プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

彼女が全くわけがわからない映画だった、といっていて、
僕も難聴なんで、一緒に見て、邦画だぁ~、って
思ったくらいで、私は内容は彼女に教えてもらいましたが、
細かい台詞回しとかを聞いているわけではないので、
意図を理解し、自分の考えを言うことができず、
彼女の苛立ちのフォローがしにくいです。

知りたいのは、
●どんな考えがあって、あの映画が作られたのか。
●ARATAさんがやっていた役(おじいさんのお見舞いとか行ってた人)
、どんなひとなんだ?ってことです。
(なんで、おじいさんのお見舞いに?ほんとに弟?なんで最後燃やす?)
●また、各自、思いがあれば聞きたいです。

私もきいてみたいです。

お願いします。

A 回答 (1件)

一般受けしやすい芸術作品を作ってきた是枝裕和監督ですが、「ディスタンス」はちょっと分かりにくかったですよねー。



と言うか、僕もよく理解出来たわけではありませんが、僕なりの考えを述べさせていただきます。
ちょっと長文です。すみません。

僕はこの作品を「カルト教団をモチーフにして、人間の真理を問いかけた実験的作品」と考えています。

この作品では、カルト教団の一員であった家族を亡くした人々を描いていましたが、ドキュメンタリー・タッチで「ありのまま」を描いていたため、その心理にスポットが浴びる事はほとんどなく、登場人物が「何を考えているのか?」という事が非常に分かりにくかったように思います。

ただ、登場人物たちの心を見せない代わりに、登場人物を観客に投影させて「あなたはどう考えますか?」という問いかけをしているように僕は感じました。

「自分の家族がカルト教団に入ってしまったら?」
「カルト教団とは本当に存在自体が悪なのか?」
「そもそも悪とは何なのか?」
「自分たちは真実を追求する事から逃げているのではないのか?」

この作品はこんな事を僕らに問いかけていたように思います(そこかしこにこのようなセリフがありましたよね)。
つまりは正義と悪は表裏一体であり、「人間の真理とは何たるや?」という事について考えさせられる作品でした。

いかがでしょう?
分かりにくですよねー(笑)。
ビデオが出たらもう一度見てみたいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そうなんですか、、、

あれはそういう感じのものでしたか。
ホント、僕としては、字幕版も出して欲しいものですよ。。

同監督の「ワンダフルライフ」も、見たいっすよ。
今、仙台ではフォーラムという場所で今週いっぱいの上映なんで
もう一度いってみたい気はします。
カメラの動きも気になりますし。新鮮ですよね、彼女は酔っちゃうみたい(笑)

また、関連書籍も購入してみようかな。
少しはまってみたい気もする。

ありがとうございます!!

お礼日時:2001/09/10 22:03

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