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「畳のへりを踏んではいけない」って、いつの時代から存在したマナーなんでしょうか?

ドラマ大奥で、言及もされていないのに誰も畳のへりを踏んでおらず感心しました。
が、マナーというのは後発的にできたものも多く、本当にこの時代「畳のへりを踏んではいけない」ってマナーがあったのかな?とも思いました。
このマナーはいつ頃から存在したものなのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 皆さん、ありがとうございました!
    大変勉強になりました。
    BAは「江戸幕府公式のマナー」を教えてくださった方へ。

      補足日時:2023/01/25 18:55

A 回答 (5件)

江戸時代に武家の間で畳のへりに家紋を入れるのが流行ったそうです。


武士にとって家紋を踏みつけるのは切腹モノだったんでしょうね。その頃からのマナーだそうです。

※安土桃山時代からという説もあるようです
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この回答へのお礼

安土桃山時代からだとすると、3代家光の時代に畳のへりを踏まないのは正解なんですね。

お礼日時:2023/01/24 23:08

回答じゃないですけど


イマドキの畳の縁は合成樹脂の太目の繊維だったりして丈夫ですが
昔のはそれなりの布製で傷みやすかったらしくて
「踏んだり擦ったりすると痛んで見た目も悪くなるから」という理由で
「踏んじゃいかん」と言われてた...とかいうのを
遠い昔のどこかで聞いた気がします。

なので「いつから」に戻ると、畳の縁が布製の頃から、じゃないんですかね
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この回答へのお礼

畳の縁が布製なのっていつからなんでしょう?
戦国時代には既に高価なものではあるものの畳は存在した、というのは知ってるんですが、畳が畳として生まれたときにはもう布だったのかしら。

お礼日時:2023/01/24 23:08

今のような畳は平安時代に貴人の座具や寝具として用いられたものです。


それ以前は菰(こも)や筵(むしろ)を寝具(敷物)にして、上は昼間の着物を掛けて寝ていたということです。
それが高級化して畳になったので、他人が踏み込むものではなかったはず。畳の縁(へり)は結界のような意味もあったでしょう。

部屋に畳を敷き詰めるようになったのは、室町時代に武家屋敷の書院作りが登場してから。身分に応じて豪華なへりを使ったり家紋を織り込んだりしていたそうなので、家来がむやみに踏んだりすることはなかったと。

その頃に発達した茶道でも、茶室の畳1枚を何歩で歩くとか縁を踏まないとか右足から踏み出すとか、各流派に細かい作法があります。

しかし、江戸時代に幕府の公式作法とされた小笠原流礼法では、畳の縁をふまない決まりはないそうです。そもそも例えば将軍の前などでは大名でも畳の上を歩いたりせず、膝をついたままにじって進む「膝行」が当たり前でした。

そんなこんなで畳の縁は踏まないというマナーが定着したと思われます。
武家以外が畳を敷くようになったのは江戸時代後半だそうです。それ以降でも貧しい町人や農民の家には畳はなかったでしょう。
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この回答へのお礼

大奥は武家の物語ですから、江戸時代ですね。公式作法なんてあったのか。
江戸時代も長いですが、公式作法になったのはいつの頃からなのか…上様の御前以外の場所でも踏んでいなかったので、公式作法関係なく「身分が上の人はそういうマナーが身についている」という仕草だったのか、あるいはへりを踏めば視聴者から批難が来ると思って時代考証をする以前にそう決めたか…

お礼日時:2023/01/24 23:07

海外からくる旅行者のための


日本でのマナーに
畳のヘリを踏むな
その上に座るなというのがありました

理由として
侍の時代に
忍者が床下から
ヘリの隙間から刀を突き刺して
上の侍を殺すということがあり
日本の人は
ヘリを踏んだり
その上に座ることを
大変きらいます
とありました

日本人だけど
知らんかった
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この回答へのお礼

ヘリの隙間から忍者が…というのは聞いたことがありますが、これは後々の世で面白くするための逸話かなとも思っています。
大奥では座るときはへりの上に座ってますね。
他の方の言う通り、「上様の御前では立ち上がらずにじり寄る」ならどうしてもへりの上に座ることはありますしね。

お礼日時:2023/01/25 00:32

>畳の縁が布製なのっていつからなんでしょう?



最初からです。
最初がいつかというと、遅くとも平安時代です。
この頃の畳は部屋全体に敷き詰めるものではなく、人が座るところにだけ敷きました。
縁のデザインは身分によって決められていたそうです。

マナーがいつからあるのかはわかりませんが、縁は弱いのでなるべく擦り切れさせないようにという理由で踏ませないというのは現実的だと思います。

私たちの日常でも大人を指して「彼は犬食いをしません」なんてわざわざ言いませんし、犬食いしないことに感心しませんよね。
小学生にもなれば犬食いしないことは常識的な食事マナーだからです。
畳の縁も同じことだと思います。
幼児の躾のシーンや不作法な人の性格描写の演技として言及することはあるかもしれませんが、常識的に知っていて当然なことをドラマの中であらためて言うことはないと思います。
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この回答へのお礼

へー!
勉強になりました!

お礼日時:2023/01/25 18:54

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