんです。でも、戦争前を考えてみると、現代で左翼の急先鋒の朝日や毎日などの姿から信じられないほど、戦争を煽る極右の立場でした。国民を煽って戦争に駆り立てたという意味でマスコミにも歴史的な責任がありませんか。日本のマスコミが、自分たちが戦争を煽ったことを反省・謝罪して出なおしていれば良かったんですが、自分たちは国家権力の圧力を受けて報道せざるを得なかった被害者だと、被害者ぶることで責任から逃げたんですね。それが戦後の日本の立場を支配した左翼の立場です。だから、悪いのは全て国。それ以外は可哀想な被害者となるんです。そう考えると、主人公を被害者として描くのも納得じゃないですか。
ただし、冷静に考えれば質問者さんが感じたように、国民の一人一人にも少しづつ責任があるとも言えますね。
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米兵士を自分が殺そうと決めて、殺したら、罪悪感を感じる、感じない、と言えるでしょう。



「上官の命令は天皇の命令だ!!」と命令されたら、それは、絶対拒否できません。
質問者様は、あの状況で、命令を拒否できますか???
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それは清水という主人公の個人的考えですからそれも仕方ないかと。

全員が腑に落ちる結末なんて無いのですから。
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実際に戦時中は自分の子供を殺しているでしょう。


赤紙一枚で自分の子供を戦地の送っているでしょう。

私は戦後生まれですから玉砕・特攻隊。自爆など、腑に落ちませんでした。
でも今の若者を見ていたら納得がいきました。

今の若者はマニアルが無いと動けないのですね。
それはやってはだめ・こうしなさいなど、言われれば動きますが、すべてマニアル通りしか動けない人が多いです。

私は天邪鬼ですから、命令されると反発するほうなので、不思議でしたが今の若者を見ていれば、命令なら何でもするように感じます。
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だから戦争をしてはダメということ。

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戦争を知らない子供たち

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それは今のあなただからですよ。


時代がそうさせたんです。
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命令されたら従うしかないし、命令だからと言い逃れするしかない、そんな程度の小市民がほとんどなのが現実であり、そういう小市民を殺人者に仕立て上げるのが戦争、というテーマです。


主人公は、上空から眺めれば腑に落ちない行動をしてしまう愚かでまあまあ善良な私たちのひとりである、というリアリティを以て作られた映画です。

主人公が自己欺瞞の欠片もない公明正大な人物では描けない物語・テーマがある、という事を理解すべきです。
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腑に落ちない話だから何度もリメイクされているのです。


青天白日に消化できたら65年前のフランキー堺版で終わっています。
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