報道等で「容疑者は精神科への通院歴があり、責任能力について・・・」などといったフレーズをよく耳にしますが、
1.重度精神障害者の犯罪は、やむを得ないと解釈すべきなのでしょうか?

2.責任能力が無いと判断された場合、賠償責任等も無くなるのでしょうか?
 
3.責任能力が無いと判断された人は、通院等の義務は生じるのでしょうか?

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A 回答 (3件)

1.重度精神障害者だからではなく、責任能力や他行為可能性がなかったとき、やむを得ないと解釈すべきです。


例えば精神障害のために相手に危害を加えられるかのような幻覚を見て、逆にやり返した(つもりの)場合。犯人にとっては正当防衛で、ほかの行為を選択する可能性など考えられなかったわけです。やられた方にしてみれば全く理不尽ですが、幻覚を見たのなら、やったことの責任をとらせるのは無理だという考え方です。

2.だからといって、やられた本人はたまったものではありません。心神喪失による責任能力が問題になるのは刑法の話なので、損害賠償請求はできます。減額はされる可能性が高いでしょうが。

3.ほかの方が書いてらっしゃるように措置入院制度がありますが、平成6年から10年までの間に心神喪失・耗弱とされ無罪・減刑された3.805人中、措置入院になったのは58%、その他入院が21.1%、通院が4.5%だそうです。

参考;山口幸博『「精神障害者の犯罪」を考える』鳥影社



蛇足ですが、私が考える問題点は、犯行時からかなりの時間が経過した時点での精神鑑定にいくらか無理があることと、恒常的に重度な障害があるわけでもないのに、治療を怠った精神障害者の犯罪が免罪されていることです。

特に後者について、「責任能力なし」とされることは納得がいきません。

たとえば自分の意思で覚醒剤をつかって前後不覚になり犯した犯罪なら、責任を問われます。インフルエンザにかかっていそうだと自分でわかっているのに病院に行かず、人にうつす人は迷惑です。治療すべきだと自分でわかっているのに通院を怠った者を、なぜ問責できないのでしょう?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私の疑問点1~3は解消しましたが、
>治療を怠った精神障害者の犯罪が免罪されていることです。
といったことについては、釈然としませんね。障害が原因で通院を拒むことも考えられますが、ならば管理者が必要な気がします。難しい問題ですね。

お礼日時:2005/04/17 19:41

1)現在の刑法の体系は「意志のある人間が行った行為」を裁くためのモノです。

だから「行為に対して責任が取れないモノ」、例えば自然災害や動物-中世においては立派に被告としての権利があったのです-が起こした事象に関してはそれ自体の責任を問うことはありません(台風を逮捕したり、犬を縛り首にしたりはしないでしょ?)
 同様に(というとやや乱暴ですが)精神が病に冒されていて行為の責任を取ることができない人や、幼すぎて責任の意味が分からない者は刑事裁判に掛けないことになっています。
 このような法制度を是認しているのは我々ですから、当然この様な者が犯罪を犯すリスクは我々が社会的コストとして負担しなくてはならないのです。

3)現在、措置入院という制度があります。これは、精神障害のため、自分自身を傷つけ、他人に害を及ぼすおそれのある者については、精神保険指定医二人以上の診断結果にもとづき、都道府県知事の命令によって強制的に入院させることができる、というもの(犯罪とは関係ありませんが、捕まって不起訴になれば当然この対象になるでしょう)。
 ところが、これ、運用方法が決められてない上に、解除は医者一人の判断でできるのです。しかも犯罪を犯した者だろうが何だろうが、入院先は一般の病院(費用は公費負担なのですが、やっぱり普通の病院としては荷が重い)。

で、これを改善しようと国会に提案/可決されたのが「心神喪失者医療観察法」。7月から施行される予定です。これは、殺人などの重大犯罪を犯した精神障害者を専門の医療施設で治療することや、退院時期の決定に裁判所が関与することなどを定めています。
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この回答へのお礼

大変解り易いご説明ありがとうございます。質問内容の表面だけでなく、そこから読み取れる私の真意まで読み取ってのご回答感謝します。
1.についてきっと「やむを得ないと解釈すべき」とは思ったのですが、民主主義国家のシステムとして是認し、社会的コストと受け止めるという図式は、非常にわかりやすかったです。精神障害がゆえ無罪放免というのはなんとも解せないと思っていましたが、社会的には我々が認め、つくったルールてことですね。
3.についても、改善の課題をのこしつつも、対策されてるという事ですね。
質問への回答を通じ、質問内容だけでなく、法と個人の関係を再認識できました。

お礼日時:2005/04/14 02:23

精神障害であるがゆえの犯罪、というのはほとんどないと言います。

このような話は差別から生まれたもので、むしろジャーナリズムとして異常なやり方だと思います。

責任については、運転免許の学科で3つの責任を学ぶでしょう。
1法的責任
2道義的責任
3社会的責任
運転免許でも1はうるさいから守る、3は運が悪いと思って文句をたれる、2は「社会でついていけない」と無視する現状です。車の免許更新の時に本をくれますが、現実と照らし合わせてはいかがでしょうか?

