RHL 7.0J を使っています。かな漢字変換サーバと通信できませんという表示が出ました。
エディタ(xemacs)を使っていたところ、日本語表示は出きるのですが
漢字への変換ができなくなってしまいました。
漢字端末(kterm)でも shift + Space でひらがな表示にはなるのですが
変換ができません。
心当たりは、ネットスケープナビゲータを使っていて 検索エンジンで
kinput(?) でしょうか shift + Space を使って日本語を入力していたのですが
急に日本語変換ができなくなったのが始まりです(関係があるかどうかはわかりませんが)。
対処法があれば教えてください。そもそも変換サーバとは何なのでしょうか?
宜しくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
atonです。
なにか本題とずれていってしまってるような…。「そもそも変換サーバとは何なのでしょうか?」だからいいのかな?>リモートかな漢字変換サーバーというのは、telnet 等で
>遠隔操作時に使うということでしょうか?リモートだから…。
ちょっと違います。以下比喩なので,事実とは異なりますが,だいたいこういうものだと思って読んでください。
かな漢字変換サーバーは,Webサーバーのように,ネットワーク上のサーバーとして働きます。その仕組みを,Webサーバーの動作に喩えると
ユーザーがかな文字列を入力し,変換操作を行う
↓
クライアントアプリ(Webの場合はブラウザー,漢字変換の場合はkinput2)が,サーバーに,例えばCGIを介して「このかな文字列を変換してくれ」と要求を送る
↓
サーバーはそのかな文字列を漢字文字列に変換してクライアントアプリに返す
↓
クライアントアプリは,その文字列を(もとのかな文字列に置き換えて)画面上に表示する
という感じになります。もちろん,Webサーバーと同様に,このサーバーがたまたまクライアントアプリと同じマシン上にあっても,このメカニズムはちゃんと機能します。
この方式の利点の一つは,辞書を一元化できることです。異なるマシン上でかな漢字変換を利用しても,同一のかな漢字変換サーバーを利用していれば,同じ文字列をいちいち複数のマシンで登録する必要がありません。また同様の理屈で,他人の作った辞書を利用させてもらうことも容易にできます。
クライアント側からネットワークを介してかな漢字変換サーバーに変換要求を出すからリモートなんでしょうか。で、自分のマシン上で動いている変換サーバに要求を出すからローカルとなる。(実際はもっと難しそうな気もしますが。)
本題とずれている質問に親切にもかかわらず
お答えいただきありがとうございます。
No.5
- 回答日時:
redhat7ユーザでないので詳細は少し違うかもしれませんが、
現在この書き込みをしているマシンはredhat7の遠縁の親戚である
Kondara/MNU Linux 2.0です。
/etc/rc.d/init.dあたりにcannaやjserverを起動するスクリプトがあり、
ブート時に自動的に起動されているはずです。
ルートになれるのであれば次のような手順で漢字変換サーバを起動できます。
sh /etc/rc.d/init.d/canna restart (cannaの場合)
sh /etc/rc.d/init.d/FreeWnn restart (FreeWnnの場合)
ただし、一連の書き込みを見るとcannaserverは動いているのに
変換できていないので、個人の設定がcanna以外の変換サーバを
利用する設定になっているように思います。
redhat7も商用版の場合Wnn6とかの商用変換サーバが付いている可能性
もあるのでそれも確認した方がいいでしょう。
ただし、詳細を知らなくてもいいなら一番簡単なのはマシンをリブートすることです。
あと漢字かな変換サーバという言葉の問題ですが、一般にサーバとは
ソケットインターフェースを介してサービスをしてくれるソフトウェアを
総称してサーバと呼び、クライアントはサーバにお願いして仕事をしてもらう
ソフトのことです。
そもそもソケットインターフェースはネットワークを介してもよいし、介さなくても
よいです。
細かくいうとネットワークを介する場合はリモートホストとローカルホストになりますし、ネットワークを介する場合でも同一ホストに閉じている場合もあります。
ループバックアドレス(127.0.0.1)で仕事をする場合など
ほかにはUNIXドメインソケットというインターフェースでも通信できるので
漢字かな変換サーバはそちらを利用している場合もよくあります。
Linuxの場合はUNIXドメインソケットを利用すると/tmp以下に
特殊ファイルを生成するので
file /tmp/*
とするとsockファイルが存在するのが分かるとおもいます。
わざわざリモートホストの漢字かな変換サーバを利用する個人設定を
していないならばローカルホストの漢字かな変換サーバ(jserver,cannaserver)に
kinput2は接続しているはずです。
接続できないということはローカルホストの漢字かな変換サーバが
異常終了したなどの理由で接続できないということです。
手もとのKondaraの環境だとこのあたりの設定は
env
すると
環境変数(IM_EXEC)に設定されているので
IM_EXEC=kinput2 -canna -cannaserver localhost
となっています。(私はカンナユーザです)
あとpsでも次のようにlocalhostのcannaサーバを変換サーバとして
利用していることがわかります。
$ ps ax |grep kinput
1530 ? S 0:02 kinput2 -canna -cannaserver localhost
1881 ttyp0 S 0:00 grep kinput
$
こんなんでどうでしょうか?
