遅刻の「言い訳」選手権

タイトルの言葉に関する質問です。
どちらが正しい用法でしょうか。
それとも、どちらも正しいのでしょうか。
教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (3件)

現在の共通語(東京弁に基づく)では、口語五段活用の動詞には可能の助動詞「れる」「られる」を使用せず、もっぱら可能動詞が使われます。


「駅までは歩いて行かれる」と言うと、「方言だ」と思う人が多いでしょう(関西の人間はそうは思わないのですが)。
それなのに、この場合「寝付かれない」が東京の人にも違和感がないのは、この「れる」は、ちょっとなじみがないかも知れませんが、「可能」ではなく「自発」(自然とそうなる)の用法だからです。
「故郷のことが偲ばれる」
「先のことが思いやられる」
これらの場合に可能動詞は使われません。

「飛びつくことができない」の意味で「飛びつかれない」と言ったら、東京の人は、「それは方言で、『飛びつけない』が正しい」と言われるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
詳しく教えて頂き、驚きかつ深謝です!

で、お答えから導き出されるのは、
(1)寝付ける(可能動詞)
   寝付くことが出来る。
(2)寝付かれる(自発の助動詞)
   (自然と)寝付く。

否定の、寝付けない、寝付かれない、の場合
(1)寝付くことが出来ない。
(2)(自然にしていても)寝付く状態が訪れない。

という微妙なニュアンスの違いがある、と理解しましたが、間違っていませんよね?

ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/18 09:03

同じじゃないですか??



「行けない」と「行かれない」くらいの
言い方の違いかと・・・。

本当は#1さんのように文法的に説明できると
良いのですが・・(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
なるほど、同じなのですね。

お礼日時:2005/04/17 07:54

どちらも正しいと思います。



「寝」をなくして、付けないと付かれないを考えると、

付けないは、「付ける」(可能動詞)+「ない」
付かれないは、「付く」+「れる」(可能の助動詞)+「ない」

ですね。
通常は、前者の可能動詞を使いますが、
後者は「付かない」に可能の助動詞「れる」を加えたもの文法的にはおかしくないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変よく分かりました。

お礼日時:2005/04/17 07:51

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