話を戻しますが、かりに責任能力がなくても賠償は別に存在します。また、通院の義務なんてのはある意味病院を制裁につかうという、本来の病院の意味から大きく反します。
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この回答へのお礼

私の質問内容に不備があったんだと思いますが、
>責任能力がなくても賠償は別に存在します。
以外、何をおっしゃりたいのか、さっぱりわかりません。
>通院の義務なんてのはある意味病院を制裁につかうという、本来の病院の意味から大きく反します。
確かに反社会的で非人道的なのかもしれません。つまりそんな義務付けは無いってことでしょうか?
もしそうだとすると、精神障害者が犯罪を犯す→精神鑑定により無罪もしくは減刑→事件以前の日常に戻る→再犯・・・・が、続いてもおかしくないですよね?
精神障害であるがゆえの犯罪と、法が認めたわけですから
、そもそも原因はわかっていますので。
3つの責任において常識の範囲で理解しておりますが、仮に法的責任に問われなかったとしたら、道義的、社会的責任を感じない(障害により)ケースもあるのでは。

私の質問の内容は、運転免許の学科や免許更新の本でわかる類のものでしょうか?

せっかく回答いただきましたが、個人の主観的感情論を聞いても、問題解決につながりません。

お礼日時:2005/04/14 01:54

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Q精神障害者手帳2級とはどのレベルのなのでしょうか

最近身内になった方が、精神障害者手帳2級を持っていることを知りました。

普通に遊んでいますし、喋れます。料理もしているし、ゲームもしています。
普通の生活はできていると思います。

仕事はできないそうです。
たまに頭が痛くなるとか。

なぜこのような質問をしているかと申しますと
子作りをしていると聞いたからです。

薬を飲んでいないなら妊娠してもいいと書いてあるサイトは見ましたが、子育ってって楽じゃないですよね。
私にも子供がいますが、やはり大変でした。
普通の人でも精神的に不安定になると思います。
ことあるごとに「鬱だから」と言ってひきこもる彼女が、このタイミングで子供を作っていいのか疑問なのです。
友人だったら応援するかもしれません。
しかし、身内となると、そうは言っていられません。
何かあった時に産まれてきた子供がかわいそうです。

※鬱病の方を批判しているわけではありません。

中立なご意見をお願いします。

Aベストアンサー

あなたの身内がどんな精神障害かは解らないですが薬で症状が和らぎ普通に生活できる人もいます。
理解あるパートナーが本人の調子の悪い時に100%面倒(家事、子育てなど)を見てくれるならまだ良いですがなかなかそういう訳にもいかないのが結婚生活だと思います。
そんな状況下で育てられたこどもは不安ですよね

2級ともなると年金が支給されるほどのかなりの重度なので一人では生活できない程度です。
自己の判断もできない状況が多々あると思われます。
そんな人が子育てはちょっと無理かな、子育てが出来るなら仕事もできるんじゃない?と思うのは当然ですよね。
私もそんな状況で子育てには賛成できません

ですががやはり決めるのは本人です
あなた自身がいろいろと調べた結果それを踏まえてアドバイスするのは良いでしょうがそこまでにしておいた方が良いのかもしれません。
強要すると症状が悪化するかもしれないのでなるべくその方の両親を通した方が良いかもしれない。

Q精神障害者の犯罪:不起訴処分になったら被害者への保証ゼロ?

刑法第39条についてのスピーチを作成しているのですが、わからない事が次々出てきて困っています(**)

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すでに質問の中におかしな点があったらすみません(**)!!