この回答への補足
アップデートの最中に日本語環境が破壊されて(でいいのでしょうか)
困っていました。そのとき、cannaも起動していました。こんなことって
よくあるのでしょうか。
また、リブートしてもcanna は起動するのにやっぱり改善されませんでした。
すみません。。。。結局7.1の誘惑に負けてしまいまして。(バージョンアップ…)
あっ、補足になっていませんね。すみません。
>詳細を知らなくてもいいなら一番簡単なのはマシンをリブートすることです。
リブートして駄目だったので、アップグレードインストールという手段で解決しました(解決というのでしょうか)。
サーバーというとなぜかでっかいマシンを想像してしまって…
詳しいご説明ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
>>どうもスタンドアローンでお使いのようですから
>なぜ、そう考えられたのでしょうか?宜しければ
>教えてください。
「スタンドアローンで」というのはちょっと誤解を招く表現でした。
「リモートのかな漢字変換サーバーを使わず,ローカルのかな漢字変換サーバーとアプリケーションが通信して」という意味です。
どうしてそう思ったかというと,
・インストール時のデフォルト設定は(普通)そうなっている
・リモートかな漢字変換サーバーを使うには設定の変更が必要
・(失礼ながら)そういう設定の変更ができる人ならばこういう質問はしないはず(「かな漢字変換サーバー」が何であるかがわかっているはず)
という理由からです。
#Fookyさんのご回答,私も参考になりました。
早速のご回答有難うございました。
リモートかな漢字変換サーバーというのは、telnet 等で
遠隔操作時に使うということでしょうか?リモートだから…。
かんな とか Wnn は 文字変換のためのアプリケーションである
ぐらいの認識だったので、「サーバーと通信ができません」と表示され
驚きました。(お恥ずかしながら)
No.2
- 回答日時:
主に,
・かな漢字変換サーバが立ち上がってない
・kinput2が立ち上がってない
が原因として考えられますね。
前者。
リブートしてもだめですか?これが原因なら,リブート
すれば戻るはずです。これが原因でかつリブートしても
ダメなシリアスな問題なら、ブート画面に何か異常を
知らせるメッセージが出てると思うので,注意深く
見てください。ブートが終わってからdmesgコマンドや、
more /var/log/messagesで見てもいいんですが。
かな漢字変換サーバが走っているかの確認は,
コマンドラインでps axって打って,
cannaserver.bin、jserver, atokmngdaemonなどという
プロセスが走ってればOKだと思います。
(1つ目は使っているかな漢字サーバがかんなの場合、
2つ目はWnn、3つめがATOKの場合)
後者。
kinput2が走っていないと、kterm, Netscape, xemacsなどは
かな漢字変換ができません。(xemacsは実は他にも方法がありますが)
従って,コマンドラインからps cxを実行して,kinput2が
走っているか確認してください。無かったら自分で立ち上げる。
とりあえず,kinput2 &と打ち込んだら立ち上がります。
オプション指定は色々あるんですが。kinput2 --helpで
ヘルプを見てください。
でも、大概,最近のディストリビューションでは
ログイン時に勝手にkinput2が立ち上がると思うんですがねぇ。
ktermなどがかな漢字変換をするとき、
kterm --(読み仮名)--> kinput2 --(読み仮名)--> かな漢字変換サーバ
kterm <--(漢字)-- kinput2 <--(漢字)-- かな漢字変換サーバ
という動作を繰り返して変換をしているようです。
この回答への補足
ご回答有難うございます。
ps ax を実行したところ、cannaserver -syslog
というものが表示され、cannaserver.bin は表示されませんでした。
また、kinput2 は ps ax でも ps cx でも出力されました。
ただ、何かの拍子に日本語が飛んでしまいまして(2度目)。
少し長くなってしまいますので,別質問に致します。
日本語が飛んだ。 → GNOME で 日本語の所が 空白(何もなく)なりました。
きちんと再起動後にはcannaもkinput2も起動していました。
新しくインストールしてしまったのではっきりしたことはわかりません(汗)。
丁寧なご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
RedHat Linux は触ったこともないのですが,誰も答えないようなので…。
RHL 7.0J の製品情報のページを見ると,日本語入力としてWnn6とAtokの名前が挙がっています。Wnnはクライアント-サーバー形式でかな漢字変換を行うので(Atokはどうか知りませんが…),かな漢字変換をするためにはWnnサーバー(これが「かな漢字変換サーバー」と呼ばれるものだと思います)が立ち上がっていて,さらにそのサーバーがどこにあるかをアプリケーション(かな漢字変換クライアント;この場合はXEmacsやkterm,あるいはkinput)が認識している必要があります。
思うに,何らかの拍子でリモートあるいはローカルのWnnサーバーが落ちたか,リモートのWnnサーバーの位置が変更されたかしたのではないかと思います。
どうもスタンドアローンでお使いのようですから,前者の可能性が大ですが,それでしたら一度再起動すれば,かな漢字変換サーバーが(普通は起動プロセスに含まれているので)復活するのではないかと思います。
参考URL:http://www.redhat.co.jp/products/redhat7j.html
早速のご回答,有難うございました。
>どうもスタンドアローンでお使いのようですから
なぜ、そう考えられたのでしょうか?宜しければ
教えてください。
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