Aベストアンサー

他の方も書かれていますが、民事と刑事は別です。分けて考えましょう。

 刑事は、当人の責任を問えなければ終わりですが、民事であれば、保護者の責任等を追及することも考えられます。ですから、

>無罪になったら、被害者の方は、加害者や責任機関になんの保証も請求できなくなる、というのはわかった

というのは、分かっていません、誤解です。

 なお、不起訴と無罪は違います。無罪は、裁判を経て罪がないとされたもので、不起訴は、理由はさまざまですが、検察官の裁量の中で、(証拠が十分でなかったり、起訴するまでもないという判断から)起訴をしないことを決めたものです。
 以前も別の質問をされていたように思いますが、人前でのスピーチということでしたら、少しきちんと刑事関係手続きの入門書や、心神喪失者医療観察法制定当時に行われた議論や本を読む等された方がよろしいかと思います。

 精神障害と刑法39条の話は、かなりデリケートな分野の話で、付け焼刃の知識で簡単に語れるような話ではないと、私は思います。
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 ちなみに、刑法39条の適用があるのは、「精神病者だから」ではなく、「本人が犯行時点で心神喪失状態だったから」です。今回のご質問を読むと、この違いが分かっていないように見えます。

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Q犯罪者の生活保護の受給について

生活保護を受けている親戚が障害で訴えられてしまいました。

もしそれが有罪だった場合は、生活保護は打ち切られるのでしょうか?

また罪の重さによっても変わるのでしょうか?

教えて頂きたいです。

Aベストアンサー

 No.1です。
 自分の知識に少々誤解があり&若干混乱が見られるので、訂正かたがた整理したいと思います。

 1.生活保護を受けていた方が単身者だった場合
 制度を厳密に運用すれば、No.3=No.4の方の仰るとおり、逮捕の時点で生活保護廃止の決定が下っても、文句は言えません。
 但し、不起訴・起訴猶予あるいは執行猶予等で無罪になる可能性がある等すぐに釈放される可能性が高い場合、福祉事務所の判断ですぐには廃止とせずに『停止』に止めておく、という判断がなされる場合も有るようです。犯罪者には、判決が確定するまでは「推定無罪の原則」が働きますので・・・。いずれにしても、「廃止」にするか「停止」にするかの最終決定権限は福祉事務所にあります。
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 生活保護を申請する自由は、日本国民誰でも持っています。前科が有ろうとなかろうと関係ありません。それはNo.2の方の仰る通りですが、但し逮捕後の収監中はそこが留置場だろうと拘置所だろうと刑務所だろうと、そこにいる間は生活保護費は一切出ません。繰り返しになりますが、少なくとも寝る場所と食事は確保されているので、犯罪被疑者もしくは受刑者としての「健康で文化的な最低限度の生活」は保障されているからです。

 2.生活保護を受けていた方の世帯に他にご家族場がいる場合
 この場合は、逮捕された方を世帯からはずし、残る世帯構成員には今までどおり保護費が支給されます。但し、家族構成が変わるので、保護費の額に当然変動(おそらく減)が出ます。どのぐらい減るかは状況しだいですので、福祉事務所のケースワーカーに直接お尋ねください。
 逮捕された方が戻ってこられた場合には、再度世帯員増の手続がとられることになるでしょう。

 No.1です。
 自分の知識に少々誤解があり&若干混乱が見られるので、訂正かたがた整理したいと思います。

 1.生活保護を受けていた方が単身者だった場合
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Q精神病患者の受け入れ施設について

はじめまして。 長文になってしまいますがご容赦下さい。

私には精神病患者の31歳になる兄がいます。
病気が発症したのは、12年前のことで初めの症状は鬱と不眠症でした。
それから多数医療機関を渡り歩いても、症状が軽くなることはなく、睡眠薬の乱用に走り、脅迫神経症と統合失調も発症してしまい、7年程前に医療保護入院を余議なくされました。
退院後は、県の比較的規模の大きな病院に通い、統合失調症の症状は見られなくなり、脅迫神経症の症状も緩和しました。

ですが最近では、
・病気からくるわがままがひどく、過剰なまでに自己本位な考えの元、 行動する
・また、自分の思い通りにいかないと激情しやすい
・暴力的な言動、行動がみられる
・極度の対人依存、薬物依存、医療機関への依存症状がみられる
・夜中に回りを考えず、自己本位な行動をとる(睡眠のリズムが崩れ、 協調性に欠ける)
・著しく能力が低下し、簡単な計算すらもままならない
・対人関係のトラブルを巻き起こしやすい
・自分の病気に対しての認識が希薄である
・自己管理能力が著しく低下
・虚言癖がある

このような症状が強く出るようになり、家族間のトラブルが多く、精神的に参ってしまっています。
極力、本人の能力を引き出せるように、福祉団体の手を借り、社会復帰のめどを立てたいと思ってますが、
それが上手くいかず、将来、両親が動けなくなった時や、他界した時のことを考えると将来が不安で仕方ありません。

最後の手段として、兄を一生預かってくれるような施設や、病院はないのでしょうか?
いくつかの病院や公的機関に相談しても表情を曇らせ、社会復帰の部分のことしか話してくれません。

どなたか何か手がかりや知っていることがあれば、教えて下さい。
よろしくお願いします。

はじめまして。 長文になってしまいますがご容赦下さい。

私には精神病患者の31歳になる兄がいます。
病気が発症したのは、12年前のことで初めの症状は鬱と不眠症でした。
それから多数医療機関を渡り歩いても、症状が軽くなることはなく、睡眠薬の乱用に走り、脅迫神経症と統合失調も発症してしまい、7年程前に医療保護入院を余議なくされました。
退院後は、県の比較的規模の大きな病院に通い、統合失調症の症状は見られなくなり、脅迫神経症の症状も緩和しました。

ですが最近では、
・病気からくる...続きを読む

Aベストアンサー

元医療関係者(精神科経験)です。

>最後の手段として、兄を一生預かってくれるような施設や、病院はないのでしょうか?
いくつかの病院や公的機関に相談しても表情を曇らせ、社会復帰の部分のことしか話してくれません。
 まず、一生預かってくれるような施設や病院はないといったほうが良いと思います。
 少し前から医療機関での入院や入所期間の短縮が政府から言われていて、可能な限り地元の開業医と連携して社会生活に戻す事が今の医療の流れです。

でも、ご家族の病気による問題に困り、疲れ果てているご家族が多いのも事実です。

私が知る中で可能な対策は・・・
・精神科デイケアや作業所などに通い、日中はそこで過ごすようにする⇒生活リズムがつくこと、医療者がサポートしてくれるので社会の中での治療が可能
・援護寮の利用⇒この施設は数が少ないですが、家庭や1人暮らしに向けての生活の練習(日常生活一般から投薬、受診など)ができる。でも、一生は無理です。ある程度の期間が区切られているはずですが、それは施設によってだと思います。
・ヘルパーや訪問看護・訪問診療の依頼⇒これは地元の開業精神科で聞いたほうが良いと思います。大きな病院は行っている施設が少ないです。また高齢者の介護とは違うので精神科で聞く方が確実だと思います。

最終的にはご家族がどうしても対応しきれず疲れ果ててしまうようでしたら、今通院中の病院の担当医にお話しされて毎月などの定期で3~5日の短期入院をお願いしてみてはいかがでしょうか?
理由としては『家族の看護疲れのため』で。
上記の短期入院は私が元いた病院では受け入れていましたが。

お求めになっている内容とは違う内容の回答しか出来ず申し訳ありませんが、参考だけにでもなれば・・・。

元医療関係者(精神科経験)です。

>最後の手段として、兄を一生預かってくれるような施設や、病院はないのでしょうか?
いくつかの病院や公的機関に相談しても表情を曇らせ、社会復帰の部分のことしか話してくれません。
 まず、一生預かってくれるような施設や病院はないといったほうが良いと思います。
 少し前から医療機関での入院や入所期間の短縮が政府から言われていて、可能な限り地元の開業医と連携して社会生活に戻す事が今の医療の流れです。

でも、ご家族の病気による問題に困り、疲れ果て...続きを読む

Q書類送検て意味があるのですか?

よくニュースで事件の結果書類送検しました!と
言うのを聞きますが
書類送検された当人たちには
実質的になんの痛みもないのではないでしょうか?

一体書類送検てなんなのですか?
よく分からないので教えてください。

Aベストアンサー

>結論から言えば、有罪ではあるけれども
その罪は軽いので
書類だけですましてあげますよ。とうことですね。

違います。有罪か無罪かが決まるのは裁判の結果です。いわゆる送検(書類送検でも身柄付き送検でも)というのはあくまでも裁判の前提となる起訴の更に前の段階の捜査の話です。捜査段階ではあくまでも犯罪の嫌疑だけであって、有罪無罪は確定していません。
だからその段階で「痛み」云々を論じるのは時期早尚なのです。その後どうなるか判らないのですから。
身柄付き送検だと時間制限があるので捜査が進捗していなくてもとりあえず制限時間内に行わなければなりませんが、書類送検には時間制限がないので捜査を続けて一段落したら検察に事件を送ってその判断を仰ぐ、とそれだけの話です。元々、身柄拘束はその必要性がない場合にはやってはいけないというのが原則なので、必要がないから身柄拘束していない、身柄拘束していないからいわゆる書類送検をする、ただそれだけの話です。
身柄を拘束するのは必要だからであって、身柄拘束は制裁ではないのです。警察が逮捕した=有罪だと思うのならそれは勘違い以外の何ものでもありません。身柄拘束は、裁判をするのに必要だからやってるだけです。制裁は裁判により有罪となって初めて受けるのです。少なくとも刑事手続としては(社会的制裁はそれ以前に受けてしまうことはよくありますがね)。

どうもお解りでない様子なので刑事手続の概略を説明しておきます。

1.事件が起こる。
2.捜査機関(通常は警察)が事件を知り、捜査が始まる。
3.捜査により犯人と事件の内容が明らかになった。
4.検察が起訴するかどうか決める。
5.起訴すると公判が始まる。
6.判決が出て有罪無罪が決まる。
7.有罪の判決が確定すると刑を執行する。

というところ。ここで3と4の間で警察から検察に事件を“必ず”引き継ぎます。この引継ぎの原則形態がいわゆる書類送検です。つまり、書類送検は本来の原則としては“必ず”行うものなのです(全件送致の原則と言う。例外として微罪処分とか色々ありますが)。捜査段階で身柄拘束をした場合にはいわゆる身柄付き送検をするのですが、この場合にはいわゆる書類送検はしなくてもよい(二度手間だから)ということになっているだけで、いずれにしても検察に事件を引き継ぐことが必要です。なぜなら起訴するかどうかを決めるのは検察だから。
つまり、書類送検とは検察以外が捜査した事件について捜査が一段落付いたところで捜査機関から検察へ事件を引き継ぐことでしかないのです。その後にまだ起訴の判断、起訴すれば公判(ただし、略式の場合公判は開きません)、判決、有罪なら刑の執行と手続は残っているのです。
だから、途中の段階で「痛み」云々を論じるのは“時期早尚”なのです。
まだ終わってないんですよ。(一応)終わったのは捜査だけです。手続はまだまだ途中なのです。

>事実上形だけでなんにも効果がないように
おもえます。

当たり前です。本来そんなところに効果がある方がおかしいのです。有罪の判決を受けてそれが確定しない限り無罪なんですからそこで少なくとも法律的な「効果」があるようではおかしいんですよ。だから“時期早尚”だと言っているのです。

何度も言いますが、いわゆる送検は“途中経過”でしかないんです。途中経過の段階で「効果がない」などと言うのは、的外れもいいところです。途中経過なのですからそこに効果など期待するのがおかしいのです。「効果」なんてのは最後まで行って初めて論じるべきものであって、途中で効果がどうこうなんていうことが筋違いなんですよ。そういう発想が冤罪を産むんです。

繰返して言いますが、いわゆる書類送検後に起訴されて有罪判決が出る例などいくらでもあります(ちなみに実際に書類送検される場合、取調べを受けますが、これがかなりうっとおしいし面倒臭いです。これだけでも結構な事実上の不利益ではあるんですよ。速度違反で赤切符に署名押印している場合ですら、後で検察に行って取調べを受けなきゃならないんです)。そこまで見て初めて効果云々を論じることができるのです。
速度違反を例に挙げましたが、速度違反で逮捕しない場合は、いわゆる書類送検でほぼ100%罰金刑以上の有罪判決(罰金刑の場合多くは略式命令ですが)です。

>結論から言えば、有罪ではあるけれども
その罪は軽いので
書類だけですましてあげますよ。とうことですね。

違います。有罪か無罪かが決まるのは裁判の結果です。いわゆる送検(書類送検でも身柄付き送検でも)というのはあくまでも裁判の前提となる起訴の更に前の段階の捜査の話です。捜査段階ではあくまでも犯罪の嫌疑だけであって、有罪無罪は確定していません。
だからその段階で「痛み」云々を論じるのは時期早尚なのです。その後どうなるか判らないのですから。
身柄付き送検だと時間制限があるの...続きを読む

Q生活保護者が、罰金や違約金に困ったらどうなりますか

ふと疑問に思ったのですが、

生活保護を受給している方が、
何らかの起因で多額の罰金や違約金
の支払いが必要になった場合、どうなるのでしょうか?

1) 例えば毎月数万円の返済の場合、憲法で保障される文化的な生活が出来ないと思いますが、
憲法違反にはならないのでしょうか?

2) 1)で憲法違反の場合、生活保護費の増額はありえるのでしょうか?

教えてください。

Aベストアンサー

私の知り合いはケータイ会社の違約金を必死に払っていますが1円も増額されていません。


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